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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2009年02月17日
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弁護士の谷原誠氏がお送りするメールマガジン「弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義」で質問力について書かれていましたのでご紹介いたします。

(引用開始)

質問というのは、何らかの目的をもって発せられます。
情報を聞き出すというのがポピュラーですが、それに限りません。

ところで、質問の中に、何らかの感情が込められていることがあります。

たとえば、

「なんで遅刻ばかりするの?」

という質問は、「遅刻した理由」を聞き出す質問です。

また「今後遅刻させないようにしたい」という目的があります。
しかし、それと同時に「非難」という感情が込められています。

感情は相手に伝染します。

「なんで遅刻ばかりするの?」

という質問は、相手から情報を引き出すと同時に、相手を非難し、相手にマイナス感情を呼び起こす役割を担っているのです。

相手にマイナス感情を呼び起こしてしまうと、同時に「反発」の感情を呼び起こしてしまうことが多くあります。

「だって仕方ないじゃないか。」

などと自己正当化の理由付けをしてしまいがちです。
そうなると、目的である「遅刻させないようにしたい」という趣旨を逸脱してしまいます。

では、相手にマイナス感情を呼び起こすことなく「遅刻させない」という目的を達するにはどうしたらよいでしょうか。

それは、

「質問からマイナス感情を排除する」という作業をすればよいことになります。

具体的には、質問にポジティブな感情を込めればよいのです。

先ほどの例で言うと、「なんで遅刻ばかりするの?」

ではなく、

「どうしたら遅刻しないようになると思う?」

というように、質問の前提として感情を「非難」から「工夫」へと変換すればよいのです。

そうすれば、相手にはマイナス感情が発生しないために「反発」せず、「どうしたらいいだろう?」というように頭が回転しはじめます。

その結果、「遅刻させない」という当初の目的を達することができるようになります。


このような質問をするためには「自己コントロール」が必要です。

やはり普段の生き方が重要だ、ということでしょうか。

(引用終わり)

 普通質問をする場合、聞き手は自分の知りたいことにばかり関心が向いて、質問の受け手の感情などはほとんど考慮されていないことが当たり前です。
 
 谷原氏の主張によれば、質問の目的を達成するためにどうすればよいかを考えなければならないことが大事だということになります。
 
普通の人たちは単に分からないことがあるから聞くという行為を取ります。

質問の受けては、質問のイントネーションなどから、質問をしている相手がどのような感情を持って質問しているかを敏感に察知します。

それがネガティブな感情だと、ますます感情を害する恐れがあります。

 結局、質問の受けてが、素直に答えられる心の状態をを作ることが大切だと思います。

 言うことはとても簡単なことですが、シンプルだけにとても難しいことだと思います。
 
 谷原氏の言う「質問にポジティブな感情を込める」は一つの有力な解法であると思います。
 
 このメールマガジンを読んで、早速不登校の子供に聞いてみました。「どうすれば学校に行けるようになる?」という質問でした。
 
 あまりにも難しい質問のため、答えはありませんでした。。。。
 
 答えが出てこないときは質問の内容を変えて答えを引き出す工夫も必要です。
 
 今後、質問する機会がある場合には、このことを思い出して、いろいろ試してみたいと思います。
 
 従来、個人的には「質問力」という言葉は何となく軽視していました。
 
 今回の記事を見て、「質問」がいかに重要で、自分の思った結果を出すことがいかに難しいことなのか、訓練がいかに大事か(自己コントロール)を実感させられた次第です。






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Last updated  2009年02月17日 22時41分12秒
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