テーマ:TVで観た映画(3799)
カテゴリ:映画 ヤ行
あらすじ パリのコンサート会場で、アンリはかつての友人の妻で 今は未亡人となったセヴリーヌと偶然に再会する。 セヴリーヌのあとを追うアンリだが、過去を忘れたい セヴリーヌは彼から逃げ・・・。 感想 『神曲』等で知られる 現役最高齢監督 100歳のマノエル・オリヴェイラ監督による 『昼顔』の38年後の物語。 ユッソン役は前作同様、『家路』の ミシェル・ピコリだけど、セヴリーヌ役は カトリーヌ・ドヌーヴではなく 『ランジェ公爵夫人』のビュル・オジエが 演じていて、かなり違和感あるな~ 配役が変わっただけでなく、主人公はセヴリーヌから ユッソンに変更され、監督も変わったという事で かなり『昼顔』とは、ちゃう雰囲気やったな。 上映時間は70分と短くなったけど 刺激に満ちた『昼顔』とは違って あまり話が進まへんから、めっさ長く感じた 『昼顔』は音楽が流れへんかったけど これは、音楽に支配された作品でしたね。 クラシックが苦手な人は、 眠気を誘われる事間違いなし まぁ、ヨーロッパ映画賞主演男優賞の 候補となったピコリの演技は良かったし 『昼顔』は解釈の難しい映画だったので オリヴェイラ監督の解釈が聞けた点は、良かったが。 出演者はその他、オリヴェイラ監督の孫 『わが幼少時代のポルト』のリカルド・トレパや 『家宝』のレオノール・バルダック等。 『夜顔』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 オープニングのオーケストラは良いんやけど 長っ! オーケストラをバックにしたパリの風景も 必要以上に、長かったよな~(´Д`) ユッソンとセヴリーヌが、延々と食事をする場面も 長いと感じたけど、重要なシーンなのでまだ良いが 後片付けは、延々と見せられたくなかった(笑) セヴリーヌは、やっぱりマゾで 子供を産みたくなかったんやね。 セヴリーヌ「過去とは別人なの」 確かに、別人やもんな(笑) ドヌーヴが出なかった事を逆手にとった感じやな。 貞淑な女でなくなり、興味を失った筈なのに 執拗にセヴリーヌを追いかけるユッソンも 別人のように感じたよな。 見た目も、特に頭髪(笑)が別人やったのに 38年ぶりの再会で、よく気付いたよな(^_^;) セヴリーヌが飛び出した後、何故かニワトリ!? 夢オチかと興奮したら、ブリュエル監督の作品に 登場するニワトリを挿入する事で ブリュエル監督に対する賛辞を示しているらしい。 ユッソンが東洋人の事を知ってるのは、おかしいよな。 このページのトラックバックURL: http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/26662568 虎団Jr. 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.20 23:01:50
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