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カテゴリ:旅行・観光
<前回(第6回)からのつづきです>
マカオの30の世界遺産のうち、独断と偏見でピックアップした5つの残り2つをご紹介します。 その前に、前回の記事でご紹介した「媽閣廟」の境内はどうなってるのか?というご質問をいただいたので、わずかながら撮影した写真をご紹介したいと思います。 ↑媽閣廟の境内です。 三国志ファンの方でしたら、日本にも横浜中華街他何箇所か存在する「関帝廟」を訪れたことがあるかもしれません。イメージとしてはそれに近い感じです。 日本の寺院に相当するような建物があり、お参りするようになっています。 ↑境内にはこんなものもありました。 境内には、いくつかの大石があり、美しい彩色で絵が描かれていました。 この船の絵は、貿易の要地であったマカオの歴史と関係がありそうです。 4.聖ポール天主堂跡 おそらく、マカオの世界遺産の中でもっとも有名な史跡のひとつではないでしょうか。 メインスポットといってもよいと思います。 ↑細い路地を抜けていくと、突然姿を現します。 多くの観光客が押し寄せていました。 壁に多くの彫刻が彫られているのですが、これは東西の文化の交流する マカオらしく、東アジア由来のものから西洋由来のものまで入り混じっているそうです。 ↑近影です。 この彫像の中に、徳川家康を悪魔に見たてた彫像があるとの事前情報を仕込んでいたのですが、残念ながら現地ではどれのことだかわかりませんでした。 これは、家康が晩年にキリスト教の取締りを強化したことによるのだそうです。 あるいは、菊の紋章も彫られているのだそうですが、これも気づきませんでした。 最後に舞台裏です。 ↑ドリフの舞台セットみたいです笑 もともとは大きくて荘厳な聖堂だったのでしょうが、今は正面の壁を残すのみです。 5.大砲台 1626年に築かれた砲台の跡地です。 コース的に終盤だったので、階段を上っていくのは中々ハードでしたが、上りきると 物々しい砲台が数多く目に入ってきます。 ↑こうした大砲があちこちに置かれています。 1626年というと、日本では豊臣氏が滅び、徳川幕府が磐石となった大阪の陣のおよそ10年後です。大阪の陣でも、大砲が大阪城天守閣の攻撃に効果を発揮したといわれますが、 こんな大砲だったのでしょうか。 ↑「8エイト」の入ったグランドリスボアもよく見えました。 苦労して階段を上っただけあり、この砲台からはマカオを一望できます。 この美しい眺めを最後に、マカオ世界遺産めぐりの幕を閉じることにし、われわれはホテルに戻ったのでした。 …半年も前の旅行の話を長々とすいません。 あと二回ほどお付き合いいただければと思います。 次は、人生初のカジノ体験です。 <次回につづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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