毎日は書かないダラダラブログ

大都会パート３

日テレプラス

レギュラー以外の出演
谷啓　早川雄三　田中浩　小林稔侍　榎木兵衛　晴海勇三　日野道夫　相川圭子　花原照子
村木勲（前尾金融社員）　吉田丈弘　渡辺清子　伊藤信行　若林篤　松尾悟　永野明彦　神林由香　グループ１２騎会　クロキプロダクション

　どこかのスナックと思われる店の中。やくざ風の男（小林稔侍）が席を立ってどこか（たぶんトイレ）へ移動する途中に男（永野明彦と思われる）と肩がぶつかる。男（永野明彦）が文句を言うとやくざ風の男は突然拳銃を取り出して男を撃つ。さらにこのやくざ風の男が発砲しようとするが付き添いの男（田中浩）が止めに入る。
　
　黒岩たちは前尾総業という株式会社に入る。慌てた様子で社員の一人（榎木兵衛）が「社長はいない」と黒岩に言うと、黒岩は「社長ではなく息子のケンイチに用がある」と言う。社員の男は「副社長も外出中である」と答える。どうやら副社長である前尾ケンイチ（小林稔侍）がクラブで拳銃を発砲した件で黒岩たちはやってきたようだ。しかも撃たれた男は死亡したようだ（刑事たちの話でわかる）。
黒岩たちは事件について語るが社員の男（榎木兵衛）は否定し、この社員の男ともう一人（晴海勇三と思われる）は事情を聞かれるために連行される（トラの発言からこの会社がやくざの会社とわかる）。
　署では課長と黒岩が事件について話し合うが社員はケンイチの居場所を知らないらしい。しかし黒岩はケンイチが頼るところは結局父親の所だろうと推理する。課長はやくざ相手でやっかいだと言うが、黒岩は前尾総業を叩き潰す絶好のチャンスだと言う。
　刑事たちはケンイチが社長になっている前尾金融を家宅捜索。さらにケンイチと関わりの深いスナック（前尾総業の店かもしれない）も家宅捜索して違法カジノを摘発するがケンイチは見つからない。
　夜社員の一人（榎木兵衛）が前尾社長（早川雄三）と電話相談をする。社長は黒岩たちの捜査が厳しいが下手な動きはしないように言う。そしてケンイチを海外に高飛びさせる事も伝えるが、これを聞いたケンイチは反発する。ケンイチの父親でもある社長は黒岩を甘く見ないように強く言うが、ケンイチは父親に飛びかかったり電話を投げ付けて反発する。（どうやら父親ですら手に負えない狂犬らしい）お守の男（田中浩）も押さえるのに必死だ。
ここでケンイチの回想シーンが入る。ケンイチが取調室で黒岩にぼこられている。どうやら過去にケンイチは黒岩に捕まったらしく、黒岩に強い恨みを持っているようだ。
　
　早朝、黒岩は無理を言って五万石の主人を起こして食事をする。
一方ケンイチの女がお守（田中浩）を起こすと「あの人（ケンイチ）がいない」と言う。お守が必死に探すが見つからない。
　黒岩が食事を食べ始めようとした時、五万石の入口が開き男が入ってくる。何とケンイチで（黒岩もちょっと驚く）、黒岩に向かって発砲。黒岩は右腕を負傷するが、逃走しようとするケンイチの右足を撃ち抜く。ケンイチは逃走。駆け付けたトラが追うが、お守がやってきてケンイチを連れ、トラを軽くはねて逃げる。
　黒岩の手術中に手術室の前では課長、刑事たちが今後の方針を相談する。そしてケンイチが怪我をしているので病院を捜査しようということになる（丸さんの意見）。ちなみにここで課長が「私が指揮をとる」と言うが、刑事たちは面白くなさそうな顔をするｗ
　刑事たちが必死に捜査する中、ケンイチたちは三浦医院という病院に逃げ込む。
ケンイチは診察を受けていた老人を無理やり押しのけて医者（谷啓）に患部を見せるが、医者はここでは手術は無理だと言う。イラついたケンイチは医者を突き飛ばすが医者はガラスで手を切ってしまい手術は余計困難なものに（医者とお守の会話からここの病院は組の者がよく出入りしていて前尾総業との付き合いも長いらしい）。
医者は治療を拒否するがケンイチは診察を受けていた老人に銃を突き付けて医者を脅す。

