短めではありましたが、ダブルクロスキャンペーンも無事終了。
今回の敵は、とぼけた研究熱心なおちゃめおじいちゃんで、何だか斃そうとする感じには欠けました(笑)。
全員が生長して結構強くなっていましたが、敵もかなり強くて苦戦しました。何だか還ってこれなくなりそうでスリルがありました。
PC1 里見 月夜 16歳の女子高校生 何でも屋 キュマイラ/バロール
物凄く強い陽気熱血おねえさん、賢者の石という物凄いアイテムを奪おうとする敵に敢然と立ち向かいます。戦闘では変身しての白兵戦で大ダメージをたたき出しました。
最終的に賢者の石を使用して侵食率が3まで下げて…すげぇ。
PC2 天曜 ひびき 14歳の男子中学生 UGNチルドレン ピュアサラマンダー
最終的に4千重人格まで多重人格が悪化した霊媒系少年、侵食率が上がっていくごとにオカルト路線まっしぐらでした。こんなのサラマンダーじゃねぇ。
PC3 近江屋 薫 23歳の高校教師 UGN支部長 サラ/ブラ/バロ
美麗男性教師、頼りになる壁役として一番侵食率が上昇しました。つまり、それだけ仲間を守りまくった人です。どうしても壁役って戦闘では地味に成りがちかと思うのですが、それでも仲間のダメージを受け跳ね返しまくりました。壁役イカス。
PC4 波渡 咲 24歳の女性政治家 ピュアソラリス
女性政治家、ソラリスなので仲間を支援したり、敵のサイコロを減らしたりと縦横無尽の活躍でありました。今回は全員ダイス目が結構悪かったのですが、クリティカルを下げてもらったので大変ありがたかったです。
といった個性的な4人の冒険でした。
私はひびきという少年をプレイ、昔受けた事故から多重人格で内部の声に従う人形少年というプレイを目指して、どちらかというと後ろ向きのプレイを目指しました。
今年何度か遊んだTRPG、私はどちらかと言うと後ろ向きの青少年というプレイを好んだように思います。そういった代表格ともいえるであろうエヴァのシンジ君すらプレイさせてもらったし(笑)
後ろ向き、或いは絶望・最低から始まる物語を目指したのですが、これはどちらかと言うとそこから這い上がる為であり、ある程度は成功したとは思います。
今回も、人形から一人の人間として立ち上がろうとするというのは…途中の過程はそれなりにすっ飛ばしてしまいましたが、それでも仲間達という存在を感じることが出来て成功したんだと思うんです。
こういった人物プレイを想定していたとき、私は必ずハッピーエンドに持ち込もうと思っていたんです。でも色々な青少年の小説とか読んでいると、後ろ向き系はバットエンドとも言うべき方向性、破滅へ導くものがあり、それが割とあふれているようにも思いました。
実の所、こうなる理由が私にはよく判らなかったというのが、私のこれらのプレイの感想です。
破滅へ向かうという路線は私の範疇外だったようです。
そういった意味では、私はこの路線が良く理解できていないのかもしれません。…うーん、一面的にしか見ていないのだろうか。
この辺りはもう少し色々考えてみたいところではあります。