ると小屋(☆ﾟ∀ﾟ)

娘(震災当時２歳)の甲状腺検査結果その２

今後は二十歳まで二年ごと、それ以降は五年ごとに長期にわたって検査してもらえるそうです。県外でも検査できるので、これで一安心です。

甲状腺検査結果

内部被ばく検査結果

原発事故から三年が経過した今、検査の予約の電話をかけたら「当日でも予約とれます」と言われ、検査結果も「１ヶ月後」と言われましたが二週間待たずに届きました。母子ともに結果は同じでした。

思い出したことを覚え書き

 IMG_0061 posted by (C)りと様 実母の老いのことを記録のつもりで書いてきましたが、東日本大震災の一週間後の２０１１年３月１８日、高速バスが復活して三日目に仙台から母子で福島に移動しました。 その時、母は路線バスも不通だったのかダイヤが乱れていたのかは忘れましたが 実家から三十分かけて駅まで歩いて行き、「放射線量が高い中、三十分以上高速バスの到着を待っていた。」そうです。そのことには今でも感謝しています。 その二日くらい前の放射線量が最大値だった時には断水だったので「マスクもせずに往復一時間くらいかけて水を汲みに行った」そうです。実家周辺の除染も今年の三月現在では公共施設しか行われず、各家庭や道路は話もきていませんでした。 が、震災前から庭の芝生に住み着いていたカエルが震災後も毎年出現していました。老人の認知の方はともかく、健康被害は三年経過しても重病にかかることもなかったことは事実です。  放射能についてはその人によって考え方が皆違い、昔からの友達は接客業で数多くの人と接する仕事をしていることもあってか、私が「放射能を気にしすぎている人」と思い込んでいて、なんど「違う」と言っても次にあった時には「線量が気になる？」と、同じことを聞きます。友達「全然大丈夫なのに。それでも気になる？」って調子です。 客観的にみて「私ってそういうイメージなんだ〜。」と意外に思います（＾＾；。また、震災の年の冬頃、短期間ですがカウンセリングを受けていたことがあります。（この小屋にも記録があるはず・・）。で、震災のちょうど一週間後、福島の原発のことを考えると「避難にもならないような避難をした。」 話をすると、何回目かのカウンセリングの時、カウンセラーのオバさんが「私の知り合いにね、仙台で子育てをしたんだけどライフラインが乱れていたから郡山の実家に幼児と一緒に避難にもならない避難をした人がいるんです。」私（心の中で）「ん？！なんか、私の話に似てる？」 オバさん「その人はね、山の向こうから爆発の瞬間の煙をみたそうです。そして妙な波動をしっかり感じたそうなの。」郡山から阿武隈山地の向こうの双葉町まではかなりの距離があるので「見えた」というのは個人的には疑問です。「波動」に関しては、私「高速バスを福島駅で降りたら空気に匂いがあるというか妙な感覚がした。」と話しました。それは事実でしたので。。オバさん「わたしは、三歳の孫が横浜にいるんだけど、がん保険をかけました。将来、絶対ガンになると思うから。」「実は私は二度被爆したんです。チェルノブイリの時にはヨーロッパに留学していて、今回は福島でしょ。」でも、カウンセラーのオバさんは震災前から仙台で仕事をしているわけで。。人によって「被爆」の感覚はこうも違うのかと驚きでした。私を「もっと苦労している人がいる。」と励まそうとしているようでしたが、その時は一時間五千円のカウンセリングの時間中、三分の一くらいオバさんの原発。放射能論を聞かされました。 お金を払って「原発の話」を一方的に聞かされるのは堪らないので、その日をもってカウンセリングは終了しました。 「東電がね、隠してたでしょ。」→ここからオバさんの喋りがヒートアップし、「子供に福島の空気なんて吸わせられないわ。とんでもないわよ。」 と、仰っていたことを今、思い出しました。 

防災の日を前に

娘が通う保育園では月に一度、必ず避難訓練があります。どうやら避難訓練を行う時は「突然、地震または火事が起きた」という想定で行うらしく、日にちはだいたい決まっていても変更も多々あり、訓練を行う時間も正確には決まっていないらしく、予定外の出来事が苦手な娘にとっては嫌な行事のようでした。家では「どうして避難訓練をしなくちゃいけないの？」と、頻繁に聞かれ、 保育所では娘自ら園長先生に「何月になったら避難訓練は終わるの？」「９月も１０月も１１月もするの？」と、質問しまくる現場を目撃・・。園長先生「一応、三月が年度末だけどね〜」と、おっしゃっておりました。  ちなみに、娘の保育園は３月１１日の震災後、三ヶ月も閉鎖されていたそうです。DSC08717 posted by (C)りと様今日は石巻に行ってきたので、途中、津波で児童７４人が犠牲になった大川小学校に寄りました。 画像は小学校のすぐ側にある北上川で、かなり大きな川です。小学校は河口から四キロほどの位置にありました。 DSC08735 posted by (C)りと様驚いたのは、大川小学校は北上川の土手からかなり低い位置にあったこと。これでは、六メートルの津波がきたらひとたまりもないだろうな。。と、感じました。DSC08719 posted by (C)りと様学校のすぐ裏が山なのに、なぜそこに逃げなかったのか？と、いう意見が多々ありますが、個人的にも全く同じ気持ちです。「裏山へ即、逃げろ！」と、いう教員が一人でもいなかったのだろうか？「なぜ、河口から津波が来ているのに川の方へ向かったのか？」と、ずっと疑問に感じていました。もし、「自分の子供が大川小で犠牲になっていたら？」と、想像すると、許せない気持ちになるだろうなと思います。DSC08726 posted by (C)りと様日記を書くにあたり、当時の状況をネットで調べてみたら「山へ逃げよう」と言った児童や教員が何人かいたという説、たまたま校長不在という（不幸）もあり、地域住民の（意見）によって北上川沿いの高台へ避難することになった説、地滑りを恐れて山を避けた説（確かに急な斜面ではありました。）など諸説あるようです。  ここは、死人に口無しということでしょう。。DSC08733 posted by (C)りと様今回、現地で「のんのんさん（仏様）になったたくさんのお友達」のことを話し、家族で手を合わせてきました。りと様「・・・・と、いうわけで、避難訓練をする理由が分かった？」 娘「わかった。」と、言っていました。 DSC08732 posted by (C)りと様鎮魂の鐘を鳴らしています。

泉アウトレットにきています。

先ほど、時間になったら黙祷しましょうとの館内放送がありました。黙祷。更新日  2013.03.11 14:45:50 

石巻市日和山＆こどもの風邪

DSC_1347 posted by (C)りと様１月末に風邪をひき、だらだらと二週間くらい鼻水・咳が続いていた娘ですが、やっと完治したかな？と、思った途端、先週金曜日の午後に発熱（３８度４分）。さらに咳も出始め、痰が絡んで声が出しづらいと激怒。小児科に行くと、先生「インフルエンザはもう下火ですから。」とのことで、溶連菌の検査をしたらこれもシロ。結果、ただの風邪との診断で、溶連菌ではなかったので抗生物質は出ませんでした。溶連菌の検査は、喉の粘膜を少し取って調べるので、娘はここでも激怒してました。熱はカロナールを飲ませたら次の日には下がりました。DSC_1343 posted by (C)りと様話は変わりますが、最近の週末は父娘で「海」に出かけることが多いです。 先日は、帰宅した時に「ママー、キティちゃんとマイメロちゃんの神社に行ってきたの」と、興奮しているので、どこへ行ったのか？と、思ったら石巻市の日和山神社でした。 DSC_1348 posted by (C)りと様りと様も２０００年に一度行ったことがありますが、非常に良い所だな。。と、思ったにもかかわらず、カメラを持って行かなかったため当時の画像は一枚もありません。 DSC_1353 posted by (C)りと様眼下には家々が立ち並んで「町」があったはずです。りと様は今回は現地には行かず、旦那が撮影した画像をみただけですが、「こんなになっちゃったんだ・・。」と、呆然としました。情報では聞いていましたが、町が消滅しているんですよね。。。DSC_1354 posted by (C)りと様四角い大きな建物は病院だったと思います。お寺のように見える建物が流失しないで残ったようです。 DSC_1333 posted by (C)りと様至る所でみかける「世界人類が平和でありますように」の看板がこんなに胸に響いたのは初めてです。DSC_1356 posted by (C)りと様黙祷。来月で震災から丸二年経ちます。りと様親子の住む宮城県は約１万人の死者・行方不明者という大変な数の犠牲者が出た県です。その宮城でいま生きていられる現状を思うと、子供が病気をしてもおおらかな気持ちで受け止め、乗り切っていきたいと考えています。娘は最近、便秘と下痢を交互にしている状態で、土曜日に下痢して以来、便通ナシでした。今回の風邪と関連があるのかどうかは不明ですが、火曜日の今日、風邪薬が切れたので小児科へ追加を貰いにいったら予期せぬ官庁、ぢゃなかった浣腸になりました。で、トイレで浣腸した後のブツは先生（上品な年配の女医さん）がチェックしましたが、 「まあ、泥団子みたいですこと」と、おっしゃられたのにはウケました。先生のアドバイスによると、便秘をして便が溜まりに溜まると上の方のブツが発酵し、結果、下痢になってしまうそうです。なので、芋類、セロリなど食物繊維の多い物を食べさせるのが良いとのことでした。娘は「便秘も下痢もしやすい。」という話しをすると、先生「感じやすいお子さんなんでしょうね。」とのことでした。  これからは母娘で大らかにゆったりした気持ちで生きていきたいです。なるだけ。。 にほんブログ村

