水屋 その2
水屋のつくりは、流儀・流派によって違いはあるものの、基本的には釣棚、上棚、下棚、水皿、腰板から構成されている。 ○釣棚 香合を上段、灰器を下段に配する。 ○上棚 菓子器、茶器、茶杓、茶通箱など、 濡らしてはいけない道具を配する。 ○下段(すのこ棚) 水で洗って清める道具を配する。 ○水皿 すのこを張った流しのこと。 道具を洗うなど、水仕事をするところ。 ○腰板 水皿の廻りに配された板。 竹釘が打たれて、柄杓、茶筅、布巾、 ぞうきんなどを配する。 簡単な構造を紹介したが、水屋での仕事は機会があれば触れたいと思う。 2007年7月28日(土) 水屋 その二風太(幻風庵主)。