テーマ:スイーツ★スイーツ(13131)
カテゴリ:和菓子
菓子好きな人ならば、幼いころの美味しいスイーツの記憶がいくつかあることだろう。
私にとってまず挙げられるのが、丸ぼうろ。 非常に素朴な御菓子だ。 ![]() さて、意外と知られていないので説明すると、丸ぼうろは日本の焼き菓子で、クロワッサンの三日月型や鯛焼きの魚型のように定型があり、いくつものお店で作られている。 見た目はシンプル、煎餅のように直径6センチほどの円形で、裏が平らで、表面はゆるやかにふくらみがあり、厚みが2センチほどである。 しかし、この丸ぼうろの「ぼうろ」の表記はさまざまで、ぼうろだったり、芳露だったり、房露と表記されたりする。 由来は16世紀にやってきたポルトガルの船員たちによってもたらされた保存食、bolo=ボーロ。 なるほど、このboloの表記を、お店毎に好きに漢字であてはめることができたというわけだ。 ![]() ちなみに、保存食たるboloは、小麦粉と砂糖を水でこねて焼いただけの、形は小さく固い菓子だったらしい。味気なさそうだし、日本の丸ぼうろとは別ものと考えていいだろう。 このぼうろは、まずは佐賀において発達して美味しくなっていったらしい。 そして、美味しくなったぼうろは、カステラほどではないけれど、今や佐賀の代表的菓子の一つであり、長崎でも作られ、でも九州全体でも作られ、四国や本土へ広がって作られている。 つづく、、、予定だが、けっこう時間がかかるので、やめるかも。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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