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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2008年11月12日
XML

 今日は少し真面目に仕事の話です。
 
ISOという言葉を聞いたことがある方はそれほど多くないと思います。

日常そう出てくる言葉ではないからです。

お仕事をされている方々とくに製造業なんかの方たちは結構聞く言葉だと思います。

 ISOとは国際規格のことです。
 
その中の9001と1400という規格の審査を、外部から審査官を呼んで昨日と今日審査を受けました。

9001は品質マネジメントシステム、14000は環境関連の規格です。

 いろいろとためになるお話を伺うことが出来て、ありがたかったと思います。
 
しかし、そのための準備を2週間以上前から始めていることを考えるとあまり喜べることではありません。

 日常の業務を行うことで、審査に耐えうるような文書類がきちんとできればよいのですが、なかなかそうはいかないので準備に時間がかかっているのです。
 
 これらの国際規格では何かを行うとき、それを指示する文書や、その結果がどうなったかを記録に残す必要があります。
 
 それは、活動のプロセスをが正しく行うための仕組みです。
 
 しかし、その結果、何か指摘を受ける度に文書や何かのルーチンワークが増えることになります。
 
 私は設計・開発に所属していますが、設計業務というのは概して時間が足りないものです。
 
 そこに、何か不具合があるから、このような作業を追加してくれというのはなかなか辛いものがあります。
 
 これらの規格というのは最終的なアウトプットがきちんと出ればいいだけで、本来途中経過はどうでもいいはずです。
 
  最終的なアウトプットをきちんと出すために途中の仕事をしっかりとしなさいというは、一見もっともな話です。
 
 しかし、これだけが最終的なアウトプットをきちんと出すための唯一の方法だとは思えません。
 
 ちょっと悪い言い方をすると、凡人や頭の悪い人間が考えつくことにしか過ぎないような気がします。
 
 頭の良い方はむしろ別なやり方をするのではないかと思ってしまいます。
 
 その一つとして(実現性は別にして)途中経過にかかわらず、最終的なアウトプットがきちんと出るしくみを作ればよいという考え方もあると思います。
 
 現在の重箱の隅をほじくるような指摘や、余計なことをさせる指摘などはプロセスを重要視する思想から出たものだと思います。
 
 個人的には、ISOの認証を受けなくても商売をする方法はいくらでもあると思っています。
 
 たとえば、圧倒的なシェアをとっていれば、ISOの認証がなくても仕事はできます。
 
 お客にとっては、メーカーがISO9001をとっているから買うなんて言うことはほとんどないからです。
 
 日本人は素直なので、何かの国際規格が出ると盲従してしまいますが、もう少し大人になって、この規格に従わないとどうなるか、従わないためにはどうすればよいかなどをしっかりと考える必要があるのではないでしょうか。
 
 おそらく、今のやり方だと手間ばかりかかって成果はさっぱりということになる可能性はかなり高いと思います。
 
 今後、いかに手数を省いて最終結果に結びつけるかを考える時期に来ているのではないでしょうか。
 
 今日は昨日と今日の出来事から感じたことを書きました。
 
 こちらサイトに、ISOの実態について書かれています。
 
 なかなか面白いので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。
 






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Last updated  2008年11月12日 23時41分42秒
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