蚤とダイエット

ということで、
3.日本茶はカテキンが豊富に含まれるので沢山飲むようにしている。
も、正解は×　！

ええ～？　だって日本茶って日本人がずうっと飲んできたんじゃない？

そうですね？これまでのように、
食後にお日本茶（以下お茶）を、飲むのだったら問題はないんですけど・・・・、

ペットボトルのお茶が手軽に買えるようになったことが問題なのです。

つまり、水代わりにお茶を飲む、と言う人が増えた。
その発想は、気持ち、わかります。
水道の水はおいしくないし健康に良くなさそう～。
でもペットボトルの水を買うのはしゃくだ。
（どうせなら何かの成分の入っている飲料の方が得だ？）

だったらお茶がいい。お茶なら清涼飲料水とはちがって、
砂糖も添加物も入っていない。健康飲料に違いない。それに
カテキン（ポリフェノールの一種）という抗酸化物質も含有している。

でも・・・、お茶は水代わりしてはいけないんだそうです。
ビールも水代わりにならない、コーヒーも水代わりにならないけど。

＞【お茶をたくさん飲む習慣がある人の胃相は悪い】

こう言い切るのは新谷弘実先生です。
「カテキン神話」に警鐘を鳴らしています。
（へえ～、カテキンまでも今や「神話」になってしまったんだ？）

カテキンが胃相を悪くするメカニズムはこれだ！

カテキンはいくつか結合すると「タンニン」となる
↓
タンニンは渋み成分である。（柿の渋もタンニン）
↓
タンニンは非常に酸化しやすい
↓
熱湯や空気に触れることで容易に「タンニン酸」に変化する
↓
「タンニン酸」はタンパクを凝固させる

そうなるとどうなるか？以下は新谷弘実先生の仮説ですが、

「お茶に含まれるタンニン酸が、胃粘膜に悪い影響を及ぼし、
胃相を悪くしている」

さらに日本茶だけでなく以下のお茶にも警告を発しています。

〈中国茶、紅茶、コーヒー、どくだみ茶、杜仲茶〉など。

これらの茶を常飲している人の胃は、（内視鏡で見ると）

「萎縮性変化」（粘膜が薄くなる）が起きていることが良くある、

とのことです。

「慢性の萎縮性変化、または萎縮性胃炎は、胃癌になりやすく
することがわかっています」

それだけではなく、市販されているお茶に農薬が使用されていることも
問題にしています。

じゃあ、お茶が大好きな人はどうするの？

「お茶が好きな方は、無農薬栽培の茶葉を使い、比較的胃粘膜に
負担がかからないように空腹時を避け、食後に飲む。
そして、１日２、３杯程度にとどめるようにしてください」

と、新谷先生は述べています。

無農薬の粉末茶

香ばしい ! 減農薬栽培の安心 玄米茶　

トルコチャイ

======本日の記事の元になっている記事がこれ↓です======

ヨーグルトを毎日食べる【これ、健康にいい？わるい？連載その１】
新連載始めました。たぶん短期の連載ですけど・・・。読んでね？

健康に関しては医師や栄養士などの専門家の間でも
全然違うことを言ったり書いたりしていますね？
どっちが正しいの？どっちを信じたらいいの？

とくにテレビなどで有名売れっ子の人気アナウンサーの番組で、
その筋の専門の医学博士が解説したりすると、
たちまち視聴者は信じてしまう。
その内容が本当にいいのであれば良いのですが、
ぼくが思うに僭越ながら、正しくないことも皆無ではありません。
そこで自分で裏をとったり調べたり、体や栄養についての
基本的なことを知っておく必要があると思っています。

では、以下の項目で「健康にいい」と思うものに○を
「健康に悪い」と思うものに×をつけて下さい。

1.腸内善玉菌を増やすために毎日ヨーグルトを食べている。
2.カルシウム摂取のために毎日牛乳を飲んでいる。
3.日本茶はカテキンが豊富に含まれるので沢山飲むようにしている。
4.炭水化物は太る原因となるのでごはんやパンはなるべく控えている。
5.高タンパク低カロリーの食事を心がけている。
6.バターの代わりにマーガリンを使っている。
7.スタミナ作りに肉を毎日食べている。
(以下４月９日に追加)
8.健康のために朝食は食べない。

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