私は、多読を始めたころ自費購入(まぁ、普通そうですよね。)だったのでSSSの掲示板の書評を参考に本を選んでいました。
だって、資金が限られているのにハズレを買いたくないじゃないですか。
その書評でもGR(Graded Readers)を書いているTim Vicaryさんはとても評判がいい。
でも、この本その頃品切れしてたんです。
そのまま、私の読む本が児童書になっていってGRを読まなくなっていたのです。
私が多読を始めた頃は、近くの図書館にGRはなかったと思いましたが、最近図書館にGRが置いてあるようになったみたいです。
パソコンで所蔵している本を取り寄せて最寄の図書館へ届けてもらえるようになったのでとってもらくちん。
Oxford BookwormsのStage 3 YL3 9600語
★The Bronte Story / Tim Vicary
「嵐が丘」や「ジェーンエア」の作家ブロンテ姉妹のことを彼女らの父が語る形で書かれた本です。
北イングランドのHaworthに牧師としてやってきた父とともにブロンテたち姉妹兄弟はこの強い風にさらされた丘にある教会に住むことになる。
彼らの、その時代の大方がそうであったであろう貧しく厳しい生活の中、母が亡くなり、寄宿学校で流行った病気で長女マリアが亡くなり、続いて次女エリザベスが亡くなり...
悲しいことばかりが重ねて起こり、経済的にも恵まれていなかったブロンテ一家。
風が吹き荒れるムーアに「嵐が丘」を見、寄宿学校の劣悪な環境で亡くなった姉妹達に「ジェーンエア」をかいま見ることができます。
これらの本は最初男性の名前を使って出版されたそうです。
女性が職を持つことが難しかった、女になど本を書くことができないという考えが通っていた時代の苦肉の策。
「Wuthering Heights」や「Jane Eyre」を読んでみたくなりました。
(私が持っているJane Eyreの原書は字が細かくて...)