東日本大震災から一年

今日、３月１０日の午後六時から、仙台市の泉ヶ岳スキー場から二万発の鎮魂花火が打ち上げられました。現地に入れたのは被災者の方々など招待枠のみで、一般の人は来場不可でした。DSC05126 posted by (C)りと様　（若林区深沼海岸入り口の慰霊碑。）こちら、読売新聞に載っていた「お願い」です。「 二万発の花火は、県内最大になってしまいます。しかし、意図が意図であるため混雑による交通事故などは極力避けていただきたいのです。泉ヶ岳スキー場は、泉ヶ岳の南側斜面のスキー場です。ゆりあげや亘理、仙台空港からでもよく見えます。是非、趣旨をご理解頂き、お墓からでもお家からでも、大切な場所から、大切な方と、手を合わせて下さい。」  個人的に、上記の文章には、心を打たれました。DSC05131 posted by (C)りと様　（荒浜）結果的に、今日の仙台の天気は、午前中に雪が降っていて、それが午後は雨に変わり、夕方も小雨とはいえ、ずっと降り続いていました。我が家では、午後六時ちょうどに「見えるかな。。」と、思って近所の高台まで行ってみましたが、靄がかかって泉ヶ岳の姿すら見えず、花火も全く見えませんでした。しかし、個人的には、招待された被災者の方々だけが花火を見ることができて、「これで良かったんじゃないかな？」と、思ってます。 震災で犠牲になった方々とほぼ同じ数の二万発の花火は、確実に天国に届いたことと信じています。 DSC05110 posted by (C)りと様今年一月に仙台市沿岸部を通ったときに見かけたのですが、まだ撤去されていない被災車両が残っていました。DSC05133 posted by (C)りと様見かけたのは二台のみでしたが、あれから二ヶ月たつので、いまは撤去されているかもしれません。南長沼 posted by (C)りと様DSC05099 posted by (C)りと様１９９７年の地図と、現在の「南長沼」（２０１２年１月）。地図上から沼が消えた。。と、いうことです。DSC05089 posted by (C)りと様一年前のあの日は、地震のあと、街中で大渋滞に嵌っている間に、外では冷たい雪が降り、「三月の雪」というと、どうしても、あの日を思い出してしまって、ここ数日は、朝、雪が降っていると「嫌だな。。」と、思っていました。震災直後に停電し、電気が止まっていた三日間（自動販売機に電気が通った嬉しさは今もハッキリ覚えています。あっというまに人が群がり、ほとんどが『売り切れ』表示になりましたが。不味そうな飲み物だけは残っていました・・汗。）、水道が断絶していた五～六日ことは、思い出したくないような辛い生活でしたが（ガスが復活したのは四月一日）、  それでも、我が家は１４時４６分の大地震に遭遇したところは仙台の内陸部だったし、家族全員、怪我をしたわけでもなく、友人達からは品薄でどうしようか？と思っていた紙おむつその他を送ってもらったりして、人の思いやりのありがたさを実感したものでした。あれから一年たっても、まだオムツがとれていない娘・りと子には困ったものですが・・（汗）。DSC05086 posted by (C)りと様仙台市の沿岸部（若林区）。先日も、この辺りを通過しましたが、津波にさらわれ、何もない土地の海岸近くにはポツンポツンと何軒かの処理場があり、煙突からは黙々と煙が出ていました。聞いた話では、あと一年少々で、よその瓦礫も処理できる目処がたったらしいです。  にほんブログ村

２０１１年をふりかえって

今年も残すところ、あと二日となりました。個人的には、その昔、イギリスのエリザベス女王が「今年はひどい年（annus horribilis）」 」と言っていたことを思い出し、まったくもってその通りの年だったな。。と、感じます。こんな酷い年は、りと様が生きている間においては、「最初で最後」だろうと思ってます。（※１９９２年＝長男のチャールズ皇太子と故ダイアナ妃との離婚問題が興味本位で騒がれ、ウィンザー城が炎上。）DSC04352 posted by (C)りと様　（宮城野区蒲生。今年９月頃撮影） 震災関係の記事や映像は数多く目にしましたが、りと様が印象に残った話がひとつ、あります。「　大津波警報を聞き、一緒に近所の小学校に非難したものの　『寒いから上着を取ってくる。』と、友だち（ご老人）が一旦家に戻り、その人は、二度と戻って来なかった・・・と。」 りと様も、この「上着をとりに戻った人」と、同じような行動をしがちなので、なんか、分かるんですよね。。 DSC04351 posted by (C)りと様　（同じく宮城野区蒲生）。３・１１の大震災ではたまたま遭遇した所が仙台市の内陸部で、 怪我をすることもなく、親子で生き残り、自宅マンションも一部損傷だけですんだのは、たまたま運が良かっただけだと思ってます。 しぶとく生き残ったということは、まだやるべきことがあるのだろう。。と、勝手に考え、娘を育て、この小屋を更新し、他人の子供も自分の子同様に愛し、加齢に比例して「丸く」なっていくようにしたいな。。と、思ってます。 DSC04197 posted by (C)りと様　（山元町の津波で被害を受けたコンビニの前に咲いていたコスモス） りとこは、風邪をひいて、ちょうど一週間目になりますが、鼻づまり微熱鼻水ダラダラ咳＆タンになるのがいつものパターンです。今回は、クリスマスの三連休で病院が休みのときが多かったのと、以前もらった薬（風邪薬＆咳止め）と咳止めテープ（背中に貼る）が余っていたこともあって、診察にはいきませんでした。 いまは起きている時には多少、咳がでますが、寝ているときにはほとんどしないので、それだけでも助かっています。ただし、イビキは「どこのオッサンだ」ってくらい、すっごいです（＾＾；。 にほんブログ村

震災前の荒浜（若林区）の地図＆橋下徹氏に関して思ったこと

ここ最近、週刊新潮＆文春には橋下徹氏のことが色々と詳しく特集されていますが、りと様は、橋下氏に関しては、とても頭の良い人だと思ってます。数年前、まだ子供がいなかった頃、よくワイドショーを見ていたのですが、知事になる前の橋下氏は「茶髪弁護士」として、しょっちゅう出演していました。そのときに彼のコメントを聞いていて、「この人は違う（良い意味で）」と、感じたわけです。 いまは、子供に合わせてNHKEテレを頻繁にみているので、ワイドショーは全然見なくなりましたが、よく出ていたコメンテーターの中では、室井ゆ〇きという人は、橋下氏と比べて対極の位置にいる人だな。。と、思っていました。「何このひと」って感じの唖然とする発言をする人でしたが、いまも出てるのかな～？  fukanuma posted by (C)りと様DSC03727 posted by (C)りと様ところで、今週号（１１月１０日号）の新潮にも、学生時代の橋下氏のエピソードが数多く載っていましたが、新潮によると、橋下氏は中三の時の偏差値が４４、高三の時の偏差値が３５だったと書いてありました。この偏差値から猛烈な勢いで受験勉強に励んで、府内屈指の北野高校に見事合格し、一浪して早大政経学部にも見事合格した。。と、いうことになっていますが、週刊誌は物事を大袈裟に書く傾向があるとはいえ、りと様的に、いくらなんでも、この偏差値（中三４４＆高三３５）は「ありえない」と思います。なぜなら、りと様の高三のときの偏差値は４５だったからです（笑）。 週刊新潮に書かれた橋下氏の「偏差値」を、本気にする人って、いるのかなDSC03743 posted by (C)りと様もう、時効？だから、あえて書きますが、偏差値４５だっただけに、受験した大学にはすべて落ち、卒業してから予備校に入学しました。で、四月に行われた最初の模試で、偏差値４５から５８まで上がり、一年間、そのままでした。と、いうわけで、次の年、りと様は偏差値相応の大学に合格し、入学したわけです。  DSC03842 posted by (C)りと様橋下氏は、時々、ツイッターで「長文」を何度かに分けて投稿してますが、話が難しくて、りと様のアタマでは理解不能です・・（＾＾；。DSC03742 posted by (C)りと様さらに、エピソードとして興味深かったのは、橋下氏は早熟で女性に対して積極的だった。。とのことです。同級生の証言によると、高校の入学式の日に、初対面の同じクラスの女の子に「一緒に帰ろうや」と、みんなの前で声をかけたとか。。。かつての同級生同様、りと様も「すげーーーーーーっ」と、思いました。 DSC03743 posted by (C)りと様はたして、橋下氏が今度は大阪市長に当選するのかどうかは分かりませんが、いまの時代にはなかなか出てこないタイプだと思うので 今後も彼の動向が気になるところです。 DSC03721 posted by (C)りと様※画像は、今年９月ごろに撮影した若林区荒浜です。にほんブログ村

山元（宮城）・新地（福島）　県境付近の現在

震災から七ヶ月たちました。当日の１４時４６分は仙台の内陸側にいて家族三人無事、自宅も一部破損だけですんだりと様でさえ、「３月１０日以前に戻れればいいのに。」と、思うことが多々あります。なので、沿岸部で被災された方の心中はいかほどであろうかと思います。と、いうか、りと様の場合は、仮に何かあったとしても（無いとは思いますが）、もう、実家のある福島市へは、放射線量の問題から、子連れで出戻って住むということは出来ないんだし、何があっても「仙台で生きていくしかないんだな。。」と。DSC04107 posted by (C)りと様とはいえ、母子で「ふくしま」の血は濃いので、仙台に住んではいても、「福島県人」として生きるんだろうな。。と、思います。DSC04143 posted by (C)りと様山元町からみた鹿浪山（福島県新知町と宮城県丸森町にまたがる山。標高４３０メートル。）DSC04123 posted by (C)りと様左方の土手をのぼりきった辺りが県境（宮城・福島）付近。画像の真ん中右寄りに、県境表示の看板がかすかにみえます。 DSC04122 posted by (C)りと様 県境表示の看板を拡大。DSC04111 posted by (C)りと様震災前までは、この県境付近には、カフェのような飲食店が数軒と、ラ〇ホテルがあったんですが、ホントに何にもありませんでした。。 さらに、道路が封鎖されていて、これ以上は通行できず、福島県側にはすすめませんでした。「ここは、俺の知ってる県境付近じゃねえ！（男言葉ですが、本音。）」と、心の中で強く思いました。  PAP_0003 posted by (C)りと様１９９６年３月発行の地図。DSC04125 posted by (C)りと様ちょっとした高台になっている公園？がありましたが、東屋 posted by (C)りと様東屋のところまで津波が到達したのが分かります。DSC04130 posted by (C)りと様磯浜漁港。DSC04127 posted by (C)りと様１５年前の地図をみると、この漁港の付近に、数軒の民宿と漁協があったことが確認されますが、現在は、そういった建物はすべて消失していました。 DSC04128 posted by (C)りと様おそらく、傷んでいないのかな？と思われる船が一隻だけありました。PAP_0004 posted by (C)りと様海沿いにあった小学校。DSC04155 posted by (C)りと様体育館まで浸水したようです。破損具合からみて、二階まで水が来た模様。 DSC04153 posted by (C)りと様この小学校の生徒は全員、屋上に避難して無事だったそうです。詳しい記事はこちら。ひと気の無くなった小学校にはツバメが多数、住みついているのか？おびただしい数のツバメが乱舞していました。にほんブログ村

津波に襲われた公衆トイレの半年後の姿＆亘理町（宮城県）

２００８年５月７日の日記に、震災前に訪れた亘理町の様子を書いたことがありましたが、海のすぐそばだけに、今回の大震災で、ここも被災しました。SANY0109 posted by (C)りと様 震災前の町営温泉施設・わたり温泉鳥の海。DSC03935 posted by (C)りと様現在の姿。。。手元にある４月９日の河北新報によると、あの日、大津波がここを襲った時は、従業員・客３８名は最初四階に避難したあと、さらに屋上に逃げ、全員無事だったそうです。自衛隊のヘリコプターで全員が救出されたのは１３日の朝だったそうですが。。 温泉施設の前に子供用の遊具がメチャメチャになって倒れて塊りになっているのが見えます。SANY0108 posted by (C)りと様温泉施設の周辺は、とても広々した公園だった記憶があります。右側にブランコが見えますが、それらしき残骸は目にしました（涙）。DSC03972 posted by (C)りと様かつての公園内にあった公衆トイレ。DSC03978 posted by (C)りと様 外側から内部をチラッとみただけですが、おそらく、あの日のままなんだろうな・・と、思われます。 DSC03980 posted by (C)りと様多目的トイレ。DSC03979 posted by (C)りと様男性用。トイレ内に草が生えている。。。  DSC03982 posted by (C)りと様 大変不謹慎ではありますが、一言でいって、「ありえねーーーー」って感じでした。DSC03981 posted by (C)りと様海辺では、もっとありえない光景も目にしたので（津波の破壊力）、それらは次回アップしますが、あらためて思ったことは「震災前の亘理（鳥の海周辺）は、子連れにとっては『ほんとに良い所』だったんだな～。」と、思いました。以前、来た時には、夫婦二人だったので、あまりその良さを満喫しきれなかったのが残念です。 にほんブログ村

