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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2007年08月02日
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 SAPIOの8月8日号の「読者からの手紙」に「号泣」について興味深い投稿がありました。

(以下要約)

 この投稿ではオシムが試合後選手に向かって「お前達はアマチュアだ」と言って激怒したら、それを訳そうとした通訳が途中で号泣してしまったとスポーツ新聞などが報道しました。これについて投稿では「嘘だ」と述べています。

 まず大人が号泣するなんてめったにありません。そもそも「号泣」とは「大声を上げて泣き叫ぶこと」で、子供の自分ならまだしも、成人してから「号泣」する人はめったにいません。

 スポーツ紙や芸能雑誌によると、この世の中には「号泣」する人達がやたらといるということになります。

(概要終わり)

 実は私も以前からこの「号泣」についておかしいと思っていました。私の場合には、新聞の映画の宣伝で、映画を見た有名人の感想にやたらと「号泣」した、と書かれていることに違和感を持っていました。
 
 映画館で文字通り「号泣」したら、周りの人の迷惑になり、つまみ出されるのが落ちです。そもそも、そんなことは分かっているので、「号泣」する事はあり得ないと思います。せいぜい「すすり泣く」ことくらいしかできないと思います。
 
 それにしても、この「号泣」は最近やたら目に付きます。これが流行りだした?のはいつのことでしょう。

 その他「激怒」する人達も多いです。この投稿でもオシムが「激怒」したとあります。この場合は多分本当に「激怒」したと思うんですが、普通の記事で「激怒」と出ると、日本人はいつからこんなに怒りっぽくなったと思ってしまいます。

 このような過激な言葉が頻繁に出てくるのは、書き手の感性の鈍さと表現力のなさが原因だと思いますが、話になりません。本来そのような表現は日本語のもっとも得意とするところで、日本語には色々な表現があると思います。表現力が乏しいのか感性が鈍いのか分かりませんが、書き手だけの問題ではありません。
 
 チェック機能が衰えているというか、指摘できないことも大きな問題です。そのうちニュアンスの乏しい記事だけになってしまわないかとても心配です。新聞だけではなく雑誌、果ては文学にまでそれが波及する可能性がないとはいえず、とても心配なです。私などは世も末だと思ってしまいます。





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Last updated  2007年08月02日 22時21分55秒
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