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カテゴリ:映画 ホ
![]() あらすじ 第2次世界大戦前夜のボローニャ、美術教師のミケーレは 美しい妻のデリア、17歳の娘ジョヴァンナと つつましく幸せに暮らしていたが・・・。 解説 ヴェネチア 国際映画祭 男優賞 いつものように、映画の内容は知らずに 鑑賞しましたが、邦題のイメージでは もっとロマンティックな話かと思った ![]() 原題は『IL PAPA DI GIOVANNA』で ![]() ジョヴァンナ のパパなのだ どこの国の男親も、娘には甘いらしい ![]() 出演は『息子の部屋』のシルヴィオ・オルランド 『ハンニバル』 ![]() 『ミラノ、愛に生きる』 ![]() 『デモンズ・キラー/美人モデル猟奇連続殺人』 ![]() 『羊たちの沈没』のエッジオ・グレッジオ。 監督脚本は『ジャズ・ミー・ブルース』のプピ・アヴァティ 撮影は『ナイト・オブ・ゴッド』 ![]() 音楽は『世界残酷物語』 ![]() ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 教師のミケーレは、男に縁がない娘ジョヴァンナを 心配して、イケメン生徒のダルマストリに対して 落第したくなかったら、娘と仲良くするように言う。 上院議員の姪マルチエッラが殺される事件があり 当初は精 液から男の犯行と思われたが、警察は ジョヴァンナを容疑者として逮捕し、ミケーレは 無罪を信じるが、娘は犯行を自供した。 娘に無駄に自信をつけさせたせいと ミケーレを責める妻デリア。 しかし、ジョヴァンナの心の病の原因は 美しすぎる母のせいだった(^_^; 「あの娘の親はあなただけ」 一般的な母親は、自分の事は二の次で 子供の事を優先するけど、娘をほったらかし 楽しそうに踊りまくるって、デリアは 母親であるより、女でありたいんやろな。 ジョヴァンナは、彼が邪魔者が消えたと 喜んでると、全く罪悪感がない様子(^_^; しかし、その狂った言動が幸いし、計画殺人なのに 刑事責任能力なしと判断され、精神病院に入れられる。 誰にでも優しかったマルチエッラが浮かばれねえ(^_^; 黒い手袋で、はしゃぐジョヴァンナ怖っ!(笑) あだ名名人のルームメートのジョヴァンナって 彼女の妄想っぽいよな(^_^; 互いに意識し合ってるのが見え見え過ぎる(笑) ミケーレの親友の警官セルジオとデリア。 ミケーレは、生きる為に愛の無い結婚をした デリアに対し、爆撃で妻を亡くしたセルジオと 一緒になるように言う。 娘のせいで職を失い、つまはじきされながらも 献身的に娘の所に通い続け、野に放っても 大丈夫なように見えなかったが、終戦後に 娘は無事に退院する事が出来た。 ムッソリーニの時代の話やけど、設定が現代でも 全く問題ない作品って感じやったな(^_^; 政治に熱心だったセルジオは殺されてしまうが 娘に熱心だった主人公はハッピーエンドとなり 政治よりも家族を第一にしろってメッセージか? 娘に一途で、妻にも執着しなかったミケーレが 娘以外で唯一執着していたのが、有名画家 モランディの著書を出版する事だったけど 教師という職に満足してないのを表してるのと 娘の為に自分を捨ててるミケーレにも、エゴが あった方が、より人間らしさを演出できるからかな。 このページのトラックバックURL: http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/530827/30224923 虎団Jr. 虎ックバック専用機に 承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.07 20:51:10
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