|
カテゴリ:美術、日常生活と健康
「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち」という美術展を見に久々に県立美術館に行った。 ゴーギャンという名前に惹かれて行ったのだが、ポン=タヴァンの画家たちの作品も結構楽しめた。 スイミングの後で食事をして出かけたため、車を運転中眠くて困った。 結局途中でコーヒーとなぜかパンを買って、眠気をごまかした。 金曜日にサイトを見たら、黒と白のボーダーのきた人には何かくれるらしい。 それをすっかり忘れていて、ボーダー柄のカットソーを着て行ったら、黒と白ではないけど「おまけ」で、粗品をくれた。 それが何故か塩だった。 始まって一週間経ったが、ほどほどの入りで、鑑賞の妨げになることもなく、とても快適に過ごすことができた。 この美術展はゴーギャンとポン=タヴァンという小さな村で活躍した画家たちの作品を集めている。 ゴーギャン以外は初めて見る作品だったがなかなか面白かった。 ポン=タヴァンはフランスのブルゴーニュ地方の村で、当時の人口が1500人、現在でも2800人しかいない。 主要産業が観光で、シーズンになると多くの店が開き、芸術家が自分の作品を展示するそうだ。 この村は水車小屋が点在し、岩がゴロゴロするアヴァン川の景色に多くの芸術家が魅せられた。 絵のような風景とはこんな風景のことを言うんだろうと思わせるほど美しい。 気に入ったには、ラコンブ(Georges Lacombe)の「赤い土の森」(La Foret au sol rouge)。 赤い土の上に木々が垂直に立ちならんでいるだけの絵なのだが、濃厚で、強烈な印象与えられた。 ポール・セリュジェ(Paul Serusier)の「水瓶を持つブルターニュの女性」(Jeune Bretonne a la cruche)の主人公の女性の特異な表情も忘れがたい。 風光明媚な土地なので、風景画がかなり多い。 その中ではフェルディナン・ロワイヤン・デュ・ピュイゴトー(ferdinand loyen du puigaudeau )の「藁葺きのある風景」(Paysage a la chaumiere)の日没の時のオレンジが印象的で、モネの「印象・日の出」を思い出してしまった。 それからマキシム・モーフラ(Maxime Maufra)の「黄色い黄昏、海岸の泥炭地、ロクテュデイ」(Crepuscule jaune sur les vasieree,Loctudy)のポン・ラベ川の黄色と遠くに見える松林が美しい。 美術展を見ているうちに、この村に行ってみたいと思った。 美術展でこんなことを感じたのは初めてだ。 岩手県立美術館 ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち ゲランドの塩 ブルターニュ半島の南部に位置するゲランドで製造されている、伝統的な製法に基づいた塩で、かなりうまいらしい。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年03月19日 02時41分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[美術、日常生活と健康] カテゴリの最新記事
|