タイトーがゲームセンターでの価格を一回120円に値上げをするみたいです。
個人的には「遅すぎた!」と思うぐらいですが。と、いうのは、これはもう10年以上前からゲーセンの100円は採算があわない、と言われてきましたので。
例えば3D格闘ゲームの基盤。最新作だと40万円以上が普通です。お客さんが4000人プレイして、初めて黒字になる・・・こうなると町の中小のゲームセンターはやっていけないのも当然で。しかも、ようやく黒字になったあたりでコンシューマに移植されてしまったら、ユーザーも離れる。最近では家庭用でもネット対戦も始まって、まさに踏んだり蹴ったり。
考えたら100円でインベーダーの時代から変わらない、というのもすごいですな。よく持ったと褒めてあげたいぐらいで。
ですが、やはり人間、慣れがあるから100円+コイン数枚、となると、急に煩わしいイメージがどうしてもわいてくる。そのためにはいっそアイマスのように、1プレイ200円、500円3プレイなどで統一してもいいんじゃないかとは思います。一時的にお客さんは減るでしょうが、ゲーセンでしか出来ないゲームはまだまだありますので。
あるいは統一基盤でメニューから複数のゲームをチョイスしてプレイできる、バイキング方式など。もっとも、ここにはメーカー間の壁がありますが・・・
ゲーセンはふらっと入って気になるゲームをちょっとやってみる、あの気軽さが何よりですから、家庭用ゲームとは違う市場はぜひ残って欲しいですねえ。