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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2008年03月13日
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 最新号の「SAPIO」は税金特集でした。その中のコラムが面白かったのでご紹介いたします。

 まず、「ひげ税」。昔ロシアのピョートル大帝が課した税です。彼は何にでも税を書けたことで有名だそうです。帽子、長靴、馬車、蜂蜜、煙突、風呂、薪、スイカ、クルミ・・・思いつく物は何にでも課税したそうです。
 
 その中でも極めつけは「髭税」。髭を生やしているだけ税金をとったそうです。当時のヨーロッパでは野蛮と思われていたので、近代化を進めていたピョートル大帝は一挙両得を狙ったらしいです。
 
 髭税を納入すると徴収年が刻まれたメダルを渡され、携帯していないとまた税を取られたというのですから悪質です。
 
 面白いのは、「カエル税」。カエルから連想されるのはフランス。その通り、フランスの税で、中世に領主が蛙の鳴き声がうるさいので眠れないと税を課したというむちゃくちゃな話です。税といってもお金や物品ではなく、蛙が鳴かないように夜な夜な水面を叩くというものです。全くマンガのようなことが行われていたんですね。
 
 日本でも江戸時代悪名高い綱吉の「犬税」がありますが、実は昭和になってから全国で2686の自治体に「犬税」があったそうです。何故にこんな物があったのか理解に苦しみます。しかし、世の中には現在も捨て犬の収容所の運営費(中国)や糞の清掃のため(オランダ)に税金を徴収しているところがあります。
 
 こうしてみると、何かをして貰うための対価としてたまたま対象が犬だったのは理解できますが、「髭税」や「カエル税」は税金を支払っている方には何も良いことはないんですね。
 
 こうしてみると、昔は殆ど冗談に近い様なことが、まじめくさって行われていたことに、現在の価値観とは異なる価値観があったことを感じました。





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Last updated  2008年03月13日 22時53分46秒
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