奇跡の薬
今朝、4時ころ起きた。体が危険信号を上げた。ビーハッピーを設立して、もう少しで3年目。たくさんの生徒さんや仲間の協力で、ビーハッピーは軌道に乗った。僕もひたすら走り続けた。だから、今日、体が少し悲鳴を上げた。朝4時から風呂に入り、そして今、BeHappyがこれまで歩んだ2年間を、部屋で1人、振り返っている。 ある音楽を聞きながら。BeHappyを設立したのが27歳のとき。それまでは、僕は音楽とともに世界を歩いた。作曲をし、バンドをし、ライブをし・・・それまで、かなり多くの音楽を耳にしたと思う。Rock, Jazz, Classic, Hiphop....Green Day, Michel Petrucciani, Claude Debussy, Beck...もちろん、日本の音楽もたくさん聞いた。そして、僕がたどり着いたミュージシャンはただ1つ。それがU2。"How to dismantle an atomic bomb"「原子爆弾の解体方法」まさに、今のJAPANに関わること。U2のボーカル、ボノは僕が世界で1番あこがれる人。一番Coolな生き方をしていると思う人。このアルバムの2曲目に、Miracle Drug という曲がある。「奇跡の薬」だ。その1節に・・・"Freedom has a scent like the top of a new born baby's head."という詩がある。訳すと、「自由には、においがある。 生まれたての赤ちゃんの頭のてっぺんのような。」僕には、まだ生まれて6ヶ月の息子がいる。頭のにおいをかぐと、自由が、未来が溢れている気がする。お父さん・お母さんにはわかると思うが、そのにおいは格別だ。BeHappyの子ども達からも、同じようなにおいがする。彼らには自由が溢れている。今、U2のミラクル・ドラッグを聞きながら、BeHappyを設立したことが本当に幸せだと感じる。彼らの自由を感じられるしあわせ、そして彼らの可能性を広げる手伝いができるしあわせを感じる。