毎日は書かないダラダラブログ

大都会パート３

日テレプラス

レギュラー以外のキャスト
睦五郎　石橋雅史　八名信夫　伊豆肇　弘松三郎　戸沢佑介　不知火艶　影山英俊　戸塚孝
小坂生男　加地健太郎　大羽吾朗　落合吉彦　星野晃　森岡盛見　有馬明良　石崎洋光
永野明彦　クロキプロダクション　グループ１２騎会

　静岡県警西長岡警察署にトラがやってくる。前日夜遅く西長岡署に密告電話があり、唐沢ゴロウ（睦五郎）がいるという内容（西長岡署は密告者はこのあたりをなわばりにしている辰巳組とみている）。唐沢は恐喝、殺人教唆で１年前から手配されていた男だ。西長岡署は唐沢を逮捕し、城西署に連絡。トラが引き取りにきたというわけだ。
　トラは自分と唐沢を手錠でつなぎ、西長岡署の黒パトで署を出発。西長岡署の２人の刑事（一人は伊豆肇）も一緒に東京へ向かう。
一方城西署ではみんなのんびりとお茶を飲んだりしている。赤根組の唐沢を逮捕されたということでやれやれという感じだ。
護送中のパトカーの中ではトラが「伊豆はいい」とか「遊びに来たい」と楽しそうに話す。一緒にいる地元の刑事もいい温泉を紹介する、と気楽な会話。とそこへ道路工事中の看板が。パトカーは仕方なく横道から山道を抜けるルートを選択する。しばらく進んで木製の橋を渡ろうとした途端橋が崩れ、パトカーは身動きが取れなくなる。と同時に機関銃や拳銃の銃撃を受ける。西長岡署の刑事２人が応戦して銃撃戦に。トラは唐沢を狙っての辰巳組の襲撃だと考える。トラは手錠をはずそうかと考えるが、悩んだ末にブーツの中に手錠のカギを隠す。さらに後方からもジープが現れて囲まれる。
応戦していた２人の刑事の拳銃の弾が切れ、２人はあわれ蜂の巣に。トラも覚悟を決めるが、外から「兄貴、俺だ」の声が聞こえ唐沢の仲間とわかる。
襲撃犯は５人（八名信夫、不知火艶、影山英俊、戸塚孝、小坂生男と思われる）で、トラを引っ張り出すと手錠のカギを探す。トラもとぼけて教えない。男（八名信夫）が拳銃で手錠の鎖を切ろうとするが、そこへ警察無線が鳴ってひとまずトラを連れてこの場を立ち去る事にする。
逃走中男（八名信夫）は唐沢に、たれこんだのが辰巳、今夜埠頭で取引があるので荒っぽい真似をして助け出したことを伝える。

　襲撃現場に地元警察が到着。静岡県警のコニシ刑事（加地健太郎）が城西署に護送車が襲撃された事、ネモト、タカダ両刑事が即死、虎田刑事と唐沢が行方不明であることを無線で伝える。
黒岩は坊さんとジローを現地へ向かわせ、他の刑事は東友会赤根組を探り、さらに唐沢の舎弟のケンモチ（石橋雅史）をマークするよう指示する。
坊さんとジローが現地に到着。コニシ刑事から橋に妨害工作がされていたこと、逃走車両が乗用車とジープであること、予想される逃走経路には緊急配備を敷いた事、の報告を受ける。
黒岩は犯人たちの逃走経路はわからないが静岡県からは出る（出た）と見て、周辺県警にも連絡するよう課長に頼む。
一方唐沢たちはどこかの港町まで移動してきた。電気カッターで手錠の鎖を切り、トラと唐沢は離れる。男（八名信夫）はすぐにトラを始末しようとするが、唐沢は今夜の取引に連れていくといい、今後人質として利用する気のようだ。
　夜になり港で何か作業をしている。辰巳（戸沢佑介）は震えている若い組員に「唐沢は今頃ムショの中で震えている」と笑う。組員たちはトラックに何かが入った木箱を積みこむ。
そこへジープがそっと近づき急にライトを付けて辰巳組の連中を照らし出す。辰巳組の連中はあわてるが、唐沢や唐沢の部下は構わず銃撃して組員たちを蜂の巣にしていく。そしてトラックの後ろに隠れていた辰巳も蜂の巣にされ殺されてしまう。男（八名信夫）は「これで辰巳のシマは俺たちのもんだぜ」と喜ぶ。
この隙にトラはジープから逃げだす。が、すぐに見つかり脱出に失敗する。
唐沢たちは木箱を積んだトラックとともに移動。木箱の中身は金の延べ棒で、１本１２００万円で２０億円相当分あるらしい。唐沢たちは笑いが止まらない。
　神奈川県警が辰巳たちが殺された現場に到着。坊さんは黒岩に、大規模な襲撃が発生して犯人が辰巳組が密輸した金塊を奪って逃走した事、襲撃したのが唐沢の一味らしい事（辰巳組の連中は全員死んだが、警察が到着した時にまだ息のあったものがそう言い残した）、死亡者の中にトラがいないことを伝える。
一方唐沢たちは大きな倉庫に入り、金塊を大型トラックに移しかえる。唐沢は東島（弘松三郎）という男に連絡をとる。金塊取引の話をした後、ケンモチとも話し（東島のところにケンモチがいた）黒岩に気をつけるよう指示する。
　神奈川県警は検問（国道１号や東名に行くには必ず通る場所）を設置（緊急配備）して待つが犯人の手がかりはない。刑事たちの夜通しの捜査もうまくいかない。

