カテゴリ:もみがらハウス
どもサトーです。
本日は久々のお休みでございます。 天気も良くておでかけ日和ですね。 さて、今回は一昨日までの非電化もみがらハウスプロジェクトを進めるに あたって我々弟子がお世話になった方々をご紹介します。 まずは設計した不破博志氏。 非電化もみがらハウスを設計し、プロジェクトのリーダーとして ぼくらの大工仕事の指導を全面的にバックアップしてくださいました。 不破さんは今回のもみがらハウスプロジェクト以前からもみがらを断熱材 に使うなど、素材にこだわった素敵な家作りをやっている方です。 大工の修行を6年ほどやっていたこともあり、大工と設計の両方ができる 稀な建築家です。 ちなみにぼくらの師の藤村さんが主宰していた発明起業塾のOBでもあります。 不破博志氏HP:http://www.fuwahiroshi.com/about/index.html 同ブログ:http://fuwahirosi.exblog.jp/ 次に壁塗りでお世話になった左官職人の大森基伊(もとよし)氏。 不破さんの仕事仲間の大森さんは職人という言葉からイメージする いかつい雰囲気などまったく感じさせないきさくな方です。 ぼくの職人のイメージも変わってしまいました。 大森さんはタデラクトというモロッコの王宮で使われている 壁塗り技法の日本での第一人者だそうです。 モロッコのマラケシュまで修行に言ったそうですからすごいですね。 今回の壁塗りワークショップを通して、壁をきれいに仕上げる ことがどれだけ難しいかということがわかりました。大森さんの 壁塗りの技は見ていて愉しいです。 参考HP:http://kusunoki-design.com/tadelakt/lecturer.htm 大森氏の壁塗りの様子の動画:http://www.youtube.com/watch?v=i16tXd8Pum8 それから今回の土壁の材料の1つを提供してくださった中村工業の中村金四郎氏。 この方も不破さんの仕事仲間の方です。 今回は短い期間で家を建てるということで、壁に塗る土を早く醗酵させるために 中村氏提供のリミテッドボンドという材料を使いました。 これはそば粉などから抽出した自然由来のたんぱく質を原材料にした発酵促進剤で、 これのおかげで1週間ほどで壁塗り用の土が出来上がりました。 ちなみに宮大工の世界では土を醗酵させるには3年ほど寝かせないといけないと いわれているそうです。 中村工業HP:http://www.nakamura-kougyo.co.jp/index.html リミテッドボンド紹介記事:http://www2.hp-ez.com/hp/nakamurakougyou/page1 それから日干しレンガを作ったときに来てくださった高橋慎一郎氏。 高橋さんも不破さんの仕事仲間です。 高橋さんはボリビアで土を使ったリハビリセンターを建てたりした 経歴のある方です。 高橋氏主宰「土の空間工房」HP:http://www.sobato.jp/jp/frame.html それから屋根をあげるときに手伝ってくださった大工の狩野貴光氏、大澤氏。 この方々も不破さんの仕事仲間ですが、お二人の力がなかったら屋根は あがらなかったです。 最後にもみがらを提供してくださった澤田さん。 澤田さんは無農薬・不耕起でお米を作っており、もみがらハウスの籾殻は すべて澤田さんの籾殻です。 紹介記事:http://www.nosai-tochigi.or.jp/shinbun/181001/news.htm 以上がお世話になった方々ですが、みなさんこだわりのある素敵な方々で、 こういった方と仕事ができ本当に愉しかったですね。 では。 2009.11.24 SATO お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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昨日の見学会に参加したブログおばさんのパクです。
昨日はどうもありがとうございました。<m(__)m> 素敵な工房・美味しい飲み物食べ物・藤村さんのお話し・ 素敵な弟子さんたち・素敵な参加者のみなさん・・・ 素敵なことだらけで大満足な一日でした。 「土と平和の祭典」で藤村さんのお話を聞き、 目からウロコが落ちっぱなし。 「もみがらハウス」は、仲間と体力があれば 短期間・低価格でできると聞いていましたので 完成したもみがらハウスの中に入れて嬉しかったです。 こちらのブログには そのもみがらハウスができるまでの ことが詳細に書かれているんですね。 じっくり見させていただきます。 一緒に行った友だちと「絶対また行こうね。」と 約束しました。 (2009年11月24日 09時33分17秒)
>パクさん
先日は見学会にご参加いただきありがとうございました。 楽しんでいただけたようで何よりです。 非電化工房は刻一刻と新しくなっていきますので、 また遊びにいらしてください。 SATO (2009年11月27日 07時44分29秒) |
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