日和山富主姫神社（宮城県名取市閖上）

DSC03765 posted by (C)りと様名取市閖上の日和山富主姫神社です。拡大 posted by (C)りと様 １９９６年３月発行の地図より。DSC03799 posted by (C)りと様DSC03813 posted by (C)りと様おそらく、津波の時に根こそぎもっていかれた元の鳥居？かと思われます。上の画像に写っている鳥居は、震災後に建てたようです。DSC03812 posted by (C)りと様階段には、元は手摺りもあったようでしたが、これも津波で破壊されたみたいです。 DSC03800 posted by (C)りと様日和山の上。DSC03809 posted by (C)りと様町が何もない。。DSC03806 posted by (C)りと様アパート？は流されなかったようです。この周辺で、まともに形のある状態で残っていたのは、この建物くらいだったかもしれません。DSC03802 posted by (C)りと様個人的に感じたのは、「サイパンのバンザイクリフにそっくりだな。。。」と。バンザイクリフ同様、たくさんの供養等が建っていました。 大人二人で手を合わせ、子供にはりと様が手を合わせさせました。DSC03807 posted by (C)りと様DSC03808 posted by (C)りと様桜の苗木を植えたようです。DSC03803 posted by (C)りと様基礎しか残ってない住宅の跡。yuriage posted by (C)りと様以前の街並み。９月１８日の日記に、「生協」の前の道（閖上中学校の前）の画像をアップしたのですが、以前は川沿いの道がメーンストリートだったのが分かります。そこは、本当に壊滅してしまったので、今は通行できないのかもしれません。 DSC038106 posted by (C)りと様我が家の本棚に、故・秩父宮勢津子妃の自伝「銀のボンボ二エール」という本ありますが、その中に、大正１２年（今から８８年前）の関東大震災の話が載っています。  当時１４歳だった勢津子妃は、養育係の『こんな災害は二度とあってはならないことですが、こういう不幸なことがあったという事実をちゃんと見ておおきになることは、決して無益ではないと存じます。』という進言で、質素な真岡木綿の着物に下駄、怪我をするからというので足袋をはかされ（華族のお嬢様だったので、すでに洋服を着ていたようです。）養育係と二人で、他にお供もなしで、被災地を歩いたそうです。「遺体はだいたい片付いていましたが、中にはまだ取り残されているのもあり、思わず目をつぶりたいところでしたが、養育係に促されて二人で手を合わせました。 日本橋には人の影もなく、川にはまだ幾つか遺体が浮いていました。」（要約）。DSC03810 posted by (C)りと様さらに、勢津子妃は、若松城の落城は、御自分が生まれる前の話なので、「身近な出来事であるのに、歳月に昇華されてしまって、遠く幻のようにしか感じられませんでしたが、これは自分の目で見た生々しい現実でした。」と、書かれています。DSC03814 posted by (C)りと様にほんブログ村

震災から半年後の閖上（宮城県名取市）

３．１１の津波で約８００人の犠牲者が出た名取市閖上（ゆりあげ）の半年後です。 DSC03762 posted by (C)りと様みやぎ生協閖上店跡地（閉店）。ちょっと調べてみたら、店舗は流されたのではなく、瓦礫に埋まって壊滅状態になったので解体したようです。生協のすぐ向かいは閖上中学校なので、津波のときは、従業員＆組合員（客）ともに中学校に避難して無事だったそうです。ネットで目にした数少ない情報ですが、個人的に「良かった。。」と、思いました。DSC03780 posted by (C)りと様１６日朝から発生した瓦礫の火災（自然発火らしい）ですが、今日（１７日）は、目立った煙も匂いもなく、ほぼおさまっていたようでした。詳しい記事はこちらDSC03786 posted by (C)りと様消火活動中の作業員らしき姿が。。DSC03778 posted by (C)りと様驚いたのは、閖上の港で、釣りをしていた人が数人いたことです。大変不謹慎な言い方かもしれませんが、この海で８００人も亡くなっているわけだし。。。、そして、釣った魚は自分らで食べるのかしら？とか、考えると。。。。 りと様にはちょっと考えられませんが、世間には「色んな人がいるもんだな。。」と、感じます。 ゆりあげ港 posted by (C)りと様釣り人のすぐ近くには漁船が。。DSC03789 posted by (C)りと様少し離れた場所にもまた一隻。遠くから見た限りですが、あまり傷んでいるようには見えなかったので、無事だった船なのでしょうか？釣り人とは違って（汗）、こちらは応援したい気持ちになりました。 DSC03795 posted by (C)りと様なんていう花なのか分かりませんが、この黄色い花は数箇所で咲いているのを見かけました。 DSC03772 posted by (C)りと様閖上では、砂の山？を数箇所でみかけました。画像に映っているのは、佐々直（笹かまぼこ）の本社工場だったところですが、中田バイパス店の生産ラインを活用し、６月から営業再開しているそうです。佐々直の公式ＨＰはこちらDSC03784 posted by (C)りと様（続く）。にほんブログ村

震災から半年

あの３・１１から、今日で半年が経過しました。あれから半年たったわけですが、まさか、西日本にも大型台風が来て甚大な被害を受け、あれだけ多数の犠牲者が出るとは思わなかったし、 顔と名前の一致するＪリーガーが、短期間の間に二人も急死するとは思ってもみませんでした。 そんな中、卒業した大学と子供服メーカーから「生存確認？」のようなが届きますた。。DSCN1018 posted by (C)りと様 被害調査のところは、家屋の状況のところは１全壊・流失　２半壊・浸水　３原発事故に伴い避難　４特に被害なしのいずれかに〇印をつけて下さいとのことでした。うちは、正確には「一部破損（マンションの部屋の壁と外壁にヒビが入る）」でしたが、４に〇をつけました。 実際に、津波で被害を受けた宮城県沿岸部の被災地を目にしているだけに、自分が「被災した」とは言えないですね。。 DSCN1016 posted by (C)りと様これは、二～三ヶ月前に届いていた冊子で、今日、開封しますた（汗）。DSCN1022 posted by (C)りと様つい最近届いたミキハウスのバースデーカード（りと子は６月生まれ）。DSCN1029 posted by (C)りと様DSCN1030 posted by (C)りと様 以前、既に亡くなっている子供宛に年齢に合わせたＤＭが、いつまでもいつまでも来る・・と、いった話を聞いたことがあるので、そういうことに関してのミキハウスなりの気遣いなのかな？と、個人的には思いました。 DSCN1019 posted by (C)りと様大震災の時には、たまたま運良く生き残ったとはいえ、 発達障害（疑いアリとの判断ですが、ハハとしては、ほぼ、確信しております。）の子供と過ごす毎日は、半年前にくらべて、溜息が増え、「仕方がないんだ。。」と、自分に言い聞かせる回数も増えております。 しぶとく生き残ったとはいえ、生きていくのもなかなか大変ですね。これが現実です。 lostsights_0014 posted by (C)りと様震災前の東松島市・野蒜（のびる）海岸（１９９７年頃）  ここ数日、気持ちが本当にダウナーだったので、中島みゆきを数枚レンタルしてきました。これは、「糸」という歌の歌詞ですが、  「なぜ　めぐり逢うのかを私たちは　なにも知らないいつ　めぐり逢うのかを私たちは　いつも知らない」 りと子は結婚１０年目に出来た子なので、勝手に自分の境遇にあてはめて、歌詞に陶酔したりと様でした（＾＾；；。 これは、結構効きましたね。 にほんブログ村

六月末に撮影した山元町＆年に一度の基礎検診

今日は、かかりつけの内科へ基礎検診を受けにに行ってきました。事前に電話で予約したとき、「朝一番（９時）希望」と伝えたら、「９時は他の検査を予約している人が複数いるので、１０時すぎならいいかも。」と、いわれていたので、あまり気はすすまなかったのですが、旦那が休暇をとった日くらいしか行けるチャンスはないので（内科に子供を連れて行くのは抵抗アリ）、夜食ナシ＆朝食抜きで、十一時近くまで頑張りました。DSCN0462 posted by (C)りと様 りと様が行きつけの内科は、いわゆる「老人の楽園」なので（＾＾；、内科とはいえ、風邪やインフルエンザをうつされる心配が殆どないのはいいのですが、 今日は月曜日ということもあってか？混んでました。途中、病弱そうな奥さんの手をひいた旦那さんが（夫婦とも推定６０代）、「一時間も待った。また来る。」と言って、呼ばれる前に帰ってしまったのが気になりましたが。。。。 りと様も、順番を待っているときに、「なんだか頭が痛いな。」と、思っていたら、血圧が上９０、下５０でした。低いですよね・・・いままで測った中で最も低い数値かも（汗）。DSCN0462, posted by (C)りと様画像は、常磐線山下駅近くの踏み切りで、３月１１日に被災した車両です。撮影したのは六月末ですが、他の方のブログをみると、まだそのまま放置されているようです。と、いうか、線路も流失していますね。 車両のコンテナ部分も津波で流されたそうですが、運転手の方は無事だったそうです。 DSCN0457 posted by (C)りと様津波の被害をまぬがれたと思われる山元町の内陸の方。 DSCN0456 posted by (C)りと様 山元町のメインストリート。ここは沿岸部から約四キロくらいあるので、津波の被害はなかった模様でした。 にほんブログ村