　お守の男（田中浩）は渋谷病院の宗方のところへ出向く。男は宗方に三浦医師（谷啓）に電話させる。三浦医師から容体などを聞いた宗方は手術用具や血液を持って病院を出る。宗方は病院に出る際暗号をメモして看護婦に渡す（三浦医師と宗方が大学病院時代の仲間であると後にわかる）。
　一方刑事たちはケンイチたちが乗り捨てた車を発見。怪我をしていて遠くに逃げられないことから捜査範囲を絞る。
　宗方は三浦医院で手術を始めようとするがケンイチは麻酔を拒否。さらに宗方は小細工しようとするがお守の男に見つかり失敗してしまう。
手術が始まりお守の男は前尾社長と今後の段取りを相談する。社長は翌朝迎えをやると言い、さらに医者と人質の老人を始末するように命ずる。
　渋谷病院では入院中の黒岩の手に宗方の残した暗号メモが渡る（ドイツ語らしい）。
トラと弁慶が三浦医院に到着して（この段階ではまだ犯人が中にいるとはわからない）呼び鈴を押す。返事がなく留守だと思い引き返そうとするが、女性（花原照子）が「うちのおじいちゃんがこの病院に行ったきり帰ってこない」という。トラと弁慶は三浦医院に電話をかけるがやはり出ず。ここではスルーされてしまう。
渋谷病院では黒岩がドイツ語辞典を片手に暗号を解読。暗号は「監禁される」という内容で、黒岩は課長に電話で報告する。

　夜、署では捜査方針を検討。三浦医院だけが留守だったのが怪しいと刑事たちはにらむ。さらに渋谷病院看護婦の証言から宗方を迎えに来たお守の男がモリサキ（田中浩）とわかる。
刑事たちは三浦医院を張ることにする。
　朝になり三浦医院に迎えの車がやってくる。しかし刑事たちを見つけると逃走し刑事たちは追跡する。
車の急発進音などに気付いたモリサキは迎えの車が警察に見つかったとわかる。モリサキはケンイチに人質をタテにして逃げるしかないと言う。
トラと弁慶が逃走用車両を追跡。車に乗っているのはコイケ（ここまでの流れから榎木兵衛演ずるやくざの名前だろう）ともう一人（晴海勇三）。トラが車のタイヤを撃ち抜くと車はフラフラ走り車と衝突などしながら最後は民家に突っ込む。男２人は重傷した模様（トラの報告でもう一人はニシヤマ（晴海勇三）とわかる）。
　三浦医院の周辺は警官かびっしりと囲んでいる。ケンイチとモリサキは人質をタテに病院を出る。課長は投降するように説得するが聞く耳持たない。
ケンイチは課長を撃とうとするが（本当は黒岩を撃ちたかった）三浦医師が止めに入る。モリサキが三浦医師を銃撃し胸部に当たる。さらにケンイチも三浦医師に一発撃ちこむ。隙を見て宗方が老人とケンイチを切り離す。ケンイチはモリサキに抱えられながら逃げるがトラの弾がモリサキの背中に命中。モリサキはケンイチを車で逃がすと刑事たちに向かっていって玉砕。

　ケンイチは車を捨てて歩行者天国に紛れ込む。が刑事たちはすぐに発見し尾行する（人混みでは刺激したくない）。この事を課長から聞いた黒岩は人気のないところに誘導するよう指示して自分も病院を抜け出す。
一方宗方は渋谷病院で三浦医師の手術を開始する。しかし間もなく心臓の動きを表示する機器が「ピー」となり死亡したとわかる。
　刑事たちの尾行に気づいたケンイチは地下駐車場に逃げ込む。刑事たちは地下駐車場を探すが見つからない。間もなく黒岩も合流。
ケンイチは車に乗ろうとした子供を人質にとる。黒岩はケンイチがよろめいた一瞬の隙をついて子供の持っていた風船に発砲。風船の破片がケンイチの顔に当たり子供を離す。ケンイチはなおも黒岩に発砲しながら突進するが黒岩はケンイチの脚に銃弾を撃ち込んで動きを止める（さらにゴミを蹴飛ばすがごとく蹴るｗ）。
　ケンイチは渋谷病院に運ばれる。黒岩は宗方に手術を依頼。宗方は最初渋るが結局は引き受ける。
コイケ、ニシヤマの証言で前尾社長は逮捕される。

　今回のエンディングは前奏からあり。田中浩さんは普段はかなり凶悪な役ですが、今回は必死に組のために尽くすという感じの役どころでした。しかしさすが小林稔侍さんは今と違って悪いやっちゃのうｗ