『競争やめたら学力世界一 ~フィンランド教育の成功~』
第二次世界大戦で敗北し、大復興を遂げたのは日本だけではありません。フィンランドも発展著しい国の一つです。ドイツは伸び悩み、日本に対して敵愾心を持っていた時代があるようです。子供の教育だけでなく、大人の世代の“競争”も警戒すべきことです。互いに研鑽し合い、自分や他者を向上させる競争もあるでしょう。今回、挙げる“競争”は、心を荒し、意地悪く狡猾になる、人生の“つまずき”の原因になるものを指します。先日、Yahooのオークションで某宗教の聖典が、50万円で落札されるのを見ましたが、落札者はその宗教の信者ではなく、なんと骨董品のコレクターでした。http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e71490903(別に自分はこの宗教の信者ではありません、…念のため)上記の宗教の教祖のキリストの教えについての解釈は意義のあるもので、何冊か著書を買って拝読していますが、その教祖の教えを全く知らず、希少価値があると言うだけで、もっと有効に使えるであろう人々を蹴落とし、自分の手中に収めようとする骨董界やコレクターの異常性を感じました。まあ、それがオークションだといえばその通りなのですが。“Jos katesi tai jalkasi viettelee sinua, hakkaa se poikki ja heita pois. Onhan parempi, etta kasipuolena tai jalkapuolena paaset sisalle elamaan, kuin etta sinut molemmat kadet ja jalat tallella heitetaan ikuiseen tuleen. Ja jos silmasi viettelee sinua, repaise se irti ja heita menemaan. Onhan parempi, etta silmapuolena paaset sis?lle elamaan, kuin etta sinut molemmat silmat tallella heitetaan helvetin tuleen.”(Evankeliumi Matteuksen mukaan18.8-9)「もし片方の手か足があなたをつまずかせるなら、 それを切って捨ててしまいなさい。 両手両足そろったまま永遠の火に投げ込まれるよりは、 片手片足になっても命にあずかる方がよい。 もし片方の目があなたをつまずかせるなら、 えぐり出して捨ててしまいなさい。 両方の目がそろったまま火の地獄に投げ込まれるよりは、 一つ目になっても命にあずかる方がよい」 マタイによる福音書第18章8-9節