震災から三ヵ月後に撮影した閖上大橋ほか

六月末に撮影した仙台空港周辺から県道塩釜亘理線にかけての津波の爪あとです。DSCN0626 posted by (C)りと様ここは、仙台空港の裏手にあたる場所で、ちょっとした高台から、離発着する飛行機を眺めることのできる公園でした。画像の真ん中右寄りに、遊具がめちゃめちゃになって倒れているのが分かるでしょうか？元が何の場所だったか分からないような状態になっていて、個人的にショックでした。   DSCN0628 posted by (C)りと様 貞山堀運河。DSCN0633 posted by (C)りと様大変不謹慎なのですが、ここは十一年前に訪れたランカウイ島（マレーシア）？と、一瞬思ってしまいました。。（景色が非常に似ていました。）それぐらい、日本とは思えないような光景でした。  DSCN0632 posted by (C)りと様県道塩釜亘理線です。 左奥に見えるのは名取市閖上（ゆりあげ）小学校です。３月１１日にＮＨＫが津波の様子を空撮したのは、おそらく、この辺ではないか？と、思われます。あの空撮画像は、ＹＯＵＴＵＢＥで一ヶ月以上たってから見たのですが（三日間の停電＆その後三週間ほど福島の実家へ母子で滞在していたので）、津波の威力が凄すぎて恐怖感を感じました。閖上小学校の校庭には船のオブジェ？があるのですが、津波の被害を確実に受けたにもかかわらず、船（オブフェ）自体は震災前とあまり変わりないように見えました。 DSCN0638 posted by (C)りと様閖上の歩道橋と名取川にかかる閖上大橋（対岸は仙台市若林区）。ここを襲った津波の動画。 DSCN0639 posted by (C)りと様歩道橋に上がった人（約２０名）と、 閖上大橋に上がった人（約２０名）は助かったそうです。助かった人の手記を何かで読みましたが、「もしかして、閖上の人口はたったこれだけになってしまったんじゃないか？」と、思われたそうです。DSCN0644 posted by (C)りと様閖上大橋からみた風景（六月末）。SA310087 posted by (C)りと様これは震災前の画像。推定２００４年か５年頃。 DSCN0647 posted by (C)りと様橋を渡った直後。仙台市若林区藤塚付近。DSCN0646 posted by (C)りと様先日の日記に書いた荒浜より南に下った場所にあたりますが、ほとんど壊滅状態でした。  DSCN0655 posted by (C)りと様田んぼのなかに流されてきた家の屋根部分が。。。車もそのまま放置されていましたが、車体に「×印（御遺体があったとき）」はついていなかったので、とりあえずホッとしました。 DSCN0663 posted by (C)りと様東部道路に近い位置（海岸から約３キロ）まで津波が到達していました。ガードレールが津波の方向そのままに倒れているのが分かります。 にほんブログ村

仙台空港＆こだま駐車場（その２）

前回の日記に書いた仙台空港近くの「こだま駐車場」ですが、先週、ご家族の合同葬義が終わったばかりだそうです。結果的に、社長御夫妻、社長の御両親（高齢）、息子さんの五人が犠牲になられたとのことでした。（おばあさんは行方不明のまま葬儀）。引用させていただいたブログはこちらDSCN0586 posted by (C)りと様左側が「こだま駐車場」の隣のビル。 個人的には、「世の中は厳しいな。。」と、いう心境ですね。「全員無事であって欲しい。」とは思ってましたが、あの大津波の前では「やはり厳しかったか。。」と。こだま駐車場さんは、いつ利用しても、皆さん、律儀で一生懸命働いているのが好印象だったのですが、「もしかして、震災のときも、そんな感じだったのかな？」と、思っていたら、不幸なことに的中していたわけで。。 DSCN0578 posted by (C)りと様先にあげた引用先のブログによると、無事だった社長の息子さん（御長男）が、「再建する」とおっしゃっていられるようなので、復活したら、また利用したいと思ってます。  DSCN0577 posted by (C)りと様左奥にみえるのが、仙台空港ターミナルビルです。（撮影は六月下旬。）DSCN0580 posted by (C)りと様 仙台空港に近い海側。元宅地だったと思われ、わずかにブロック塀だけが残っていました。 DSCN0598 posted by (C)りと様真ん中右よりに、飛行機の尾翼部分がみえます。 DSCN0592 posted by (C)りと様いまはどうか分かりませんが、一ヶ月前（震災から三ヵ月後）は、浸水したままの田んぼも目立ちました。  DSCN0593 posted by (C)りと様左側に祠がみえます。震災前は、田園＆農家の中に、なにげなく存在していた印象でした。 こういう凄惨な風景をみると、自分は「被災者」の中には入ってないと思ってます。 最後に、こだま駐車場さんの社長＆ご家族の御冥福をお祈り申しあげます。にほんブログ村  

一ヶ月前の仙台空港付近

今日から仙台空港の国内線定期便が四ヶ月半ぶりに再開されました。（臨時便が復活したのは４月８日だったそうです。）飛行機で旅行に行く予定は今のところありませんが、まずは「良かった。。」と、いう気持ちです。ここにアップした画像は、約一ヶ月前の六月下旬に撮影したものです。DSCN0612 posted by (C)りと様仙台空港トンネル。雰囲気は震災前と同じでした。DSCN0615 posted by (C)りと様 セブンイレブンも営業していました。  DSCN0550 posted by (C)りと様この辺まで確実に津波が来ていますが、震災前にみていた風景とほぼ変わりなく見えました。  DSCN0552 posted by (C)りと様空港以外に、個人的に気になっていた所があり、そこの様子を確認したかったのです。DSCN0553 posted by (C)りと様 気になっていた所は、空港手前の「こだま駐車場」です。仙台空港を利用するときには、いつも、ここに車を停めて、我々が旅行中の間、何泊かさせてもらっていました。この駐車場を利用するきっかけになったのは、はじめて海外旅行に行った時、「こだま」」の看板の所で年配のオジサンが一生懸命誘導の旗を降っているのを目撃し、なんとなくスーーーーッと入ったのがはじまりでした。 以来、ずっと「こだまさん」一筋で、駐車場内に車を停めた後は鍵を事務所に預け、送迎車で空港入り口まで送ってもらっていました。 帰りの飛行機を降りた後は、空港の目の前でいつも「こだま」と書かれた迎えのワゴンが待機していたのでした。DSCN0556 posted by (C)りと様 駐車場内を見渡したところ、看板がなければここが民間駐車場であったことも分からないような状態になっていました。（事務所は流失）。 左奥には、経営者の方の立派なお宅（お屋敷に近かった）があったのですが、流されて何も無くなっていました。  DSCN0557 posted by (C)りと様雨の日も風の日も雪の日も、早朝でも夜でも、「こだまさん」の前を通るたび、常に、オジサンが旗を降って客を誘導しているのをみかけたので、あの津波の日はどうしてたんだろう？と、とても心配です。 DSCN0574 posted by (C)りと様一応、隣に高いビルがあり、他に比べると被害も少なかったようなので、津波が来る前に避難していて皆さん無事であることを願ってます。DSCN0563 posted by (C)りと様民間駐車場は他にも数軒あったのですが、一ヶ月前は、どこも営業していませんでした。と、いうか、被害が甚大なのはどこも一緒でした。。DSCN0564 posted by (C)りと様 右の建物は蕎麦屋でした。津波の被害を受けて内部は損傷を受けていましたが、外観はほぼ以前と変わりありませんでした。  DSCN0569 posted by (C)りと様 空港前の貞山堀運河。DSCN0575 posted by (C)りと様DSCN0572 posted by (C)りと様DSCN0609 posted by (C)りと様空港から数キロ先の貞山堀ですが、延々と凄惨な風景が続いていました。（続く）にほんブログ村 

宮城県山元町（震災から三ヶ月後）

二～三週間ほど前、宮城県山元町（沿岸最南部の町）を通過したときの画像です。 DSCN0504 posted by (C)りと様国道六号線にまで津波が到達していました。海から六号線までは、地図でざっと確認したところ、二キロほど離れております。DSCN0501 posted by (C)りと様被害を受けたコンビニ。元がなんのコンビニだったのか全く分からない状態でした。DSCN0500 posted by (C)りと様常磐線坂元駅。震災前の坂元駅の画像をみますと、駅前にはそれなりに家やお店があったようです。DSCN0495 posted by (C)りと様跨線橋とトイレしか残っていませんでした。 DSCN0490 posted by (C)りと様DSCN0486 posted by (C)りと様この画像の付近だったかと思いますが、津波で廃車になった多数の車の処分場？みたいになっていた所があり、一番手前に自動車教習所の送迎バスが停まっていました（車体に傷みアリ）。もしかして・・・と、あとで地図をみたら、やはり自動車教習所があった所でした。（教習所の送迎バス数台が津波にのまれて三十数名死亡。５月２日の小屋日記参照。） ここも、津波の甚大な被害を受けて、元が自動車教習所だったとは分からないような状態でした。DSCN0481 posted by (C)りと様山元町は何度も通ったことがありますが、記憶にある山元町ではありませんでした。。DSCN0475 posted by (C)りと様家の基礎。DSCN0489 posted by (C)りと様このブログを書くために検索していてはじめて知ったのですが、山元町では幼稚園の送迎バスが津波に遭い、園児８人職員１人が亡くなったそうです。詳細な記事はこちら石巻市大川小学校の悲劇（生徒の七割が死亡）もそうですが、子供が亡くなるのは他人の子でも辛くやり切れない思いです。 ただ、最近の新聞記事でみたのですが、西日本在住の方が、「大川小学校の前に、花やお菓子は備えてあるけど、オモチャがなかった。天国で遊んで！」と、わざわざ手作りのオモチャを自分で作った？小学生たちにも作ってもらった？とかで、大川小学校まで送ってきた。。と、いう話は、善意であるのは間違いないでしょうけども、個人的には、「ちょっと・・・・・。」と、思いました。  DSCN0480 posted by (C)りと様位置から考えて、おそらく、このコンビニには以前、ここを通った時に寄ったことがあるような気がします。なんのコンビニだったのか分からないような状態になっていたうえ、個人的にも覚えていなくて、無念さを感じました。 DSCN0477 posted by (C)りと様山元町は、７月５日現在、死者６７２名、行方不明者２０名だそうです。２０１１年２月の推計人口が約１６，６３３人だったそうです。亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。

七夕飾りでみた「子供のねがい」

季節柄、スーパーに七夕飾りが置いてあるようになりました。で、今日、買い物に行ったとき、何となく短冊を覗いてみました。書いたのは殆どが子供だと思いますが、「地震がもう起きませんように。」と、いうお願いが圧倒的に多かったです。 DSCN0020 posted by (C)りと様なかには、平仮名で、「じしんがもうきませんように。（ぜったい）」と、書いてあったものもあり、これは、個人的に、来ました。  DSCN0025 posted by (C)りと様ハナシは突然かわり、娘・りと子のことになりますが、今日の夕方、近所を散歩したところ、八割方、手を繋いで一緒に歩くことができました。これは、普通の子には、なんらフツーのことかと思いますが、未だにベビーカー持参ナシでは大人の用事を済ますことが出来ない身にとって、かなりの「進化」といえます。 自閉症なのか？発達の遅れなのかは？分かりませんが、りと子に限っては、「子供の成長が早くて驚く。」「いつの間にか出来るようになっている。」ってことは、殆どないですね～。 DSCN0579 posted by (C)りと様ちなみに、発達支援センターで、「落ち着きがなく（多動）、病院などでおとなしく『待つ』ことができない。」と、いう現在の状態をお話したところ、職員「どんな子供でも、小学校にあがれば皆落ち着いてきますから。」との、ことでした。   にほんブログ村

