カテゴリ:ちょっと工夫でこの美味さ
揚げたさつまいもに砂糖蜜を絡めた大学いもは、写真付きも含めて2回書いて
いますが、いずれもオーソドックスな大学いもでした。つまり「いもを揚げて から蜜を絡ませる」という、当たり前の作り方なのですが、今回はフライパン 1つでいきなりできる、揚げながら甘みがつく、いもを切って加熱するだけ、 という、ほんまかいな、そんなんで大学いもができるんかいな、という驚きの レシピです。わたしの創作ではなく、家内が人から聞いてきたものですが…。 フライパンにサラダ油大さじ3と、砂糖大さじ3を入れて混ぜると、白濁した ねちょっとしたものになります。さつまいも200~300gは、洗ってへたを落と し、小さめの乱切りにして、フライパンのねちょねちょと混ぜます。それから やおらフライパンを火にかけるのですが、ふたをして中弱火で3~5分加熱す ると、中身がジクジクと音を立てはじめます。湯気が出はじめるころにふたを 取って、あとは全体がきつね色になるまで炒め続ければ、ハイ、できあがり。 こんなんで良いのか、と思うぐらい簡単ですが、弱めの火でじっくり炒めてい るため、中まで火が通っています。蜜はちょっとヤワくて貧弱ですが、いもに 甘みはしっかり付いています。炒める最中に蜜が糸を引きますが、冷めても固 くなって隣のいもとくっつくこともなく、扱いやすいです。使った油は大半が フライパンに残り、ヘルシーです。本来の大学いもとは違うものの、表面がき つね色になるまでじっくり加熱すると、カリッとして、充分に美味しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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