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カテゴリ:事件、事故
日本ではテレビが爆発するなど殆ど無いと思いますし、仮に有ったらリコール物で大騒ぎになると思います。
でも中国では結構な確率でテレビの爆発事故が起きています。 それも旧式のブラウン管テレビでは無く新しい液晶テレビで起きています。 驚くことに正確性は有りませんが調査では25%もの人がテレビの爆発事故に遭遇したと言っています。 正確な原因はわかりませんが、今回浙江省で起きた事故では電源部に使用されている電解コンデンサの爆発とのこと。 しかし、電解コンデンサの爆発でテレビが粉々になり、家中の天井などが煤け、壁や内装が剥がれるほどの威力です。 幸いにも家人は外出していて爆発の影響は無かったようですが火事にならずに済んだのも幸いでしょう。 部屋の清掃と修理などで約5万元程かかるとのことですが販売店は全額弁済するとのことです。 疑問な点ですがなぜ電子部品の不具合で爆発まで起こすのでしょうか。 一つには電子回路の設計にも問題が有ると思います。 予測では商用電源に接続されているスイッチング電源の電解コンデンサ内部で漏れ電流が増加し、温度上昇を起こして内部の電解液が沸騰し圧力に耐え切れず爆発したと予測されます。 またこの不具合で電源部が短絡して一次電源部に過大な短絡電流が流れて爆発が助長されたのではと思われます。 中国ローカルメーカーの設計者のレベルの問題もあり使用する部品の信頼性、安全性の評価がきちんと行われていないこと。部品メーカーの品質問題も多々有り、中国製の電解コンデンサは非常にリスクが大きな部品と思っています。 とある一流と言われていますメーカー製ですら製造ラインでの不良率は10%程あり、その状態で量産されているのです。 日本ではJIS規格なるものがありますが、電解コンデンサのJIS規格は非常に甘い規格で日本のメーカーでは検査などしなくともすべての部品が規格を満足するのが当たり前なのですが、中国メーカー品はそれすら部品のばらつきで検査しないと不良品が流れでるのです。 ましてやスイッチング電源用となると高周波での電気抵抗が重要ですが、予測ではそれすら検査も検証もされずに使用していると思われます。 ですから内部短絡や容量抜けなどはざらなのです。 そのような部品でハズレを掴んだ顧客は故障するハメに為りますし最悪は爆発,発火、炎上してしまうのです。 また、電源部の保護もいい加減な製品が見られ短絡時にものすごい電流がながれ、家のブレーカーが落ちて遮断されるような事も。 日本では考えられません。 私も過去中国製炊飯器で爆発事故が起きた経験があります。 本当に真っ黒い煙が出て家中の電気が消えてブレーカーが落ちたので助かりました。 もしブレーカーが落ちなかったら異常電流が流れ続け電線が燃え火災になっtでしょう。 安全性に対する考え方が少しおかしいと思っています。ヒューズもけちっているので電流が遮断できないのです。 私は、これらから中国メーカー製は買わないことにしています。 リスクが多すぎますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月03日 02時47分24秒
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