後世の歴史家が日本の当時のコロナ対応の馬鹿々々しさを象徴する愚策
アベノマスク配布始まる 7100万枚、配送費用は3億5000万円 前に話題になっていた愚策がついに本当に行われる結果となりました・・・元々アベノマスク自体が無用の長物で、なんでこれまで倉庫に金かけて保存されていたかと言えば、発案者の安倍元首相の体面を保つため以外の何物でもなく。 そして今回の配布でさらに3億以上の金がかかる。単純廃棄なら6000万で済むものが6倍もの金額。そして、これによって何ができるかと言えば、今となっては何の役にも立たない小さな布マスクをばらまき、「安倍さんのやった方策は一定の効果があった」という世間体を作ろうという、心底くだらない話。 つくづく思う。この国の東大、京大と言ったいい学校を出たエリート官僚がこんな意味不明の結論を出すようになったシステムとはいったい何なんだろうかと。己の出世のため、あるいは保身のために忖度と解釈の捻じ曲げ、一部政治家にすり寄るを繰り返したゆがみが、こんな子供でも分かる愚かな結論にたどり着いたのかと。 ちなみにこの金額を日本中の今、貧困に困っている子供への民間支援を行っている「子ども食堂」に食料がどれだけ補助できるか?ウクライナ戦争での難民医療、食糧支援がどれだけできるか? そもそも、政治家一個人のためにどれだけ無駄な金を使うことを許すのか? アベノマスクこそ、後世の歴史家が日本の当時のコロナ対応の馬鹿々々しさを象徴する愚策として語られるようになるだろう。