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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2009年03月03日
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  いつも見ている、 『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!」という石原明氏のメルマガで、このところ良い商品だけではなくて、よさそうに見せる努力が大切ということを話題にしています。
  
  その中で、嘘のような本当の面白い話が紹介されていましたので、ご紹介いたします。
  
(引用開始)

★「みだくなす」って何!?


以前、「みだくなす」という名前の商品があったのですが、これはいったいどんなものだったと思いますか?

「みだくない」というのは、ぶさいくとか見た目が悪いといった意味の、東北地方の方言です。そして「なす」というのは野菜のナス、ではなくて、果物のナシです。

つまり、「みっともない」と「ナシ」を足したもの、ということです。「みっともないナシ」ということです。

この商品は農家がそれこそ一生懸命に頑張ってつくった品種です。地元の特産品をつくりたくてヨーロッパから持ってきてアレンジをした果物です。

これは絶対にいける、味はもう最高においしいし、いろいろな食材に使えるし、珍しいし、形もおもしろいから大ヒット間違いなしだといって持ってきて、たくさんの農家が必死になってさらにおいしく品種改良したのです。

だけど、どうやっても売れなかったのです。

それは売れませんよね。「みっともないナシ」なんていう名前じゃ商品のよさがまったく伝わってこないどころか、かなり印象を悪くしてしまっています。

売れないとなると農家のほうも大変なので、ひとりやめ、2人やめ、最後は5家族くらいしか残らなかったそうですが、でもいいものなのでなんとかつくり続けていたそうです。

そこである人が、「これは名前を変えたらいいんじゃないですか」と言って、つけた新しい名前が何かというと、「ラ・フランス」。

フランス語の「ラ」は英語の「ザ」にあたりますから、「ザ・フランス」ということです。つまり、「これぞフランス!」という意味で「ラ・フランス」になりました。

こうして名前をつけ直して市場に出したら、今度は爆発的に売れて売れて、最後まで頑張っていた農家の人たちはうれしくて全員泣いたらしいですよ、本当に。


(引用終わり)

 ラフランスは、今から約140年前、フランス人がフランス東南部で「ラフランス」を発見し、あまりの美味しさに「我が国を代表するのにふさわしい果物である。」と、国の名前を使い「ラフランス」と称したのが始まりです。日本へは明治時代に伝わりましたが、栽培の難しさと見た目の悪さから定着はせず、昭和後半頃からようやく広まるようになりました。
フランスが発祥の地ですが、今では日本でしか栽培されていません。
出典:http://www.asadori.com/shop/shop02/lafrance/shop02-la.html

 現在は80%が山形で作られているということなので、このお話は山形での話だと思われます。

 当地の近郊でもラ・フランスを栽培しているところがあります。
 
おまけにこの名前を冠した温泉まであります。

久しく行っていませんが、ここの食堂が近ごろ珍しいくらいまずいところだったという印象が強いです。

 ところで、「みだくなす」はこちらの言葉だと「みだなす」で「顔が不細工」なことです。
 
この名前で売られていたら、こちらでは主婦の方々が自分のことを言われているようで、絶対に買うことはなかったと思います。

こうしてみると、方言をネーミングに使うのは非常に危険ですね。

別の地方に行くとまったく別な意味になることがあるので、注意が必要です。

 それにしても、名前がいかに重要な要素であるかまざまざと物語っている嘘のような本当の話だと思います。







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Last updated  2009年03月03日 22時01分34秒
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