津波被害（宮城県）

田園に津波の爪あとが残る宮城野区岡田付近を通過したあと、若林区六丁の目から仙台東部道路へ入りました。 DSCN0429 posted by (C)りと様国土地理院の浸水したエリアを示す地図をみると、津波はこの辺で止まったようで、ギリギリ被害を免れたようです。と、いうか、沿岸からすでに四キロ弱あります。   DSCN0430 posted by (C)りと様DSCN0431 posted by (C)りと様東部道路へ入った途端、東側（海側）はこの状態。。松林がスカスカなのが分かるかと思います。 DSCN0432 posted by (C)りと様DSCN0434 posted by (C)りと様名取川の手前。DSCN0435 posted by (C)りと様 奥にみえる小山は「瓦礫の山」だそうです。 その付近は、津波の被害が甚大だった名取市閖上（ゆりあげ地区）です。人口の一割にあたる約８００人が死亡・行方不明だそうです。 DSCN0436 posted by (C)りと様約３００年前、伊達藩が植えた言われている「あんどん松」。今回の大震災の中、生き残ったそうです。 DSCN0440 posted by (C)りと様東部道路の西側（山側）。一部、津波の被害を受けている所もありましたが、東側にくらべたら被害は少ないです。この東部道路が津波の勢いをそいだことが良く分かりました。  DSCN0442 posted by (C)りと様 おそらく、岩沼市付近だと思います。DSCN0448 posted by (C)りと様亘理町の鳥の海付近。  DSCN0449 posted by (C)りと様以前（だいぶ前）、実際に鳥の海に足を踏み入れたことがありますが、もっと、こんもりした「緑の島」だったと記憶しています。やはり、津波の影響で「緑がスカスカになったな。。」 と、いう印象を受けました。鳥の海付近には、小さな船がいっぱい停留してある漁港？みたいな所があり、海産物を扱うお店も並んでいた記憶があるのですが、無事なわけ・・・ないですよね。  亘理町は、かなり内陸（に、みえる）所まで、津波が押し寄せたと聞いています。DSCN0451 posted by (C)りと様津波で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申しあげます。にほんブログ村

最近の仙台港周辺＆宮城野区岡田付近

震災以来、海沿いの被災地方面に行く用事は全くなかったので全然行っていませんでしたが、今週末、通過しました。DSCN0398 posted by (C)りと様仙台港から１キロくらい手前のところ。旦那によると、当然、ここまで津波がきたそうですが、 爪あとはほとんど感じず、震災前とあまり変化を感じませんでした。 DSCN0397 posted by (C)りと様がっ、廃車の山が。。DSCN0401 posted by (C)りと様立地（仙台港のすぐ手前）からみて、当然、津波の影響を受けたはずのラ〇ホテル。なんとなく、営業してるっぽい雰囲気があるような・・・。「更にお得　新サービス続々登場」と、書いてありますが、ほんとに営業再開していたなら、逞しさを見習いたいと思います。  DSCN0400 posted by (C)りと様このガソリンスタンドは、震災から一週間くらいで、即、復活したそうです。上のラ〇ホテルの斜め向かいで、仙台港のすぐ近くです。 DSCN0403 posted by (C)りと様被害が甚大だった蒲生地区へ続く道路。 仕事で、何回か震災後の蒲生地区へ来た旦那が、「ここから先は地獄絵図だよ・・・。」と、呟いていました。  DSCN0407 posted by (C)りと様流失を免れたと思われる住宅街。DSCN0408 posted by (C)りと様右のコンビニが被害を受けているほかは、震災前に、りと様がよくみていた風景と変わりなくみえます。DSCN0409 posted by (C)りと様しかし、右折したら、上のような風景が延々と続いていました。DSCN0411 posted by (C)りと様震災から三ヶ月以上たっても、この状態です。 DSCN0415 posted by (C)りと様途中、街並みが残っていて、ある程度、被害をくいとめられた感じにみえる所？もありました。DSCN0418 posted by (C)りと様DSCN0417 posted by (C)りと様DSCN0505 posted by (C)りと様りと様はあまり土地勘がないのですが、旦那によると、画像のところは宮城野区岡田というところだそうです。 DSCN0422 posted by (C)りと様もし、３月１１日に、たまたまここを通っていて、津波に遭遇していたら、逃げられそうな高台は全く見当たらないですね。。また、ここの道が渋滞していたら、自分達だけ車を乗り捨てて逃げるわけにもいかなかっただろうし、とても助からなかっただろうな・・と、思いました。 DSCN0425 posted by (C)りと様あまり良い言い方ではありませんが、この震災で犠牲になられた方々のことを考えれば、仮に、子供が自閉症でも、そんなことは別にいいんだ。。と、いった心境になります。 にほんブログ村

本日、実家から帰仙

今週は数日間、福島市の実家に帰っていました。相変わらず放射能の数値が変わらないことを前回の日記で書きましたが（約１，３マイクロシーベルト）、実際、福島市に帰省してみたら、道を歩いている人で、マスクを装着している人は、二ヶ月前の半分以下に減り（の、ように見えました）、高校生も、マスクなしで普通に自転車で通学しているし、スーパーでは乳幼児も普通にみかけたしで（３～４月に帰省した時にはほとんど見かけず）、あまりピリピリした空気は感じませんでした。 ただ、外に洗濯物を干しているお宅は、ほとんど見かけませんでした。（それでも数パーセントくらい、外に干して所もありました。） 実家の母も、室内で、日光が一番当たる場所を探し出し、そこに布団も含めて干したりして「ダメならダメ」で、なんとか過ごしている模様です。DSCN0209 posted by (C)りと様五月二十日の日記に書いた「銀嶺食品」のメロンパン（￥１３０）。生協で購入。甘くなくて、咬み応えがあり、んでもって、パサパサもせず、極めてりと様好みの味でした。りと子も気に入ったようで、最初に購入したメロンパンが、りと子様に「見つかった」時は、四分の三をりと子が食べ、四分の一をりと様が食べました。当然、物足りないので、次の日にまた買いに行きました。（＾皿＾）。  DSCN0184 posted by (C)りと様同じく生協で購入した「たけだパン」。こちらも美味しかったです。見た目も食欲をそそるし、bluesky218さんもお好きだったかな？DSCN0191 posted by (C)りと様手に持っている「子供用シャンプー」は会計済みです。買い物に行ったスーパーで、「ばーちゃんばーちゃん」と、画像と同じ状態で、シャンプー持って歩きながら、母を捜していたりと子サン・・。通りすがりのお年寄りに、「いたかい」と、言われていますたｗ。DSCN0123 posted by (C)りと様（この画像は仙台市で撮影） ところで、実家で目にした新聞で、「花見山公園（個人所有の公園で、御主人の御好意で無料で開放している）」の園主の奥様が、つい最近、お亡くなりになられたことを知りました（享年８８歳）。個人的には、花見山公園は、昔、中学校の遠足で、桜が満開のときに行ったイメージが強いので（当然、その頃は、地元の人くらいしか行かず。）福島市がバンバン宣伝したり、全国からバスツアーで来てまで・・ってのに、「なにも、そこまでの所じゃ。。（個人的感想です）。」と、違和感を覚えていたのですが、 亡くなられた奥様は、「どんな思いで、最後の春を迎えたのかな？」と、すごく複雑な気持ちになりました。ちなみに、喪主は、御主人（おそらく九十歳くらいかも）でした。

「ふくしま」についての個人的見解

最近、気になったニュースはこちらです。 　仙台市立小学校の大多数に当たる９６校が、修学旅行先を当初予定していた福島県会津若松市 から別の場所へ変更していたことが２日、市教育委員会への取材で分かった。福島第１原発事故の 影響を懸念しての変更だが、仙台市と会津若松市は福島第１原発までの距離がほぼ同じ約１００ キロ。会津若松市は「福島というだけで敬遠せず、冷静に判断を」としている。 　仙台市教委によると、市立の小学校は１２５校。判明分だけでも９６校が会津若松市から山形県や 岩手県に変更し、会津若松市を予定している４校が対応を検討中という。市教委は「今は安全でも 修学旅行は６月の予定で状況が変わる可能性がある。保護者の不安もあり、各校の判断で変更 した」と説明する。 　会津若松市は白虎隊が自決した飯盛山などの観光名所で知られ、会津若松観光物産協会は ホームページで「大気・水道などの測定結果は問題ない」と安全性を強調している。ソース　　　ｍｓｎ産経ニュース　2011.5.2  DSCN0171 posted by (C)りと様りと様の勝手な見解を書きますと、福島県とはいえ、「会津」「中通り」「浜通り」は、気候も風土も方言も違うし、はっきり言って、「三つそれぞれ、別の県に近いんだけど・・」って感じですね。会津は、県内でも放射線量の数値も低いんですが（０、１５）、「（保護者には）、専門家の意見を参考に『安全です』と、答えても、通じない場合が多くて困っています。（今週号の週刊新潮より引用）」の一言に尽きるんだと思います。  SH3G0735 posted by (C)りと様（三月十一日午前中、福島市内にて撮影） 話は変わって、りと様の実家のある福島市では、ずっと放射線量の数値が変わらないのですが（１，４７）、※仙台市は（０，０７３）これも、りと様の見解を述べますと、「ハッキリ言って、どうしようもない。」って感じですね。 実家には母が一人で住んでますが、娘であるりと様が住む仙台の狭いマンションに簡単に避難と、いうわけにもいかないし、「どこにも行きようがない」ってのは、ほとんどの福島市民がそうであろう・・、と、想像します。市内の小中学校では、「暑いのに、窓も開けられない。」と、いう話を聞きました。（盆地だから、この時期でも三十度を越える日があるのです。）りと様的には、「これから、ますます暑くなるのに、大丈夫なのかな・・。」って、身内も他人も心配になります。 悲しいことですが、「三月十一日以前には、もう戻れない。」と、いう、残酷な事実が目の前に突きつけられます。

ある若者の死

つい最近知ったのですが、個人的にショックを受けたニュースがありました。P1160330posted by(C)りと様  ◆ヤクルト４―１巨人（４月２７日・静岡）　 ヤクルト・由規投手（２１）が、亡き先輩に勝利をささげた。宮城・仙台育英高時代にバッテリーを組んだ 斎藤泉さんが２７日、宮城・石巻市内で遺体で発見された。由規と１学年上の斎藤さんは、０６年夏の 甲子園で２回戦進出。斎藤さんは東日本大震災発生当日の３月１１日に被災し、行方不明となっていた。 両親から死を聞かされた右腕は、巨人戦（静岡）に先発して５回４安打１失点で２勝目、チームに８連勝を もたらした。 （中略） ３月１１日の震災発生当日、斎藤さんはマグニチュード９・０の地震発生後、石巻市内で勤務する 運送会社の従業員の安否確認をしているところで、津波にのみ込まれたという。 甲子園での由規投手と斉藤さんDSCN0488 posted by (C)りと様 個人的に、由規投手に関しては、仙台育栄高校二年の甲子園出場時から注目していました。録画こそしていませんでしたが、当時の甲子園の試合はＴＶでみていたので、「捕手」というポジション柄、斉藤さんの姿も記憶に残っています。このたびの大変な災害の中、人間のいのちの儚さを痛感する日々ですが、こんなにも、若くて将来があり、体力もあった「頑強な若者」であったはずの斉藤さんまで津波の犠牲になってしまったことが、個人的には衝撃でもあり、ショックを受けました。 斉藤さんの御冥福をお祈り申し上げます。

