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bunakishike
折に触れて聞いた音楽の感想をだらだらと書いています。
音源は主に海外サイトからダウンロードしたハイレゾで、その他観たコンサートや映画などの感想を綴っています。
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日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術1146号に時間制フィットネス・クラブFAST FIRST(ファースト・ファースト)について取り上げられていました。 10分間で500円の時間制、入会金や入会手続きは要らないというコンセプトです。2月に開業しましたが、場所はなんと渋谷でした。
(以下引用)
激戦区の駅前では後発組にもかかわらず、仕事帰りやショッピングの合間にぶらりと立ち寄る若者や中高年ビジネスマンらに支持され、来店客が300人を超える日もあるほどだ。
1階と地下1階の2フロアに、踏み台のような振動盤に手すりが付いた運動機具「V-バランス」30台が並ぶ。
「安くて手軽に通える店なら、激戦区であろうと集客できるんじゃないかと思った」
着替えだけでなく、「入会手続き」「運動後のシャワー」など、「煩わしい」と思われそうなことは極力排除。
(引用終了)
確かに、目の付け所はいいと思いますし、繁華街に出店したのも正解です。スポーツ・ジムだと色々煩わしい手続きとかあり、入店するときも所定の儀式があると思います。
これが煩わしいと思うのは当たり前のことです。そこに目を付けたのは、慧眼だと思いますし、それを即実行したのは理に適っていると思います。
しかし、単価が安いだけに、土地の高い場所に出店するのはかなりリスクが大きいと思います。記事では多いときは300人が来店すると書かれていますが、利益率はよいとしても、売上高は低すぎると思います。これを改善するには、出店をふやすとか、ジムの付帯設備を充実して、そこでお金を落としてもらうことを考えなければならず、結構厳しいビジネスだと思います。
また、これだけだと長続きするか、はなはだ疑問です。コンセプトがシンプルで、それを実現するのは容易です。そうすると、フォロワーは雨後の竹の子のように出てくると思います。
そのあとどうするか。とても難しい問題だと思います。参入障壁が低いだけに、価格競争になったら、大資本には勝てません。
原点に戻って、スポーツジムに通う人達の動機を考えてみることが必要だと思います。その結果がスポーツ・ジムでなくてもいいと思います。彼らの要求をかなえることことが、本来の目的でなのですから。。。
今繁盛しているときにこんなことを書くなんて営業妨害だと思われるかもしれません。しかし、必ずその時期が来ます。その時に、最初の志を思い出し、ジムに通う人達のことを思いだして欲しいと思います。
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Last updated
2007年07月20日 21時53分50秒
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