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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2024年05月12日
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カテゴリ:ジャズ

イタリア生まれでイギリスで活躍しているジェルマナ・ステラ・ラ・ソルサという長ったらしい名前の歌手のリーダーアルバム「Primary Colours」(原色)を聴く。
ラ・ソルサは2021年に33 Jazz Recordsからデビュー・アルバム『Vapour』(2021)をリリースしている。
バックはハモンドオルガンのサム・リーク、ドラムのジェイ・デイヴィス、ギターのトム・オーレンドルフで、ギター以外は前回の録音のメンバー。
3者の実力が揃っていて、トリオとしての水準は高いと聴いた。
全曲彼女の作曲で「色」に因んだ曲が集められているが、あまりメロディックではなく、それほど優れているとは思わなかった。
ヴォーカルは透明な声とスキャットを駆使しているが、あまりジャズを感じさせない。
それに絶叫型で、繰り返し聴いていると鼻につく。
オルガントリオでは、ジェイ・デイヴィスのドラムスの活きのいいドラミングが目立っていた。
ハモンドオルガンは通常だとアーシーなテイストが強いものだが、サム・リークはその匂いは少なく、ニュートラルなテイスト。
ギターのトム・オーレンドルフはバッキングではあまり表に出てこないが、ソロはフレージングが滑らかで立派。
特に「Primary Colours」での長いソロは清新な気分が感じられた。
ゲストにオーストラリアのハープ奏者、テラ・ミントンが「Blue」と「White」で加わる。
「Blue」は柔らかなタッチのボサノバで、ハモンドオルガンはお休み。
ハープが入ることで雰囲気がガラッと変わるのが面白い。
「White」はハープとのデュオで、2分弱のスキャットが繰り広げられる。
のどかな気分が感じられ悪くない。
最後の「Refraction」はドラムスとスキャットのデュオで、お遊びのトラックのため、あまり面白くない。
演奏時間が30分余りで、いまいちの出来だったのが残念。

youtube



Germana Stella La Sorsa:Primary Colours(33 Jazz 33JAZZ299)16bit 44.1kHz Flac

1.Black
2.Yellow
3.Blue
4.Red
5.White
6.Primary Colours
7.Refraction

Germana Stella La Sorsa(vo)
Sam Leak(Hammond Organ)
Tom Ollendorf(g)
Jay Davis(ds)
Tara Minton (harp tracks 3 and 5)

Recorded in May 2023





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Last updated  2024年05月12日 15時49分58秒
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