毎日は書かないダラダラブログ

大都会パート３

日テレプラス

レギュラー以外のキャスト
深江章喜　中庸助　市村昌治　山口あきら（山口豪久）　金子研三　志賀圭二郎　上田耕一
檀喧太　谷口永伍　村木勲　池松隆介　大竹義夫　久本昇　グループ１２騎会　クロキプロダクション

　黒岩とトラが「サンコービル」という建物に入る。階段を上りサンコー事務所前でトラが黒岩に「（これから踏み込む事務所が）表向きは家具の輸入会社だが（ごまかすための）幽霊会社だろう」と話をする。黒岩はカメラを見つけ見られているとわかる。事務所に踏み込むと黒岩の頭上から網が降ってくる。中にいた複数の人間が一斉に黒岩とトラに飛びかかり、棒で殴りつける。黒岩はトラに逃げるように言い、トラはやっとの思いで逃げだすと外の公衆電話で連絡しようとしたところで気絶。
　事務所にはリーダーらしき男（深江章喜）が現れ、若い連中（檀喧太、志賀圭二郎など）に黒岩を連れ出すように命令する。黒岩はリーダーらしき男に「神吉（かみよし）だな」というと神吉（深江章喜）は「そうだ」と答える。若い男が黒岩を殺そうとするが神吉は止める。

　病院ではトラが治療を終える。黒岩の事が心配でならないが、宗方は他の刑事たちが向かったと伝える。
刑事たちはサンコー事務所に踏み込むがもぬけの殻（わざわざ弁慶もそう言う）。サルが床にある血痕を見つける。
　黒岩と神吉たちはだるま船の中にいた。神吉は取引きが済んだら日本から離れるつもりであると部下（檀喧太）に言う。さらに部下が「この刑事は？」と聞くと神吉は何か企みを持った笑いを見せる。
　トラが課長や他の刑事たちに事のいきさつを説明する。トラは軽機関銃３丁、サブマシンガン２０丁（がある）という情報を情報屋（市村昌治）から掴んだと話す。
（以下トラと情報屋がサウナで会話する回想シーン）
情報屋の話では東友会系の中根組という小さな組織が軽機関銃とサブマシンガンを購入して、組の力を大きくしのし上がろうとしているらしい。
トラの話では神吉グループという組織は東南アジア、ハワイ、アメリカにまで網を張りめぐらせていて、麻薬、武器、女の売買までやっていて、それらを日本全国の暴力団と取引しているグループ。日本と外国の悪の窓口になっているそうだ。
（回想終わり。再び署でのトラの事のいきさつの話）
他の刑事たちが出払っていたので、黒岩とトラがとりあえず確かめるために踏み込んだが失敗したと話す。課長は丸さんにその後の神吉グループの行方を聞くがわからないらしい。
　黒岩が監禁されているだるま船に神吉の部下が戻る。取引の段取り、高飛びの手配などしたようでその報告を神吉にする。
神吉は城西署に脅迫電話をかける。神吉は身代金１億円を用意し、城西署の留置場にいるミウラショウジ（山口あきら）に持たせるように言う。そして黒岩とミウラ＋１億を交換するというものだ。課長は神吉に「ミウラは仲間か？」と聞くと神吉は笑って「そうだ」と答える。
　課長はミウラが神吉の仲間だったことを知らされてなかったのでカンカン。が、ジローはミウラは東友会系コスギ組の組員でケチな恐喝で捕まえただけだと説明し、神吉グループの仲間だとは考えられないと言う。
課長はジローの話が信じられず、「君たちより神吉グループの言うことを信じる」とまで言う始末。
　刑事たちは留置場にいるミウラに「少し運動をしてみないか？」と声をかけ、柔道場へ連れ出す。ミウラは柔道をやった事がないと話すが、サルは構わず投げ飛ばす。何度も投げ飛ばした後、トラはミウラに神吉について聞く。ミウラは神吉の名前は知っているが仲間ではないと答える。しかし刑事たちは信用せず柔道（拷問）は続く。
結局ミウラは何もしゃべらず、ジローもミウラが神吉グループとのつながりがあるとは考えられないと言う。坊さんの調べでもミウラが神吉の仲間とは思えないものばかり。
捜査課へ宗方が現れる。黒岩を心配して来たがいい情報はない。課長も上司との会議を終えて戻ってきて、神吉たちの要求を飲むことにしたと報告する。
とそこへ電話が鳴る。神吉からの電話で、ミウラに金を持たせて車で４時（午後）に第７ふ頭へこい、という内容。

