「ガラクタ捨てれば自分が見える」
(カレン・キングストン)という本を
一昨年、紹介されて読みました。
いらないモノを捨てることで、お金の出入りや
人間関係がスムーズになるということに惹かれました。
当時、私は心身ともに疲れていて、
仕事を辞めるか迷っている時期。
本を読んで、モノは試しと家の中の
いらないモノを捨てることにしました。
最初はパソコン周り。
たくさん溜まっている紙類を整理し捨ててみると、
不思議なことに、夫の営業で売上げがあったのです。
夫の会社では売上げがあると褒賞の半分を現金ですぐに
渡してくれるのですが、大量の紙類をゴミに出した
その日のうちに「ハイ、これ。」とのし袋が。
偶然かとも思いましたが、それからキッチン、居間、
和室、子供部屋、バスルームと念入りにお掃除してゆく度に
何故か夫の売上げが上がるのです。
そのうえ、私の周囲の人間関係も変わり始めました。
結局会社は辞めることになったのですが、
その分、地域での活動やセミナーへの参加が始まり
毎日がとても充実し始めました。
好きで始めたことがお金に結びつくチャンスにも
恵まれるようになっています。
普段のお掃除ではなく、つい溜めてしまうガラクタが
我が家の気まで、滞らせていたのですね。
年末で大掃除をされる方も多いと思います。
寒い時期なのですが、普段よりお家をスッキリさせると
きっといいことが起るはず。
あ、それから「お金が欲しいからお掃除」ではなく、
「お掃除してキレイになった、気持ちがいいな。
お金はなくてもいいけど、あったらいいな。」
こんな感じがポイントのよう。
いらないモノを捨てるということは、
すでに自分にとって必要でなくなったものを手放し、
新たに大切なものが入るためのスペースを作るということ。
これは人間関係にもお金にも自分が住んでいる世界観にも
大きな影響を与える。
味わい手放しまた出逢う。モノと自分のよいサイクル。
ここにもキャッチアンドリリースが生きているような気がします。
年末の大掃除のあと、ヤフーさんに申請していた
源氏物語をまとめたサイトが検索登録されました。
皆さまとご一緒に愉しませていただいたおかげと、
本当に感謝しております。
皆さまも、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。