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FPお助け隊

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2011.04.12
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カテゴリ:金融資産運用
独学 3級FP技能士 試験 解説 中野克彦 なかじまともみ 福島由恵
金融資産運用(学科)

(44)株式を指値注文によって購入する際には、希望する価格の(1)を指
   定する。同一銘柄についての複数の買いの指値注文がある場合には、
   価格の(2)注文から優先して成立する。   
 
   1)(1)上限 (2)低い
   2)(1)上限 (2)高い
   3)(1)下限 (2)低い




福島由恵
 解説者:福島 由恵

  (ライター/イラストレーター、CFP(R)、1級FP技能士)




(44) 正解:2) 【株式の売買】


株式を指値注文によって購入する際には、希望する価格の上限を指定します。
同一銘柄についての複数の買いの指値注文がある場合には、価格の高い注文
から優先して成立します。 従って、答えは2)です。


【過去の出題】

2011年1月3級学科試験(15)金融「株式の売買」
2011年1月3級学科試験(12)金融「株式の売買(ETF)」
2010年5月3級学科試験(44)金融「株式の売買」
2009年5月3級学科試験 (43) 金融「株式の売買」
2008年1月3級実技試験 【第2問】 (6) 株式の取引

株式の売買にともなうルールについては、よく出題されます。
ますは、必ず過去の出題解説を読んで内容をおさえてください。

この問題は、単に「指値注文」の意味を教科書の言葉で理解しているだけだと
解きにくいタイプのものです。
全く同じように再び出題される可能性は高くありませんが、
今一度、「指値注文」とは何か? これに対応する「成行注文」とは何か?を
状況を思い浮かべながら理解しておきましょう。


まず、そもそも「指値注文」をする人の意図を考えてみると、
自分が予定していない価格で売買が成立してしまったらイヤだから
あえて指値注文するわけです。

設問では、株式を購入する際の「上限」を指定するか「下限」を指定するか
選択になっていますが、
もし、購入の際に指値注文する価格が「下限の株価」ということになってしまうと、
実際に売買が成立する価格は、自分が予定していた金額よりはるかに高い価格になってしまう可能性がでてきます。
これでは困るので、株式を購入する際の「上限」を指定するというほうを選ぶのが適切です。


もう一つの選択肢である購入する際の注文で「価格が高い」ものが優先されるか
「価格の低いもの」が優先されるかの選択では、
売るほうの立場から考えると、少しでも「高い価格で買いたい!」といってくれる
人に買ってもらったほうがうれしいわけです。

したがって、こちらのほうの選択肢は「価格の高い」注文から優先されるという
ほうを選択するのが適切です。



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Last updated  2011.04.12 12:17:27



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