　トラの情報屋（市村昌治）が中根組の組員（上田耕一）と賭けビリヤードをやっている。組員は取引があるので２時間ほど抜けると言いだす。情報屋は武器の取引であることを確認する。
一方署では刑事たちがミウラに釈放することを伝える。ミウラは最初喜ぶが、刑事たちの話に事態が飲み込めない様子。丸さんが第７ふ頭で神吉たちと合流する話をするとミウラは「ブタ箱へ入れてくれ」と釈放しないように頼む（もちろん刑事たちはスルー）。
刑事たちが署を出て車に乗ろうとした時、トラは情報屋に気付く。情報屋はトラに中根組と神吉グループがどこかで武器取引しようとしてることを伝えるが、トラは今から黒岩とミウラ＋１億の取引があるのにそんな暇はないだろうと言う。
これを聞いていたジローと丸さんが口をはさむ。そしてもっともらしい理由をつけてミウラと１億を要求したのは敵の陽動作戦であると推理する。丸さんはトラとジローに中根組組長をたたくよう指示する。
　どこかで武器取引が行われ神吉たちは引き揚げる。
一方だるま船では黒岩が見張りの隙をついて足で見張りの首を絞める。そして見張りから逃走手段を聞き出す。とそこへ神吉たちが戻り、黒岩をぼこるとだるま船に時限爆弾を仕掛け立ち去る。
　弁慶、トラが中根組組長宅へ踏み込む。これに気付いた組長（中庸助）は車で逃走をはかるが、裏を見張っていたジローに見つかる。ここから例によって例の如くカーチェイスが始まる。組長の車を左右からパトカーで挟み込んで、最後は組長の車をトラックに追突させて捕まえる。組長に銃を突き付けると辰巳の埋立地のだるま船のことを話す。刑事たちはすぐに急行する。
一方だるま船の黒岩は脱出を試みるが手には手錠、脚は縛られていてなかなか脱出できない。
黒岩ははしごから出ている釘で脚を縛っているロープを切りはしごを登る（爆発まで３０秒）。
刑事たちが到着してだるま船を見つけると、その瞬間だるま船は爆発する。刑事たちはただ呆然とする。
とそこへ間一髪脱出していた黒岩が出てくる。刑事たちが駆け寄って助けようとするが、黒岩は、神吉たちは１６号埋立地のヘリポートから飛び立って外国の貨物船に乗り移る気だから自分に構わず行ってくれと強く命令する。
　丸さんは黒岩を助けた事、ミウラ＋１億の取引が陽動作戦であった事を取引場所で待つ課長に伝える。ミウラは課長に「それでも俺は神吉の仲間か？」と聞く（この件に関してはミウラの潔白が証明された）。
残された黒岩はフラフラと歩くが、そこへ渋谷病院の救急車がやってくる。心配していた宗方もホッとして黒岩を治療する。

　ヘリポートでは神吉たちが出発の準備を始める。とそこへ多数のパトカーがやってくる。神吉の部下たちと刑事たちの銃撃戦になり、その隙に神吉はヘリに乗ろうとするがジローとトラが飛びかかる。
外では神吉の部下たちの弾が切れて降参。さらに神吉も逮捕し解決する。
トラは黒岩に事件解決の連絡をする。黒岩はごくろうさんと答える。
黒岩は簡単な治療を終えると署に戻ると言いだす。宗方はまだ検査しないといけない事や重傷であることを黒岩に言うが、黒岩は取調べが残っていると言う。さらに黒岩の「病院へは必ずうかがう」という言葉を聞いて宗方はしぶしぶ署に行くことを許す。
以下　黒岩が痛みに耐えながら歩く日暮れ坂。