風邪、まだ治らず＆数年前発刊の地震についての本

親子でひいている風邪ですが、まだどちらも治りきっていません。りと子は、８日夜の嘔吐が異変のはじまりだったとすると約１１日間、りと様は、１１日に風邪の症状が出たので約９日間、「カゼ状態」が続いています。DSCN0492 posted by (C)りと様そんな中、久々に体重計に乗ってみたら、なんと三キロ減ってました。ここ二年ほど、やや標準体重（身長に比例するもの）をオーバー気味でもあったので、これはちょうど良いかも・・。 体重減少の原因は、震災での心労、子供の反抗期、加えて今回の看病疲れだと思います。とはいえ、以前、デザインが気に入って買ったものの、実際に着てみるとピチピチ（特に袖が・・）で、着心地がイマイチなので箪笥のコヤシになりかけていた長袖Ｔシャツがありました。それを、体重が減ったことだし（くどい）、「ひょっとして・・・」と、試しに着てみたら、「やや余裕アリ」で入りました。これは、嬉しい誤算でした。 DSCN0508 posted by (C)りと様４月の終わりから、約三週間くらい続いたすさまじい「二歳児・イヤイヤ病」も、ややおさまりつつあるかな？とは思いますが、油断はしないことにします。ここ三～四日くらいは、大人しく一人でテレビをみている時間も増え、絵本やオモチャで一人遊びもするようになってきたので、  もう、後戻りはしないで欲しい・・と、いうのがハハの本音です（汗）。とはいえ、大人にとっての「良い子」が、はたしていかがなものか？と、いう思いはありますが。。  DSCN0509 posted by (C)りと様DSCN0511 posted by (C)りと様DSCN0512 posted by (C)りと様画像は、我が家の本棚にあったものですが、平成１６年ごろ（たぶん）に発刊されたものです。 ２０？？年に来ると予想した地震の数値をみると、「この程度ですめば良かったんだけど・・。」と、複雑な気持ちになります。 「津波は地震発生から十数分で海岸に達する」と、いう記述は、不幸なことに当たっていたわけで・・・、ますます複雑な気持ちにさせられます。過去に「９９パーセント以上、必ず来る！」と、言われていた「第二の宮城県沖地震」ですが、それが今回の大震災で間違いないですよね。。。 にほんブログ村にほんブログ村

ＹＯＵＴＵＢＥ貼り付けテストもかねて・・

親子共々、風邪ひき中なのは相変わらずですが、りと様は、医者からもらった薬が全然効かず、市販の薬を飲んだらいくらかマシになりました。これって・・どおいうこと？（汗）。 ところで、ＹＯＵＴＵＢＥ上にある、数多くの津波の映像の中でも、りと様は上記の映像が一番印象に残り、そして、考えさせられました。宮城県亘理町・荒浜の様子を撮影したものですが、１分５０秒くらいから再生される避難先の小学校から津波を撮影した模様が、とても生々しいのです。 りと様的には、もし、自殺を考えている若者がいたら、ぜひ、この映像をみて欲しい気持ちです。 「命の大切さ」というか、考え方が根底から変わると思います。

３・１１震災が起きた時の美容院

連休中は、特にどこにも行きませんでしたが、旦那に子供をみてもらって、美容院には行きました。DSCN0426 posted by (C)りと様本来ならば、３月１９日に予約を入れていたのですが、１８日に福島の実家へ移動したため、１７日にキャンセルの電話をしました。その時、「ま～、営業はしてないだろうから、誰も出ないかもしれないな・・」と、思っていたら、留守番？の美容師さんが電話にでました。 美容師さん「まあ、わざわざ御連絡ありがとうございます。 でも、お店の再開の目処はたっていないんですぅ。」りと様「店長ほか、皆さん、無事でしたか？」　美容師さん「はい、おかげさまで。」ってことで、後日、お互い？落ち着いたら、予約をしなおす・・ってことで、電話を切ったのでした。※美容院が再開したのは、地震から十日後の三月二十一日だったそうです。 DSCN0428 posted by (C)りと様福島に滞在中は、三月末に実家の近所でカットし、仙台の行きつけの美容院へは連休中にカットに行きました。で、３月１１日の地震の時、お店にいたお客さんはどうしたのか？　話を聞きました。一人はシャンプー中だったそうですが、地震で断水してしまったため、「泡」をタオルで取る処置をした後、帰っていただいたそうです。もう一人は、ヘアマニキュア（白髪染め）を染め始めた直後だったそうで・・・。その方は、家がすぐ近くだったそうなので、自宅に帰って自分で何とか？していただいたそうです。 DSCN0435 posted by (C)りと様りと様は、行きつけの美容院では、いつも店長指名でやってもらっています。で、普段は、雑談に花が咲くわけですが、今回の震災の話については、こちら（りと様）が話をふらない限り、美容師さん＝店長の方からはふってきませんでした。きっと、被害を受けた方、亡くなった方があまりに多いので、美容院でもそういう「配慮」をしてるのかな？と、勝手に想像しましたが・・。DSCN0513 posted by (C)りと様DSCN0515 posted by (C)りと様福島の地元紙に、３月１０日に出ていた記事です。結果的に、９日の地震は、１１日の前触れだったとしか思えませんが・・・。 にほんブログ村

人が若くして亡くなるということ

 最近みた巨大掲示板のスレッドですが、管理者が死んで放置されたブログ・HP 4墓目http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/occult/1301056577/ このスレッドの６５４番以降に書いてありますが、３月１１日、宮城県山元町（福島県境の町）の自動車教習所の送迎バス数台が津波にのまれ、 生徒教職員合わせて三十人以上が亡くなりました。犠牲者の中に、福島県新地町の高校三年生男子（１８歳）と、宮城県角田市の高校三年女子（１８歳）も含まれていました。二人は、交際をはじめて一週間目でした。 どうやら、最後は、二人で同じバスに乗っていたようなので、それだけが救いかもしれません。以上、漫画や小説だったらいいんですが、残念ながら事実です。SANY0234 posted by (C)りと様個人的には、やはり、人が１８歳くらいで亡くなる・・と、いうのは、率直に「かわいそうだな」と、思います。 それで、思い出したのが、昔、りと様の中１の時の同級生（不良グループのリーダー）が、ちょうど、皆が高校を卒業する頃、バイク事故で亡くなったことです。 たしか、彼は高校へは進学せず、新聞に出た職業は「調理師見習い」だったと覚えています。その時は、りと様も若くて青かったので、「不良の因果応報」くらいにしか思っていませんでした。  SANY0232 posted by (C)りと様 彼（不良）の死から十年くらい経ったのち、たまたま、パート先で、亡くなった彼と付き合いがありお葬式にも出たという人（二学年ほど年上の女性）と一緒になりました。 で、「彼には、将来を約束していた彼女がいて、その彼女、すごく嘆き哀しんでいたんだよ・・」と、いう話を聞いたわけです。 それを聞いた時、当時のりと様は、十年前には感じなかった「かわいそうだったな・・」と、いう感情を覚えました。 SANY0235 posted by (C)りと様 加えて、「不良」とはいっても、いま考えれば、徒党を組み、乱れた服装で、集団で歩いていたから目立ったのであって、いまの「ワル」にくらべれば、かわいいもんだった・・と、思います。ちなみに、その不良グループの「ナンバー２」だった人物は、亡くなった彼（リーダー）と同じく、高校へは行かずに調理師見習いになりましたが、数年前、とある福島の温泉旅館のＨＰをみてたら、彼の名前が「総料理長」として出てました。（特徴ある漢字なので、間違いということはナイと思います。）※画像は、数年前（震災前）の岩沼市付近の海岸です。遠くに新地町（福島県）の発電所がみえました。

とあるベガサポの人生

今日は、ベガルタも楽天もホームゲームが開催され、どちらも勝ったので何よりでした。スポーツで復興がんばれ東北みたいな感覚は、りと様はひねくれているので「んーーーー」って感じなのですが、人々が、スポーツ観戦を楽しめるくらい、日常生活が元に戻ってきたことについては、素直に「良かった」と思います。 SH3G0962 posted by (C)りと様 ところで、巨大掲示板からのコピペですが、 278 ：本当にあった怖い名無し ：2011/04/06(水) 14:23:24.19 ID:xZAsYQry0 (1 回発言) 国内サッカー板の有名糞コテ　Ｆ(・´з`・) ◆VEGASEN2/U　がブログに↓このコメントを残し震災後行方不明に ブログ更新日が震災の2日後なのが引っかかるが 電波等の影響や混雑等で更新が1日以上後に更新されたってことなのかな？ http://blog.livedoor.jp/vegasen/archives/51643418.html 2011年03月13日16:19 生きられるかな ゆりあげ走行中津波にあった生きてカエりたい SH3G0963 posted by (C)りと様子供が生まれてからは、全然ベガルタの試合を観に行けていませんが、以前は、試合観戦や練習見学にも頻繁に出かけていて、巨大掲示板（国内サッカー板）のベガルタ仙台スレも、毎日のようにチェックしていました。なので、ベガルタスレの常連さんだったこの人＝Ｆ(・´з`・) ◆VEGASEN2/U　の名前＆書き込みは、ネット上で頻繁に見かけていて、ゆりあげ（名取市）在住だというのも知っていました。　（４月３０日追記＝実は、ご実家はゆりあげではなくて丸森町？という情報を目にしました。と、なると、たまたま、ゆりあげ通過中に津波に巻き込まれたのかもしれません。）なにしろ、彼は、一日に何度も固定ハンドルネーム＝ Ｆ(・´з`・) ◆VEGASEN2/Uで書き込んでいたので、とても目立っていたわけで・・・。りと様も、「どんな人なんだろ？（職業その他）」とは、思っていました。巨大掲示板のベガルタスレは、以前より、ベガルタへの関心が薄れてきたこともあり、数年間覗いていませんでしたので、 彼のブログの更新が、先日の震災以来、止まっていることは、今日知りました。SH3G0961 posted by (C)りと様まーーーー、りと様の場合も・・・・。地震から三日後に、停電が解消されてから、即、携帯を充電し、この「小屋」をチラッと覗いたあと、すぐに自分＆家族の「生存確認」の更新をしたわけで・・。それが、未だに更新がないということは、やはり、生存の可能性は限りなく低いと思います。 SH3G0965 posted by (C)りと様会ったこともなく、ネット上でもやり取りしたことのない人ですが、（２ちゃんねるには、書き込まずに見るだけのヒトなので）、こういう状況（津波に巻き込まれたという、最後の更新）を目にすると、なんだか、とても残念な気持ちがしますね・・。 相手が自然災害、それも、千年に一度の大津波だったとはいえ、それぞれの人々の、それぞれの人生＆生活＆娯楽までを、瞬時に断ち切ってしまった大津波は、やはり、「残酷だな・・」と、思ったりと様でした。 ５月７日追記＝Ｆさんのブログ＆ツイッターの更新があり、生存が確認されました。面識のない方ですが、本当に良かったです。 にほんブログ村

