毎日は書かないダラダラブログ

　プレーオフ第１ステージ第３戦
今日勝ったほうが第２ステージへ進んで日ハムとの対決となる。
今日は序盤である程度流れが決まるかと思っていたがソフトバンク先発の寺原、西武先発の
西口ともになかなかのピッチングで４回まで０－０。
　さてポイントの１つは５回裏にあった。西武は先頭の石井義が四球で出塁。次の中村は
ヒッティングの構えだったがボールカウントが０－２となる。
３球目、西武はエンドランのサインを出したが中村は空振りで石井義が２塁でタッチアウト。
明らかに西武が焦っている攻撃。この回の寺原ははっきり良くなかった。仮に送りバントでも
走者が四球で出てしかもカウント０－２なら１球見たいところ。ストライクに飢えている
投手にわざわざ１つストライクを与える場面ではない（事実、中村が振った球はボール球）。
相手が自力でストライクをとって１－２からのエンドランでも問題はなかったはずだが？
この直後中村に本塁打が出るが、どうもベンチも選手も心理状態が良くない事が見えてしま
った場面だった。ここで半分今日の試合は諦めた。
　６回まで頑張っていた西口だが７回ついに捕まってしまい同点にされ尚も二死１・３塁の
場面で死球を与えて降板。昨日書いたようにリードしていない場面での西口の降板はほとんど
負けに等しい。事実上ここで勝負あり。例えこの回何があろうともここは西口と心中する
一手だったんだけどね。
想像通り７回は同点止まりで何とか凌げたが８回に四球四球からガツンと打たれて
昨日の再現ＶＴＲ状態になってしまった。

　西武は完璧に負けた。心技体全てで負けていたので仕方がない。特に「心」の部分は
ソフトバンクとは雲泥の差だった。
今日の試合でも中継ぎ陣に「何とか昨日のリベンジを」という気概を全く感じない。
四球連発でカウント悪くなれば「打ってください」の甘い球ばかり。
打線も「何とか塁に」という気概を感じない。淡々とバッターボックスに入って淡々と
アウトになってしまうという全く無残な姿になってしまった。
まあもちろんベンチの問題もあるんだけど、完敗も完敗、大完敗だった。
来年こそいい結果が出るように頑張ってくれ

　一方のソフトバンクは「斉藤をもう１度投げさせるんだ」「王監督のためにも」「もう一度
福岡に帰るんだ」という気迫があった。特に昨日の打線の爆発と松中の涙のお立ち台で
ソフトバンクの士気はまさに最高潮で「チーム一丸」という雰囲気を強く感じた。
ここが西武と大きく違ったところだろう。
　これで第２ステージは日ハムーソフトバンクと決まった。両チームともに頑張って欲しい。