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カテゴリ:オーラの泉
先回に続き、美しいミュージシャンの男性がゲスト。
美「結構ですね☆やっぱりビジュアル系の、あたくしの大先輩ですよ☆ 確かこの方、デビューなさったのは氷河期かジュラ期か・・・☆」 江「本当によろしいんですかね、出てこられて☆」 国「今日ここに来られたということは、かなり大きなテーマですか?」 江「まあ・・・ねえ・・・。興味を持って下さっていたようですけれども・・・(ため息☆)」 国「オープンニングで初めて、江原さんのため息を聞きましたけれども☆」 美「いまのは、ものすごいため息よ☆」 国「そうですね。もしよろしければ、帰っていただいてもかまいませんけれども?☆」 高「失礼します、じゃあ!☆」 舞台袖からの声のご出演も、初めてのことです☆ 【スピリチュアルチェック】 ☆ 小さい頃なりたかった職業→漠然と詩人には憧れていました。 ☆ 音楽以外で今までに一番熱中したもの→バスケットボールです。 ☆ 家族の愛を感じたとき→あんまりアルフィーで売れない頃、 レコードとかコンサートチケットをひっそりと買ってくれていたこと。 ☆ リラックスできる場所→ギターを弾ける場所であったり、 あるいは、欧州の街角であったりとか ☆ 苦手なもの→精神的な孤独 ☆ 人生の転機→34年前に大学で他のメンバーと出会って、 そしてデビューしたことじゃないでしょうか。 かなり緊張されている様子の高見沢さん。顔の上部が覆われるほど大きな イエローゴールドのサングラスを外さないままでいらっしゃいます。 高「なんかこう・・・人間ドッグに入る前の自分のようで・・・なんだか勝手が違いますね・・・」 国「ある意味、人間ドッグかもしれないですね☆ちょっと、あの・・・ 『誰とも目を合わせないぞ』というオーラが伝わってきますけれども☆」 高「先ほどの江原さんのため息は何だったんだろう?と・・・」 江「冗談です☆」 同じくビジュアル系☆の美輪さんとは、初対面とのこと。 高「ミステリアスとファンタジーを絵に描いたような方だなあと思っていました。 僕らのような凡人とは全然違うなあと・・・」 美「どこが凡人ですか!☆よくおっしゃいますよ」 国「こんな凡人いないですよね☆」 江原さんとは「新堂本兄弟」で共演されていました。 高「陽だまりの、柔らかい光のような感じが。何かつい話かけたくなるような」 国「そのときにお話したりとか?」 高「いや、そんなことはしなかったんですけれども」 国「ということで、今日は初めての人間ドッグになるわけですか?☆」 美「この方ね、前世はCTスキャンだったの☆」 国「体の中身から、家まで見ますから・・・☆スピリチュアルな世界というのはどうですか?」 高「自分では、あまり霊感とかはないんですけれども 詩を書いたり、曲を書いたりすると、すごく煮詰まるじゃないですか。 そのとき、突然何かのきっかけで、何か糸口が見つかると、ザーッと書けるんですよ。 これもひとつのスピリチュアルかなあとちょっと思うんですけれどね」 江「本当にそうですね。よくアーティストの方達が『降りてくる』って言いますものね」 高「あまり感じたことはないんですけれど、最近 『あ、もしかしたら、そういうことなのかな』と思うんですけれどね」 江「まさに。あの、霊能というのは、見えるとか聞こえるということばかりじゃないんです。 そういう方に出る人もいれば、アーティスティックな面で出る方もいれば 表現される方はみんな霊能者ですね。 霊能者特有の質を、高見沢さんも持っていらっしゃるから、非常に過敏で・・・」 美「そのお洋服だって自分でデザインなさって、それもひとつの能力で そういう才能なんですよね。それをおっしゃりたいのね」 江「ただ心配なのは、いろいろな状況が、すぐに体に現われてしまう人なので。 体がひとつのシグナルになっていて、手が痺れてみたり・・・」 高「え?!・・・いまちょうど、そういう状態なんです」 江「『演奏するにも大丈夫だろうか?』と心配になったり でも調べていただいても何でもなかったり。全て、体にメッセージが現われる方なんですよ。 非常に複雑怪奇なオーラを持っていらっしゃってね・・・」 高「ちょっと待って下さい・・・。そうなんです、今、まさに・・・」 国「これがCTスキャンです☆」 江「時々、別に走る必要もないのに、突然走りたくなってみたり・・・」 高「なんかそういう欲求にかられることがありますね」 国「今、まさに、手の調子があまり良くないんですか?」 高「ちょっと腕が、痺れるというか、痛い。原因不明なんですよね」 美「シグナルね」 高「そうなんですか。