最近の心境

今更ながら、３５週１３３８グラムで産まれた娘・りと子は、普通の子に比べて成長が半年ほど遅れているので、今が「二歳児・ヤダヤダ病」のピークのようです。いや～、ホント、かなり手強く、ホントにしつこいので、ハハとしては、精神的にも身体的にも疲れる毎日です。とにかく、娘は毎日毎日やだやだヤダヤダ大暴れの日々です（汗）。IMG_0002 posted by (C)りと様被災前（約１５年前）の若林区蒲生付近の風景。 ただ、今回の震災を経験したことにより、自分の中での人生観は変わりました。 津波で亡くなった人達、特に、我が子と同じくらいの幼児も相当数、亡くなっていることを考えれば、りと様の育児に関する心配事は、もともと、あまり気にしてはいませんでしたが、もっともっと、小さなことのように思えてきます。 亡くなった人たちのことを思ったら、育児に限ってですが、ある意味何でもアリ、マイナス面も含めて「アリ」だと考えるようになりました。 あんまり好きなタレントではありませんが、「生きてるだけでまるもうけ」という、明石や某の語録？彼の子供への名付けの由来？も「ホントにそうだな～」と、思います。 SH3G0972 posted by (C)りと様３．２８ posted by (C)りと様上の記事が４月２日、下の記事が３月２８日の身元不明遺体情報（福島県）。

桜＆慰霊

仙台では桜が満開です。SH3G0940 posted by (C)りと様震災で亡くなった方々は、今年の桜はみられないんですね・・。御冥福をお祈りいたします。 今回の津波で、りと様の知っている人（知人の知人的な関係です。）も、二人ほど行方不明になっております。・一人は（石巻市沿岸）、津波が迫っている中、逃げようとしていたのは、近所の人に目撃されているとのこと。どうやら、家の中の大事なものを「あれもこれも」と、持ち出そうとしているうちに津波が襲ってきて流されてしまったらしい・・・とのこと。・もう一人は（岩手県）、公共施設の職員で、職業柄、自分だけさっさと逃げるわけにもいかず、流されてしまったらしい・・とのこと。 SH3G0948 posted by (C)りと様最近は、子供が寝てからＹＯＵＴＵＢＥで震災当日のニュース映像などをみています。で、仙台空港や名取市が津波に襲われる映像をみて、本当に「怖いな」と思いました。当時、停電だったこともあって、現地にいながら、そうした映像は全くみていなかったので、「ここまで酷い」とは思っていなかったのです。地震に遭遇したスーパーから帰宅途中、車中のラジオで「今、仙台空港の滑走路が浸水しています　恐ろしい光景です」と、言っているのを聞いたのですが、個人的には、浸水は「１０センチ程度」と勝手に想像していたのです・・。 SH3G0941 posted by (C)りと様 千年に一度の大津波ですから、「もう、来ない」と、勝手に決め付けてはいますが、 自然の脅威の中では、「人間は、本当に無力だ」と、思いました。ＹＯＵＴＵＢＥの数ある映像の中でも、津波の方向に向かって走っている車とか、後ろから津波が迫ってくる中を普通に走行している車など、「おそらく、生存の可能性は低い」と思われる車＆人が写っていましたが、その方々のご冥福もあらためてお祈り申し上げます。

震災の記録（３月１８日）

震災後、一週間目の３月１８日に、仙台から福島へ移動した時の記録です。 福島へ行く高速バスが復活して、三日目のことでした。 SH3G0795 posted by (C)りと様福島行きのバスを待つ行列です。 １５時、１５時半、１６時と、続けて便が出ていたので、「並んでいれば、どれかには乗れるだろう」と、１４時４０分頃、高速バス乗り場へ到着しました。 SH3G0798 posted by (C)りと様結果的には、１５時のバスが３０分遅れて到着し、１５時半のバスと二台続けてきました。 りと様は、二台目のバスに、最初に乗ることができ、子供を膝に抱いた状態で、運転席のうしろに座りました。バスは、二台共に、補助席まで使った「満車状態」で出発しました。  SH3G0797 posted by (C)りと様この時は、一般車両通行不可だったので（緊急車両のみ）、ごらんのような「無車状態」の時が多かったです。 体感的には、法定速度より遅く感じました。 SH3G0796 posted by (C)りと様 たまに、対抗車線をパトカーが何台も列をつくって通過していきました。あとは、自衛隊の車両をよく目にしました。一般車両が通行可能になったのは、この日から、六日後のことでした。 SH3G0800 posted by (C)りと様福島県内に入ったところで、車窓を撮影。いつも目にする風景となんら変わりなく、「震災が夢だったらいいのに・・。」と、思いました。約一時間十分の乗車時間（震災前と同じ）で、福島駅に到着しましたが、バスを降りた瞬間、「空気の匂いが変だ。」と、思いました。 それは、嗅いだことのない匂いでした。悪臭ではありませんでしたが・・。（実際、この日の放射能測定値は高く、１２マイクロシーベルトくらいだったかな？。それから日に日に下がり、今は１～２マイクロシーベルト台です。）実際、空気の匂いを敏感に感じたのは、この日だけでした。 福島市内では、「タクシーがつかまらないかもしれない。」と、聞いていたので、最悪、徒歩３０分も覚悟して、母に出迎えを頼んでいましたが、福島駅ですんなりタクシーに乗車でき、まっすぐ実家に向かいました。 ちなみに、仙台では、なじみのタクシー会社に電話したら、「その時、可能なタクシーがあれば、行くことが出来る。時間予約はできない。」と、言われました。

最近、思うこと

今更ながら、りと様は、現在、宮城県在住の福島県出身者であり、娘・りと子は、「福島県生まれ」であります。 やはり、自分の故郷は「福島」であるだけに、原発問題で、集団避難をよぎなくされている双葉・大熊・浪江周辺のことを考えると、気持ちが重くなるというか、「無念さ」を感じますね。 実際に、原発地域の六号線沿線は、何度も何度も通ったことがあるだけに、「あの辺は、今後、どうなってしまうんだろう・・・。」と、いう思いが、しょっちゅう去来します。SH3G0929 posted by (C)りと様地元紙に出ていた記事。ま～、りと様は～～～、実際に、「福島県民お断り」の看板の『写真』を見ないことには、何とも言えません。ただ、首都圏に住んでいたとき、「福島」と「郡山」の区別が付かない人もいたし、位置関係が分からない人（どちらが北部なのか？）は、かなりいたので、福島と聞いただけで「すべて、危ない」と、思い込む人がいるのは、「ありえるだろうな」と、思います。 SH3G0893 posted by (C)りと様ところで、福島県民＆福島出身者の人も、そうでない人も、暇があったら、猪苗代湖ズの I love you ＆ I need you ふくしま　と、いう曲を聴いてみて下さい。ＹＯＵＴＵＢＥで聴けます。泣けます。ＹＯＵＴＵＢＥの貼り方が分からないので、スイマセン～。 

自宅（仙台）へ戻ってきました

３月１８日に、母子で福島に移動して以来、三週間ぶりに仙台へ戻ってきました。SH3G0920 posted by (C)りと様みんな元気？　髪、切ったよSH3G0928 posted by (C)りと様 地元紙に出てた記事です。現役時代と変わらぬ友情がずーーーーっと続いているのね・・と、ほのぼのすると同時に、なぜか？安心したりと様でした。  

28日の日記

先週末、友人から宅急便が届き、いわゆる「営業所留め置き」になっていました。営業所から連絡は来たのですが、すぐには取りに行けなかったので、「後日、取りに行く」ということを伝えていました。がっ、あら！早っ！それから、わずか二日後には、ちゃんと自宅へ配達してもらえました。想像以上に、ヤマト便が復活するのは早かったですね。いままで当たり前のように、何とも思っていなかったことですが、自宅玄関先まで宅配便が無事に届く！ってのは、すごくありがたいことなんだな…と、実感いたしますた。相手に伝わったかどうかはわかりませんが(^_^;)、配達してくれた人には心をこめて「ありがとうございます」と、言いました。で、今日も別な友人から宅配便が届きましたが、この友人には、紙オムツの他に先々週・先週の週刊文春＆新潮の購入も頼んでいました。福島（宮城も同じ）では震災以来、雑誌は全く流通していなかったので、この文春＆新潮は、こちらでは手に入らなかったものです。その雑誌に出ている震災の写真や記事には、よく知っていて何度も行ったことのある所（若葉区荒浜など）の凄惨な風景が詳細に出てました。それらをみると、震災前の海岸＆田園地帯の長閑な風景が思いだされ、「あの辺が、こんなになってしまって、そこに住んでいた人々も大勢亡くなったのか…」と、さすがのりと様も、言葉を失っております。また、津波で九死に一生をえた人の体験記も複数書いてあり、ほんとに「生と死」は僅かの差だったんだ…と、思いました。で、結論ですが、個人的には、今回の震災を経験し、人生観が変わりましたね…。運命が数ミリ違っていたら、「死」がそこまできていても、おかしくなかったわけで。なので、今後は、身の丈に合った生活を心がけ、与えられた環境で、地道に堅実に生きていこうと思ったりと様でした。ちなみに、今日、コンビニに行ったら、最新号の週刊朝日と写真週刊誌は置いてあったので、今週から雑誌流通も復活かな?って感じです。更新日  2011.03.28 22:05:26 

24日の日記

福島に来て、明日で一週間になりますが、いま、新聞は、実家でとっている地元誌をみています。仙台の自宅でとっていたヨミー（読売新聞）には、休止のお願いをしてきました。で、その地元誌なんですが、毎日裏面には避難所で撮影した子供達の写真＆名前＆コメントで、丸々一面が埋まってます。元気そうな子供達の様子が伝わって、大変微笑ましいのは事実なんですが…。がっ、しか～し、りと様的には「もっと、他に、やることあるだろうがっ！」と、思ってしまうわけです。例えば、高速バスの発車時刻を詳細に載せるとか、お店の営業情報にしても「〇〇店舗のうち〇〇店←（数字）が営業中」だけでなく、〇〇店が、どこなのかをきちんと取材して載せるとか…。子供の写真で埋めつくされた一面を削って、その分、詳細で役立つ情報を増やせば、りと様も含めて助かる人は、かなりいるのに！と、思います。  更新日  2011.03.24 21:11:36 

22日の日記

地震後の一週間の間、知人宅で一度ササッとシャワーを浴びただけの母子でしたが、実家に来てからは三回ほどお風呂に入りました。しかし、一週間、湯舟に入らなかった二歳児のカラダは垢と脂で厚い膜が出来てしまったような感触が…（汗）。数回洗っても「スッキリ」には程遠いです。また、品薄とはいえ、やっと普通にスーパーで買い物が出来るようになった今日この頃、りと子サマの「パン」への執着が物凄いです。よほど食べたかったんだな…って感じです。三食、ご飯おかず果物に加えて、毎回パン一枚を食べている状態で、与えないと騒ぎまくって大変な状態に…(^_^;)。ハッキリ言って、栄養的に炭水化物過剰だと思います（汗）。震災以来、ずっと続いていた下痢もようやく止まり、昨日は一日出ないな～と思ったら、今日は普通の運子をしました。十日以上、普通の運子をみてなかっただけに、「ご対面」したときには深い安堵感を覚えたりと様でした。臭い話で失礼！(^w^)不足していた紙オムツも、他県の友人に頼んだり、運よく福島で残り一点！的に置いてあったモノを買えたりで、ありがたいことに当面というか、当分、心配はなくなりました。しかし、非常時に身についてしまった「節約」で、服にオシッコが浸みるまで究極に使用してしまったことが複数回…ございます(^_^;)。 更新日  2011.03.22 22:50:04 

