ダイエット効果などに誘われて、スーパーなんかでうっかり買っちゃうと失敗しがちなプーアール。
特に「熟茶(※)」は強制発酵させてあるから、それがうまく行っていないと最悪なことになります。
そして、そういう不味いプーアールに当たってしまった経験がある人は、案外多いかも知れません。※スーパーなんかで売っているのはまず「熟茶」。
逆に自然発酵のものは「生茶」と言って熟成に時間が掛かる為、5年くらい置いておかないと旨くならないといわれます。
よくビンテージ物で凄く高値がついているのはこれの年月の経ったものこと。勿論、若いお茶でも専門店でもないと手に入らない。
でもね、「熟茶」を買って失敗した~っと思っても、捨てちゃいけませんよ~。
というのが今回のお話。
私も、うっかりそんなプーアールに当たったことがありました。
6年くらい前に購入したのですが、「こんな不味いプーアールも珍しい!」 ってくらい不味くて不味くて…。
でもなんとなく勿体無くて、そのまま放置していたお茶が、先日ひょっこり出てまいりまして、なんとなく飲んでみたら…これが旨い!
噂には聞いていたけど、「熟茶」も年月を経ることでまろやかで美味しくなるんだということを実感しました。
当時は不勉強で、そんなこと知らなかったんですけどねw
ついでに保存のポイントとしては、密閉しないで、紙の袋か何かに入れて、あまり湿気や臭いの無いところに置いておくこと。そうするとお茶が呼吸できて、勝手に美味しくなってくれます。
お茶だから、当然光も苦手ですので、暗いところが良いでしょうね。
ちなみに冷蔵庫は臭いの宝庫だし、出したときに温度差で湿気てしまうので厳禁。
大抵の地域では、常温で大丈夫だと思います。
…北国ではどうやって越冬するのか、分かりませんがw
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本日のお茶:
先の話のお茶はもうちょっと熟成させてみたくなったので、またしばらく置いておくことにしました。
という訳で今日は、最近気に入っている、彩香 の プーアル茶【緑印小沱茶1998年熟茶】 を頂くことに。
98年物っていうことは、もう8年目に差し掛かっているというだけあって、まろまろで優しい味。甘みすら感じる旨さ、飲みやすさです。
しかも、扱いの便利な小沱茶(沱茶とはお椀型に固められたお茶のことで、特にあめ玉くらいの小さいものを、小沱茶と言います)で包装紙も可愛い~。その上一粒でたっぷり2リットル以上出る…。
私は茶壷で煎れてますが、一人だと2日がかりですw
共同購入でお安く出るときもあるけど間に合わず、先日また通常購入ました。それでも一粒100円で2リットルだから物凄いお得気分。
先日プーアール用に買った茶壷の養壷にもなるし、しばらくはプーアールが続きそうな予感ですね。
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ところで私、珍しくお茶の話しか書いてませんね。っていうか、お茶ブログ始めてから、なんとお初めてのような。…ヤリが降るかも?!