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秀岳らんちゅうのブログ

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2013年11月12日
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カテゴリ:2013.11
 今朝の外気温は9度、日中は15度の予報である。晴れ、タタキの水温は11度とかなり下がってきているようだ。

 少し焦り気味になりそうだ。


 ところで皆さん忙しいですか?

 暇です。暇すぎて考えてばかりである。

 そこで当方は、審査員になりきって少し考えてみた。


 当方は勝手であるが結果から逆に見ていったのである。

 例えば、入賞魚の筒から上の頭まで隠して「尾形」だけを観たときに上位は??? 大半の魚がよく見えて甲乙つけがたいに違いない。下手したら順位が変わってしまう可能性すらあると思うのである。

 それでは「頭」だけ見て首から下を隠した場合どうか、下位の魚でもいい頭をしていた魚がいたようだ。

 では頭と尾を隠し「首から筒」までで判断したらどうか、若干筒は細くともボディーから見るとバランスがいい魚と筒は太くそれに見合うボデイーではどうみるか。

 どちらが良いとは判断しがたい気もするが、相対的には太い方という気がするのである。

 それでは「尾捌き」はどうか、たとえ癖があり飼育者だけが分かっていても、審査では見せない泳ぎがほとんどであろう。洗面器の端や真ん中を泳ぐ位置の違いはあるが、泳ぎは軽やかである。

 「横見」はどうか、ほんの数秒の横見せで、審査員の見る角度もあり、余程ひどくない限り評価は全体の1割程度もないだろう。


 と言うことは、残り9割以上はどこで判断するか、と考えたときに行きつく先は全体のバランスである。それしかないのである。(当方はこれしか逃げるところがないのである)

 それと、これが重要なことでどうしようもない事なのだが、それは最終的には「審査員の好み」である。好みと言ってしまうと軽々しいと思われかもしれないが、会社でもどこでもあるはずである。(男と女もそう?)


 当然ながら、全国の審査員ともなるとバランスのいい魚、悪い魚はすぐ見抜くに違いないのである。そこに全国大会ともなるとバランスの良い魚ばかり出てくるのだから、好みが入らない訳がないと当方は思ってしまうのである。

 二次審査みたいに少ない数を並べて観れば当方でも多少なりとも分かる気がするが、それでも順位に多少のバラツキがあるということは「好み」という感性が多少なりとも影響すると当方は思えてしまうのだ。


 審査員が一致することはその審査員の価値観が全く同じだったと判断してもいいはずである。

 
 厄介なのは人間であれば当然で、機械と違って「感性による価値観の違い」があるのだ。しかし逆に人間らしくていいと思うのである。

 「バランスの良い魚」ばかりの中で比較していくと尾形よりボディー、いや頭、いや筒、色、泳ぎだ、等など、人それぞれほんの僅かな価値観の相違で順位に影響すると思えば納得できるのである。だからギャラリーだと尚更思うのかも知れない。

 そう考えていくと、全国に集まるかなりの数の審査を短時間で判断することは本当に難し事であり、頭が下がる思いである。


 やはり、万人に受ける魚を創ることが一番の早道で一番困難なことのようだ。



 ではこの辺で。






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Last updated  2013年11月12日 07時50分50秒
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