20日の日記

今日はお彼岸で実家のお墓参り、と、いうか、お墓の様子を見にいきました。りと様としては、「多分、無事なんじゃないの?」と、気軽に考えて行ったのですが…。着いてビックリ！なんと！隣のお墓の墓石が、我が家の墓地内を直撃し、うちの敷地内に倒れていました。その勢いの影響なのか?いつ誰が何歳で亡くなったかが書いてある石（正式名称がわかりません、汗）が、墓の入口に吹っ飛んでいますた。さらに、墓石も数センチずれていました。とは言っても、この非常時ですから、何があっても仕方がないのは当然ですね…。まあ、りと様的には「逆（うちが隣の墓地を直撃）じゃなくて、よかった」と思いますた。それとは別ですが、この数日間を過ごして、思ったことがあります。それは、「父が生きていなくて良かったな…」と。りと様の父は、酒煙草飽食に加え、ゴルフ競馬などの娯楽も目一杯楽しむタイプだったので、もし、生きていたとしたら「こんな生活、耐えられなかったんじゃないかな?」と、思いました。お墓では、あまりにビックリして、ろくすっぽお参りもできなかったので、帰宅した後で仏壇に「お父さん、生きていなくて良かったね」と、声をかけたりと様でした(^_^;)。 更新日  2011.03.20 22:09:52 

19日の日記

昨日の午後、仙台駅前の高速バス乗り場で、約５０分並び、無事、福島行きに乗りました。高速道路上は、緊急輸送物資車両のトラックやパトカーしか走ってないため、時折「無人」、いや「無車」状態になりました。列車が走っていない在来線の線路や、新幹線のレールも車窓からみえましたが、りと様には「ただの物体」に見え…。なんだか原始時代に逆戻りしたような感覚に陥りました。やがて、バスは県境を越えて「福島県」に入りました。すると、安堵感というか、体の底から「ホッ」としたような気持ちが沸き上がりました。宮城に住んで十二年になるりと様ですが、「いやはや、やっぱり、わだすは、ぶぐすま県民の血が濃いんだな～」と、改めて思いますたね(￣∀￣)。福島市は、やはり放射能の影響なのか?空気の匂いが鼻につきます。強烈に臭い！と、いうわけではありませんが、嗅いだことのないような匂いです。この非常時ですから、どこへ行っても完璧な所はないと思うので、しばらく福島で頑張ります。 更新日  2011.03.19 18:09:18  

地震当日・その２

３月１１日１４時４６分、仙台市太白区鈎取のヨークベニマルで買い物してレジに並び、会計が出た直後に地震に遭遇したりと様・・。どのくらい揺れが続いたか、実際は３分程度だったみたいですが、りと様には５分くらいに感じました。少し揺れがおさまってきたとき、「あぶないから、外へ出てくださーーーーーーい」 と、いう、店長さん？の大声で、客＆店員は走って店の外へ避難しました。りと様も従いましたが、外へ出てから、「あっ、クレジットカードを台へ置いたままだっ」と、気付き、店内へ戻りました。カードは無事取りましたが、りと様は、買い物したブツも欲しい。三千九百いくらという会計は出ているので、近くの店員さんをつかまえて「ここに四千円置いとくから」と、言おうと思いましたが、店員さんは皆、パニック状態に近くて、とてもそんなことが言える状況ではなく・・・、やむなく、買い物したものはそのままレジの台に置いたまま、りと様は店を出ました。 SH3G0794 posted by (C)りと様 自宅の床に落ちていた時計。店の出口では、車椅子に乗ったお客さんを、店員さんが三人がかりくらいで外へ誘導していました。 ショックで、抱き合って泣いている店員さんはかなりいました。りと様は、旦那とりと子が待つ車に戻りましたが、携帯をみていたオバサンが「震度七ですって」と、震える声で叫んでいました。震度７だと、「立っていられない」と聞いたことがあるので、「７までは、いってないかもしれないけど、６は確実かな？」と、思いました。 実際は震度６弱くらいだったみたいですが。 SH3G0768 posted by (C)りと様車に戻ると、旦那がりと子を後部座席で抱っこしている状態で、りと子は思ったよりフツーでした。地震の最中は、チャイルドシートに座らせた状態でいたそうです。大きく揺れた時にはちょっと愚図ったそうですが、大声で泣いたり暴れたりすることはなかったそうです。   SH3G0757 posted by (C)りと様それから、結局なにも買わずに鈎取ヨークタウンの駐車場をでましたが、りと様は、「買い物しそこねた商品」が、ずっとアタマに残り・・（汗）。「あの時、黙って四千円を台へ置いて、商品を持ってくるべきだったのか？」っていう、思いは今もあります。 ああいう尋常でない状況でも、「仮に、それが、四千円置いてきたとしても・・・『窃盗』にあたったら嫌だ」という気持ちがあったのであります。車中のラジオでは「約１０メートルの津波が来ますすぐに避難してください」と、繰り返し伝えていました。それから大渋滞の中、帰宅し、三日間は停電で、もちろんテレビがみられないから、仙台＠宮城の被害の状況が分からず、ラジオだけが頼りの生活。現地にいながら「情報が伝わらない」と、いったはじめての経験をしました。まあ・・、「こんなに酷い災害は、りと様が生きている間には、もう来ない」と、いう、『直感』は感じる次第であります。更新日  2011.03.17 13:43:52

自宅から更新

地震以来、お世話になっている義実家から自宅へ一時帰宅し、片付けより先にパソコンを開いているりと様です。まあ、昨日で、だいたいの「人の通り道」と「ある程度の空間」は作ったんですが・・。ブログにメッセージを入れてくださった皆さん、ありがとうございました。今、すべて確認しました。大変な災害の中、しぶとく生き残ったりと様ですが、これからも寿命をまっとうするまでこの「小屋」は続きますので、どうぞよろしくお願いします。 ただ、当日の夕方、停電で真っ暗な上、モノが散乱している家の中に入ったときに、娘はなんらかの「恐怖」を感じたらしく、以来、自宅へ連れてくると泣き叫んで玄関から逃げようとします・・。自宅なのに「帰れない」「入れない」となると、本当に困ってしまいますね。SH3G0746 posted by (C)りと様 地震で倒れた洋服ダンスです。この部屋で、娘が遊んでいて箪笥の下敷きになったとしたら、間違いなく死んでいたんじゃないかな・・。自宅を留守にしていたのは幸運だったと思います。 SH3G0741 posted by (C)りと様地震当日、太白区でみかけた建設会社。傾いて倒壊寸前になっていました。  SH3G0743 posted by (C)りと様画像の中心に、人々が集まっている様子が写ってます。この時点ではラジオで「８人死亡」と伝えていましたが、りと様は「そんなはずはないな・・、阪神大震災以上になるんじゃないかな。」と、思いました。街中に入ったら、大渋滞で全然動かなくなりました。慢性的に渋滞気味でも、いつもは二十分くらいで通り抜けられる道路が、この日は二時間以上かかったかな・・。幸いだったのは、前回の日記にも書きましたが、立ち寄ったスーパーでトイレをすませていたことです。あの時、あのスーパーのお手洗いに寄らなかったら、間違いなく子供のオムツで代用することになっていたと思います（汗）。大渋滞の中、娘は大人用のパンを半分とバナナ一本を食べ、車内でう〇ちをしました。ふだんは、そういう準備はしてないことの方が多いのですが、この時は幸いしました。 SH3G0770 posted by (C)りと様 全然脈絡はありませんが、仙台市内では一部、水が出るようになった地域もあるそうです。昨日は、知人宅でシャワーを使わせてもらえたので本当にありがたかったです。娘は「よそのお風呂」に拒否反応を示して大変でしたが、なんとか強制的にシャワーを浴びさせました。地震以来、お腹が妙にゆるいので、お尻が真っ赤で悲惨なことになっています。  遠く、仙台港の方で、石油タンク？が燃えている煙が写っています・・。SH3G0786 posted by (C)りと様今日撮影。 地震の時の記録の続きは後日、また書きます。 更新日  2011.03.15 14:13:33  （２０１５年３月追記＝ 当時の娘は言葉があまり話せず多動でした。シャワーを借りたお宅のテーブルの上に登り、そこの家の三十代の娘さんに「テーブルに登っちゃだめよ」と初めてよそ様に御注意をうけ、この時のことを思い出すと何ともいえない気持ちになります。また、義父母宅に滞在していたストレスからか三〜四日目から下痢をしていたのですが（元気で食欲もあった）、老人二人に「軽症患者の病院に連れて行け」「こういうのは急患でいいんだ」と繰り返し言われ「非常時の怪我人等で単なる下痢など相手にされないであろう」ことを言っても納得してもらえず、大変でした。）

地震当日

地震の数日前から母子で福島の実家に行っていました。１１日は、たまたま代休をもらっていた旦那が福島まで迎えにきました。ちなみに本当は十日になるはずだったのが仕事の都合で翌日に伸びたのでした。で、旦那が到着後、皆で実家で昼食を食べた後、高速で仙台に向かい、仙台南インターで降りました。数時間、自宅を空けたため、冷蔵庫の中身はほとんど実家へ持って行ってました。なので、途中買い物に寄りたい、だけど家の近くよりも、今、買い物した方がいいかな?と、ふと、思いつきました。また、なんとなくトイレに行きたくなったこともあり、南インターから少し走って太白区鈎取のヨークタウンに寄りました。ちなみに、ココを利用したのは初めてでした。りと子は機嫌がよかったので旦那と一緒に車に残し、りと様一人が降りてベニマルに入りました。店内に入って、まずはお手洗いをすませ、買い物し、レジに並んで会計が済み「三千九百いくらです（うろ覚え）」と言われて、クレジットカードを台に置いた瞬間、バックの中の携帯がけたたましく鳴り出しました。「また、りと子がギャン泣きしてるのかな？」と、思ったら…地震だ！すぐに、というか、同時に揺れ出しました。しかもいつもの携帯と「音が違う！」と気づきました。揺れはだんだん凄まじくなり、とにかく長い！りと様は「これはヤバい地震だ」と、思いました。そのうち天井からガラスがバラバラと落ちてきましたが、これは危険な感じのガラスの粒ではありませんでした。そのうちにパリーン！ガッシャ－ン！！と次々ガラスが割れ出し、りと様も何年ぶりかで「キャー！」と悲鳴をあげました…。レジの店員さんは「これ被って！」と、りと様と次のお客さんにカゴを渡し、しゃがむように誘導されました。それから程なく停電しました。（続く）更新日  2011.03.14 22:48:13

14日の日記

りと様は生きております。りとこも旦那も両身内は皆無事でした。とりあえず生存確認お知らせまで。更新日  2011.03.14 09:54:12