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Dr.半熟卵のつぶやき~女性医療の現場で働く産婦人科医の日記~

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February 20, 2006
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カテゴリ:ピルについて

今日の言霊:
 他人の感情にまで責任を感じる必要はありません。
 あなたは、ただ
 あなた自身のために
 良いエネルギーを発していればいいんだよ。


2位との差が縮まっちゃってます!(;;)
今日も、愛のクリックをお願いしま~す
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<Dr.なおみのラブ&バディカフェ PCサイトオープン!>
 アドレスはこちら⇒http://www.love-body-cafe.jp/
 以前から準備を進めていました、携帯サイトのPC版が
 やっとやっとオープンです♪
 とっても素敵なページに仕上がりましたので、
 ぜひ遊びにいらして下さいね。

 <セルフチェックコーナー> 
    下記項目に該当すると思う事がありますか?
    *生理の時は痛み止めが手放せない
    *生理痛で動けなくなった事がある
    *痛みに吐き気やめまいを伴う
    *常に下半身が冷えている
    *最近痛み止めが効きにくい
    *温めると痛みがましになる
 ⇒該当すると思う事が4個以上の人は月経困難症の可能性あり!
  そんなあなたは、・・・続きはこちらへ


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
         緊急告知!!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
あいのりの旅から帰ってきたばかりのヒデと友人のハオロンが
東京飯田橋で対談講演会をやります♪
 2月26日(日)午後6時~
詳しくはこちら→http://ifc.haolong.com/ifc13.html

東京飯田橋にある財団法人日中友好会館地下大ホールにて
ハオロン&ヒデ対談講演会+交流親睦会を開催します。

あいのりで、1年以上アフリカの旅を続けた今澤徹男さんを招いて、
アフリカで見たこと、聞いたこと、感じたことを
是非IFC国際交流会を通じてみんなと共有したく、
急遽開催を決定しました。

南アフリカ、ボツワナを旅したハオロンの経験も交えて
旅のこと、アフリカのこと、理解しあうことなどを中心に
お話を聞いてみたいと思っています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



 おかげさまで、総アクセス40万ヒットを超えました。皆様、いつもいらしてくださって、本当にありがとうございます。
 キリ番ゲットさんをチェックしようと思っていたのですが、ちょうど真夜中にヒットしたらしく、私の方では把握し切れませんでした。どなたか、40万ヒットを踏んだ方いらっしゃいませんか~? 

 
 ホルモン剤に対する抵抗感や先入観は、どの年代にも根強くあるようです。「何となく副作用が怖い気がする」という漠然としたものから、医師やコメディカルスタッフから間違った情報を入手してしまったケースまで、不安や抵抗感の度合いも様々。
 ピルにしても、ホルモン補充療法にしても、基本はご本人が納得して薬を使うということが効果を得るための最低条件だと感じています。なので、抵抗を示される方には、まず情報提供をして、ホルモン剤に対する正しい知識を身に付けていただくようにしています。

 間違った情報や先入観だけで、治療の選択肢を狭めてしまっている方は案外多いですからね。どんな薬も治療も、きちんとメリットとデメリットを理解した上で、患者様ご本人が選択されたのであれば、私はそれが「第一選択」になるんだと思っています。でも、単なる思い込みで、有効な治療法を初めから除外してしまうのは、ちょっともったいないと思いませんか?
 実際のところ、ホルモン剤はそんなに怖い薬なのかと言えば、そんなことはありません。使ってはいけない人に使いさえしなければ、むしろメリットの方が大きいように感じています。

 そもそも、ピルなどに含まれている女性ホルモンは、自分の体の中で作られているはずのものなんですから、自然に出るホルモンを越える量でなければ、体に大きな害が出る方がおかしいですよね。もちろん、厳密に言えば、ホルモン剤はあくまで「合成ホルモン」ですから、天然のものと全く同じと考えることはできません。
 ただ、巷によくある「勘違い情報」に惑わされないようにして欲しいなと思います。

 ピルで癌になったりはしません。
 ピルで不妊にもなりません。
 ホルモン剤で病気になりやすくなるなんてことはありません。
 一度飲み始めたらやめられなくなるなんてこともありません。

 テレビや雑誌や友達から間違った情報を得る前に、どうか私たちにちょっと相談してみてください。その上で、自分にとってベストな方法は何なのか、考えていただいたらいいと思います。

 それから、もう1つ。これはお願いです。ホルモン剤を飲まないという選択をしたり、ピルを拒絶するのは個人の自由です。でも、その自分の価値観で、他人の「よりよい毎日と健康を目指す権利」を侵害しないようにして下さいね。
 「そんなもの飲んだら子供が産めなくなるよ」
 「ピルなんか飲んで大丈夫?」
 「ホルモン剤ってヤバイ薬なんじゃないの?」
 「ピルって太るんじゃない?」
 
 こんなセリフは、安易に口にすべきものではありません。
 自分が持っている情報が本当に正しい場合を除いて、価値観の押し付けは「よけいなお世話」なんだってこと、頭の片隅にでも覚えておいて下さいね。


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Last updated  February 21, 2006 05:35:56 AM
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