|
テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:英国日記(日常編)
<留学小噺(4)英語の話>
昨日の日記を読んでいて、 後半で「失敗なんて無かった」なんて書きながらも、 前半で「英語が上達してない」って書いていた事に気付きました。 これじゃ、 「英語が上達しないで、留学成功とは何事か!」 ってお叱りを受けかねませんね。 ってなワケで、 今日は英語の話をしつつ、 その点のフォローをしたいと思います。 留学した人に対して、 「やっぱり頭の中では英語で考えてるん?」 なんて聞いてみた人がいるかもしれません。 僕の場合はどうでしょうか。 日本語で文を考えないままに、口が英語を話していることがあります。 日常会話なんてそうやね。 難しい話題は頭の中では日本語で考えます。 が、相手が日本語の通じない相手なら、 口から出るのは英語になります。 これは無意識にしています。 日本に居た時って、 「きちんとした英語を話さなきゃ!」 って考えて、文法を気にしたり、かっこいい単語を使おうとしがちでした。 ま、いざとなったら日本語でも好いワケです。 こっちに居たら、 「伝えなくちゃいけない!」 ってのが先に来ます。 単語が思い出せないなら、 類義語で間に合わせても良いし、 一単語で言わなくても、文で言い換えれば良いのです。 「いざとなったら日本語」なんて出来ませんから、 「伝える」ってのが「綺麗な英語」より大事になります。 そんな日々を過ごしていると、 英語が、まぁ或る程度は、自然に出てくるわけです。 頭で考えているのが日本語でもね。 「話す内容」さえ決まっていれば、 口から出てくる言葉は英語でも日本語でも大差はありません。 (っても、単語のボキャブラリーが少ないので苦労する事はありますが) 「英語が出来ない」なんて言ってても、 ま、それ位は出来るんですな。 それでも「英語が上達してない」って言うのは、 「留学すれば、英語で全く不自由しない」ってイメージがあるからで、 「英語が出来る」なんて言おうものなら 映画は字幕無しで「問題なし」って思われるだろうし、 発音も「Janpanglish」だと駄目だろうし、 TOEICは900点以上って勘違いされるだろうし・・・・ ま。 そう思われるのが怖かったんで、「英語が上達してない」と、のたまった訳です。 確かに、もっと英語を勉強してたら良かったと思います。 でも、「留学全体」を見返してみた時に、 バランスを考えると、 英語の成長量・勉強量は嘆かわしいものでもないし、 「英語で何かをする」ってMotivationが出来たわけだし、 「失敗ではない!」って思ったわけですわ。 なんか言い訳臭いけど(苦笑)。 英語が嫌いな僕が、 英語の本を楽しく読んでいるだけで大した成長だと、 自分では思うんですけどねぇ( ´_ゝ`) 過去の留学小噺 (1)ここに来たワケ (2)出会い (3)留学で得たもの <哲学な言葉 「大事なものと、それ以外」> 「一番大事なものがはっきりすると、それ以外は手段になる」 (山田ズーニー『ほぼ日刊イトイ新聞』「Lesson 225テーマと世界観」より) 自分の人生で、 大事なものは何か。 まだきちんとした言葉には出来ないんですけど、 僕の中では、それが見えています。 留学も、 英語も、 国際関係の勉強も、 就職活動も、 その手段です。 (だから「留学が成功だ」と言えちゃうワケですよ) でも、 就職活動の面接で、 「就職なんて、僕の人生の目的の手段です」なんて言えないだろうなぁ・・・ なんて考える近頃の僕です。 そろそろ、 自分の大事なものを、 ちゃんと言葉にしなくちゃね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2004 07:11:06 PM
コメント(0) | コメントを書く
[英国日記(日常編)] カテゴリの最新記事
|