　朝になり金塊を積んだトラックは出発する。トラと唐沢はスリーパーに隠れる。ジローと坊さんは手がかりがないまま検問解除の時間が迫り不安と焦りが出てくる。
トラックは検問にやってくる。しかし警察は大雑把に調べただけで検問を通過させてしまう。
しばらくして白バイがトラックの後ろにつく（理由は不明だがトラが乗っている事は知らないはずだ）。白バイはトラックに止まるように言うがトラックは走り続ける。トラは隙を見て窓からブーツを投げ落す。（これに気付いたのかどうかは定かではないが）白バイはサイレンを鳴らし始めてトラックに再度停車するように言う。トラックは止めるふりをして減速した後、白バイが前に出たところでスピードを上げて白バイを弾き飛ばす。
　検問所に白バイ警官の死亡事故が伝えられる。大型トラックによるものだとわかりジローと坊さんは大型トラックを探すために追跡を開始。そしてトラの靴（ブーツ）が見つかった事を黒岩に伝える。黒岩は地図で藤沢市付近を見つめる。
　弁慶がサルに手がかりを見つけた事を伝えパトカーで発進する。サルと弁慶がサウナに踏み込む。弁慶がケンモチに警察手帳を見せるとケンモチは観念したと見せかけて隙をついて弁慶に襲いかかる。弁慶が取り押さえケンモチは服を着るが、またしても弁慶に襲いかかり逃げようとする。が、表にはサルが待機していて結局ケンモチは捕まる（弁慶は頭に負傷して渋谷病院にいくが注射を嫌がる）。
　ジローと坊さんがトラックを見つける。前に回り込んでトラックの運転席を確認すると、先ほどの検問では運転席には２人だったのに今は３人であることに坊さんが気付く。さらによく見ると増えた一人が唐沢であることがわかる。
報告を受けた黒岩は尾行を続けるよう指示するが、課長はこの方針に反対し検問で実力行使に出るよう手配する。
取調室ではケンモチに対する厳しい取調べ（例によってこちらも実力行使ｗ）が行われ、ケンモチはついに唐沢が渋谷の貴金属商の東島と取引することを喋る。黒岩は東島について調べるよう指示する。
弁慶とサルの調べで東島が過去に密輸金の取引で逮捕歴があり、唐沢の取引相手であると確信する。

　唐沢たちのトラックが間もなく川崎を抜けて多摩川まで来ようとした頃、東島が取引のために出発する。弁慶たちは尾行を開始。黒岩は多摩川検問にいる丸さんに連絡し、トラックが取引地点まで行けるようにトラックを通過させることを指示する。
検問にトラックがやってくる。トラがスリーパー横の窓から一瞬顔を出すが、刑事たちは見て見ぬふりをする。そしてトラックは検問を通過し多摩川を渡る。
坊さんはトラックにトラが乗っていた事を黒岩に報告。黒岩はトラの救出は取引地点にするとし、尾行を続けるよう指示し黒岩も出発する。
　東島を尾行している弁慶・サルに黒岩が合流。黒岩は進行方向から１５号地材木置き場が取引場所と推理する。そして東島たち（部下を含め計４人）は材木置き場に停車する。
黒岩、弁慶、サルは積んである材木の上から東島の部下に襲いかかり逮捕。東島も逮捕される。
　材木置き場にトラックがやってくる。東島が車から降り、唐沢に金の入ったカバンを見せる。唐沢もコンテナを開けて荷物を見せる。そして唐沢や唐沢の部下たちはトラックを降りて東島の方へ向かって歩き出す。とその時東島の車の後部座席にいた黒岩が刑事たちに撃つように命ずる。いきなりの銃撃で唐沢の部下たちは次々倒れる。黒岩も車から降りてショットガンでマシンガンを乱射する男（八名信夫）に２発撃ちこんで射殺（他の唐沢の部下は負傷）。さらにトラックに戻ってトラを殺そうとした唐沢にも弾を撃ち込んで捕まえる（射殺ではない模様）。
　助け出されたトラは仲間の刑事たちに「何で助けてくれなかったんだ」「あんたら検問でなにやってたんだ」と怒りをぶつける（トラは黒岩たちが取引場所までは唐沢たちに手を出さないで尾行を続ける、という作戦を知らない）。他の刑事たちは慰めようとするが聞く耳持たない。
トラがしばらく歩くと目の前に黒岩が出てきてブーツを渡す。トラはここでようやく事情を飲み込めたようで、ブーツを履く。
以下日暮れ坂　背後では怒りの収まったトラに他の刑事たちが話しかけている。