747637 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かつまる備忘録

かつまる備忘録

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | カテゴリ未分類 | いきごみ | オススメ旅先情報 | 映画の世界へ夢旅行 | 医学の旅路 | 奇人伝説 | グルメの旅路 | テレビの時間旅行 | 漫画研究部出発進行!! | スポーツ・トレジャー | 海外情勢の研究(旅行先事前調査) | 資格試験に挑戦 | ママチャリGP『チーム みっちゃん』 | みんなで楽しくNBA | 氷上バトル「フィギュアスケート」特集 | レッツ ゴー KEIBA | 日本の国技だ!!大相撲!! | 最速!!エフワンの世界 | THIS IS BASEBALL | オリンピック特集 | 暮らしの情報案内 | テニスの世界を楽しもう | リアル小説「75歳の現実」 | NHK大河ドラマ | ゲームは何時も面白い | コービー会 | 風景セレクション | 勝手に時代小説 | パソコン修業 | 東北地方太平洋沖地震 | 新業務 | 健康増進 | 固定資産に関すること | 銅像写真集 | 日本の幕末を考える
2008年04月15日
XML
カテゴリ:医学の旅路
4月15日、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に加入することになった75歳以上の方のうち天引き条件に適合する多くの方の年金(4月分)が、この日はじめて支給された。そして、今まで天引きされていた「介護保険料」にプラスして「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)」の保険料も天引きされていることをはじめて実感することが出来た衝撃的な一日でもあった。そして、衝撃を受けた多くの方が、自らの属する地方自治体窓口に苦情や不満そして不安などの「怒りの声」を浴びせかけた。
75歳以上が対象の長寿医療制度(後期高齢者医療制度)について、保険料を年金から天引きする「特別徴収」が始まった4月15日、日本全国の地方自治体では、「勝手に天引きされた」「なぜ天引きするんだ」「予想以上に手取り額が減ってしまった。この金額で、どうやって暮らしていけというんだ」「なんで、もっと早く教えてくれなかったんだ。しっかりと説明しろ」などの問い合わせや苦情が多数寄せられ、担当者らは対応に追われ、制度の周知の不十分さからの混乱ぶりが際立った一日であった。
ネット情報によると、4月15日に、舛添要一厚生労働相は閣議後の閣僚懇談会で、
『保険料を金融機関などで支払う手間や行政の無駄な徴収コストを省くことができる』
と「年金からの天引き(特別徴収)」のメリットを強調した。
また、同じ場で、舛添要一厚生労働相は、
『特別徴収(天引き)の意義について理解してもらえるよう、さらに広報や周知に努める』
と発言したらしいが、恐らくは、この『長寿医療制度(後期高齢者医療制度)』。
75歳以上の方=人生の大ベテランであり社会経験極めて豊富な方々が、この『長寿医療制度(後期高齢者医療制度)』の趣旨など簡単には納得できるはずもない。
75歳以上の医療費が如何に増えていて、今の健康保険制度では、日本全国の多くの健康保険組合が破綻する危険性がある(具体的に破綻する可能性がある健康保険組合に関する話題も、ネット上にいくつかのっていた。)こうした緊急事態を打開するために、75歳未満の方と75歳以上の方の健康保険制度を完全分離した考え、保険料についても完全分離して考えることで、健康保険組合が破綻する危険を回避するという根本的な目的を如何に75歳の方々に説明し理解を得られるかどうかが課題なのである。

だが、現状としては、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)は、なかなか理解されないでいる。この結果、日本全国の役所の窓口には、電話での問い合わせや訪問する人が殺到したようである。

ネット情報によると、
東京都の中野区役所では、午前8時30分の業務開始と同時に、担当の保険医療分野には問い合わせにきた複数のお年寄りが殺到したとのこと。「なぜ保険料から天引きするんだ」「保険証がまだ届いていない」などと語気を強める場面もみられたらしい。また、午前11時までで電話の問い合わせも50件を超えたという。たった2時間30分で50件以上である。少なくとも、3分に1回以上は電話のベルが鳴っていた計算で、まさに『ひっきりなし』とは、こうした事態を表現する言葉である。
同じく、東京都の豊島区役所でも、やはり午前8時30分から電話が鳴りっぱなしで、通常業務も手につかない状態であったらしい。男性職員は「週初めの月曜日も忙しかったが、きょうも大変」とため息まじりに話した。4月1日以降ずっと窓口応対で忙しい毎日が過ぎているようである。そして、こうした事態が日本全国の地方自治体で発生しているというから末恐ろしい。基本的に、多くの地方自治体は、問合せ対応職員の人手が足りていないという共通の課題を抱えているようである。まったく!!まったく!!ホントに困った制度である。
こうした中で、厚生労働省の保険局でも「一般からの問い合わせも来ているが、制度全体に関するさまざまな問い合わせが多く、天引きに限った問い合わせが殺到しているという状況ではない」としている。ある担当者は「天引きについては、マスコミ報道もあってむしろ周知が行き届いたのかも」とも話していた。一般的な認識と大きなズレがある気がしてならない。

さて、今回の「保険料の天引き(特別徴収)」は、年金受給額(老齢基礎年金のみで判断するらしい)が月額1万5000円以上で、「介護保険料」との合計額が年金受給額の2分の1以下の人が対象。年金給付に合わせ2カ月分がまとめて徴収されるているらしい。たが、今回の『長寿医療制度(後期高齢者医療制度)』に対する事前準備が間に合わなかった一部の地方自治体は、混乱を避けるため10月から実施するとした。

まだまだ多くの混乱・困難が待ち受けている気がする。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年04月15日 20時59分32秒
コメント(0) | コメントを書く
[医学の旅路] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.