先日、帰宅途中の地下鉄駅前の公園で何やら人だかりがありました。

　まあ、何でも興味心のある私ですので、早速その人混みに。

　そこでは、かの有名な映画の男はつらいよ、の寅さんの叩き売りと同じ様な石鹸の叩き売りを行っていました。

　ものは普通の石鹸のようですが、叩き売りのお兄さんの商品の説明を聞いていると、なんと実際に、試してお客の目の前でインクを自分が着ている服にたらして、それを普通の石鹸では落ちないこと。でもこのお兄さんの売っている石鹸ではインクを垂らしたところに水を付けてその商品の石鹸を付けてこするだけであっという間にインクが消えてしまうのです。
　更に、近くに止めてあった自転車のチェーンに付いている黒い油も服になすり付けて、それも商品の石鹸で洗えば綺麗に落ちる事も宣伝していました。

　


お兄さんは試して効果がすごいことを説明し、その後販売に。
1個３元が３個５元で。特別に５名様に販売すると。

　すると、周囲にいた方たちが次々と買っていくではありませんか。

　周りの買った方たちはさくらには、見えませんでしたっが、無名の石鹸は飛ぶように売れていました。
　

確かにお兄さんは自分の服にインクを垂らして実演し、普通の石鹸では落ちないこと、販売している石鹸ではあっという間に落ちる（色が消えるといったほうが正しい）のです。

良く冷静に考えてみれば、此の様な石鹸でインクや、油汚れが簡単に落ちるのならクリーニング屋さんは不要ですし、各社が商品化しているでしょう。
　全く無名の石鹸で直ぐに落ちるなどありえないですね。

　でも、商売うまいですね、客の心理を良く見て、うまく信用させて売っています。
でも1個　１．７（約２０円）、原価は多分０．５元以下と思われますが遊ぶには面白いかもしれませんね。
　しかし、これを買われた方はその後どうしたのでしょうか。？