ギターを弾くのは平気なんですけどね・・・えー!? 震えてますね、僕、いま・・・☆」 江「だからそれも、ひとつのシグナルですね。 そういう緊張がすぐに体に現われるし、場の状況とかエネルギーを全て感じてしまう」 国「そんなに緊張する方ではないですか?」 高「緊張する方ではないと思ってたんですが、緊張する方でしたね、今日、来てみて・・・☆」 江「いや、日常から緊張なさっているじゃないですか。ちゃんと寝られますか?」 高「いや、そんなに寝られないですね」 江「あの、ドラキュラみたいに休んでいらっしゃるのが見えるんですよね。 要するに、力が入っている、寝ながら。だから目が覚めたときも 『疲れた・・・』という覚め方をしますでしょう?」 高「そうですね」 江「時々はぐっすり眠れて『ああ、よかった』」 美「でも、まれでしょう?」 高「ないですね」 国「番組の前半で、こんなに言われている人も珍しいですよ☆」 高「やっぱりサングラスを外した方がいいんですかね?☆このままじゃいけないのかな・・・」 気分を変えて緊張をほぐされるように、そっと外されました。 小さい頃憧れていたのは、詩人。 高「父親が教師をしていたものですから、本がたくさんあって、 詩人のいろんな本もあったんですが、結構難しい字がタイトルにある。例えば 佐藤春夫『永遠の憂鬱』。憂鬱が読めなんですよね。 父親に聞くと『今は読めなくてもいい。いつかそれがわかる時が来るまで 読めなくていい。これは詩人の魂が入っているから』 そういうことを聞くと『詩人ってすごいなあ』 それで読むようになって、意味はわからないですけれども。 あとはボードレール(1821-1867 フランスの詩人)とか ヘッセ(1877-1962 ドイツの詩人・小説家)とか、普通に憧れていましたね」 国「お父さんはすぐにそのとき教えるのではなくて『いつかわかる時が来る』と」 高「ずっと言っていましたね。それをすごく覚えているんですけれども」 美「素晴らしいお父さまに育てられて、お幸せでしたね☆」 高「ありがとうございます」 国「お父さんも、やっぱり同じような衣装で?☆」 高「いえいえいえ・・・☆父親は本当に、もう昔かたぎの、校長までやっていましたけれども。 行った学校、全部丸坊主にしちゃうくらいな、短髪好きな・・・」 国「校則を変えて?」 高「変えてまでしちゃうというような。結構厳しい父親でしたね」 国「じゃあ高見沢さんも、坊主にしているときというのはあったんですか?」 高「坊主までは行かなかったですけれども、運動部のときはやっぱり短いんですね。 だから僕もバスケットをやっているときは、耳に髪がかかったら もう嫌で嫌でしょうがなかったんですけれども。いまは耳が見えませんけれどね☆ そのぐらい、髪の毛が短い方が好きでしたね」 国「そのぐらい、バスケも・・・」 高「真剣にやっていましたね」 身長が足らなかったことと、技術的なことでバスケットに挫折したあとに 見出されるのが音楽の道。 高「小さいときにピアノも習っていたんですけれども、それも挫折しちゃって。 兄貴がギターを持っていたので、それを子どもの時から触ってはいたんですけれども。 だから、音楽は常にありましたね、僕の周りに」 美「音楽とか文学が、周りにあったんですね」 高「そうですね、自然にありましたね。 だから本を読むことに関しては抵抗がなかったですね」 美「お幸せでしたね」 江「お父さまとそういう部分で、通い合える部分があってよかったですよね。 質がまるで違っていましたものね」 美「そんな格好をしていらしたら、お父さまはそれこそ、気絶するから。そういう方よね☆」 高「そうですね。やっぱり『自分とは全く、真逆な人間になってしまった・・・』 みたいな感じで・・・」 江「けれども、そのアーティスティックな部分で、文学という共通言語を持っていたので そこで歩み寄れたけれども・・・いろいろと葛藤があったと思いますね」 高「一度ね、父親に、まだ生きている頃ですけれども 『なんでお前はそんな格好をするんだ?』って事をいわれたことが・・・」 国「いくつくらいの時ですか?」 高「そうですね・・・30代くらいの頃。 『何でそんな格好をするんだ?』と言われても答えようがないから 『別に・・・』って、大した反応もせず。ちゃんと言っておけばよかったなあ・・・」 続きます。 *** これまでの「オーラの泉の日記」リンク、よろしかったらどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 4, 2007 07:32:02 PM
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