2011年1月3級学科試験(15)金融資産運用「株式の売買」
独学 3級FP技能士 試験 解説 中野克彦 なかじまともみ 福島由恵(15) 証券取引所において、同一銘柄の株式について、売注文1,000株と買注文1,000株の売買が成立したときの売買高(出来高)は2,000株である。 解説者:福島 由恵 (ライター/イラストレーター、CFP(R)、1級FP技能士)(15) 正解:× 【株式の売買】証券取引所において、同一銘柄の株式について、売注文1,000株と買注文1,000株の売買が成立したときの売買高(出来高)は1,000株です。従って、答えは×です。【過去の出題】2011年1月3級学科試験(12)金融「株式の売買(ETF)」2010年5月3級学科試験(44)金融「株式の売買」2009年5月3級学科試験 (43) 金融「株式の売買」2008年1月3級実技試験 【第2問】 (6) 株式の取引株式の売買におけるルールを問うものは多いです。設問の「売買高」について、同じスタイルで出題されるは確率は高くないかもしれませんが、難しくないので、「こういうものなんだ」程度でアタマの片隅においておいてください。 ┌──────────────┐ ┌──────────────┐ │ 買注文 │ │ 売注文 │ │「トヨタ1,000株買いたい!」 ├─┤「トヨタ1,000株売りたい!」 │ └──────────────┘│└──────────────┘ │ │ トヨタの売買高1,000株 株式の注文は、「売りたい」という注文と「買いたい」という注文があって1つの売買が成り立ちます。従って、「トヨタを1,000株買いたい!」という注文と「トヨタを1,000株売りたい!」という注文が合わさって売買が成立し、この場合の売買高(出来高)は1,000株になります。もし、「トヨタを1,000株買いたい!」という注文にたいして、「トヨタを500株売りたい!」という注文しかなかったら、500株分しか売買が成立しないことになり、売買高(出来高)は500株になります。 ────── COPYRIGHT (C) 2010 Yoshie Fukushima All Rights Reserved. ──────