|
カテゴリ:カテゴリ未分類
『中庸』とは!
昨日の記事でお釈迦様の話をしましたので関連のお話を書かせて頂きます。 お釈迦様が川辺で瞑想をしていると一艘の船が通りかかります。 琵琶の師匠と弟子の会話を聞いたのです。師匠曰く、「いいかい。琵琶の弦というものは、 緩く張るといい音が出ない。しかし、強く張りすぎると切れてしまう。ほどよい強さで 張ったときに初めて最高の音が出るんだよ。」その話を聞いて、真理を求めるが故に極端な 方向に考えが偏っていた自分に気づきました。 断食中の釈迦は、そっとスジャータが差し出した乳粥に口をつけた。と、いう話です。 これが『中庸』の精神である。 食べ物の陰・陽を考える! この世には、必ず相反する2つのものが存在します。例えば、天と地、生と死、太陽と月、男と女、プラスとマイナス。このような相反する2つを陰と陽と呼びます。 野菜で見ると、地面を境にして、上が「陰」、下が「陽」です。「陰」の野菜は夏場、体を冷やしてくれ「陽」の野菜は体を温めて冬の寒さに耐えられる体を作ってくれます。 しかし、食事の時は「陰」にしろ「陽」にしろどちらかに傾いてはいけません。大切なのは中庸であるということを忘れないで下さい。 ●食品の分類 食品の分類方法は、陰陽論をもとに考えられております。 どのようなものを食べたら、どんな病気になるのか。また食生活を変えることによって、どんな病気が改善されていくのかを、非常にわかりやすく理解することが出来ます。 食品は、陰の気を受けると陰性に、陽の気を受けると陽性に分かれます。また、厳密に言えば、さらに酸性とアルカリ性に分類できます。 特に血液の状態と健康が密接に繋がっていますので、血液がどう変化するか興味がありますね。 ■ 酸性食品 酸性の食品は血液を汚し体の機能を低下させます。ですから、陰性の酸性食品を好む人の血液は、俗に血の薄い状態になり同時に汚れてきます。状態が悪くなると血液がネバネバ状態になってきます。 この食品の横綱は砂糖で、食品のなかでも最もマイナスな物だと考えられます。 他に、心配されるのが食品添加物です。食品添加物は、加工食品のほとんどに添加物が入っています。 普通の生活をしていれば必ず身体内に取り組むことになります。 さらに白米の害が叫ばれていますが、白米、白ウドン、白パンなどもこの仲間に入ります。ただし食べすぎると血液が汚れる程度ですから、健康な人なら量を考えれば問題はありません。 ■ アルカリ性食品 陰性の作用は、アルカリですから、血液をきれいにするうれしい効果があります。 この筆頭に挙げられるのは海草、旬の葉物野菜、野草などで、大変に強い浄血作用を持っています。 また、造血を助ける作用もあります。もちろん、いくら良くても食べすぎには注意しなければいけませんが、それでも安心して食べていい食品です。 若い女性たちの間では、ダイエットと美容を目的に、これら野菜のサラダを主食代わりに食べる人がいますが、貧血や冷え性で悩む女性が多いのも、偏った食生活にあるのです。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|