【プラグ交換】 Kickstart My Heart
スパークプラグ(点火プラグ)を交換します。NGK イリジウムIX CR8EIXを4本セットで購入。専用工具のプラグレンチとエアーダスター、モリブデングリスを用意しました。グリスはネジ部が熱によって変形して回らなくなるカジリの防止のため、ネジ部に塗布します。モリブデンはカジリ防止効果は高いのですが、耐熱性は高くないので、プラグには耐熱グリスの方が良いとか、何も塗らない方が良いなど諸説ありますが・・・。ラジエターシュラウド(エアスクープアッセンブリー)を取り外します。車体左側のみ、ラジエターステー(黄銅色)が邪魔になるので外しておきます。プラグキャップは根元を持ち、無理せずに引っ張れば外れます。内側の電極部には接点復活材を塗布しておきました。プラグを外した時にエンジン内に異物が入ってしまうと、破損する恐れがあるそうですので、エアダスターで小石や砂を吹き飛ばし、固着したカスはグリスを塗ったドライバーで取ります。エーモン プラグレンチ K35(16mm)でプラグを外します。結構固いのですが、最初に回り出しさえすれば外れますので、落ち着いて少しずつ、時折エアダスターを吹きながら回していきます。念押しですが、くれぐれも外した状態でエアダスターは厳禁です。新しいプラグを手で回せなくなるまではレンチを使わずに締め付け、そこから2分の1~4分の1回転くらい、適度にレンチで増し締めします。プラグキャップとラジエターステーを戻します。バイク正面から見て、右から左へ1~4番のシールが貼ってありました。右側の1・2番は、手の入るスペースが広いので、若干ですが楽です。手前が標準プラグ、奥が交換後のイリジウムプラグです。何番からということは無いと思われますが、奥からの方が気分的に楽でした。取り外したプラグをバイク正面から見た順に並べています。本来であれば、先に取り外して状態をチェックしてプラグを選択する方が良いそうです。■プラグの状態による番手変更黒いとくすぶり気味ですので、焼け型(数字の小さいもの)へ変更する。キツネ色は適正ですので、同じ番手で良い。白いと焼け気味ですので、冷え型(数字の大きいもの)に変更する。各社のZeaL適合プラグを記載しておきます。■YAMAHA FZX250 ZeaLに適合するプラグ ・標準プラグ NGK CR8E DENSO U24ESR-N Splitfire SF-430B ・イリジウム/プラチナプラグ NGK イリジウム CR8EIX DENSO イリジウム IU24 Splitfire トリプルプラチナ TP-416B約5,000km走行、標準プラグからイリジウムプラグへの交換の結果です。 ・スロットル操作に対するレスポンスが向上した ・アイドリングが安定した(タコメーターの針が殆どふらつかない) ・6,000rpm~8,000rpmまでがスムーズに回る様になった ・1速下で、これまでの1速上近くの速度が出る様になったこれまでは谷があった6,000rpm近辺を無理なく越える様になり、スムーズに8,000rpmまで回るので、3速で素早く50km/hに到達できます。 市街地走行が中心の私にとって、この変化は非常に大きく、費用以上の効果がありました。これにて納車時の中古車再生計画を完了しました。