毎日は書かないダラダラブログ

大都会パート３

日テレプラス

レギュラー以外のキャスト
早川雄三　大下哲矢　中庸介（中庸助）　沢田情児　榎木兵衛　原田力　久地明
工藤美奈子　辻田矢道　郷内栄喜　高橋義治　石崎洋光　グループ１２騎会　クロキプロダクション

　３人の男がボートでやってくる。ボートはタグボートに横付けすると２人の男がタグボートに乗り移る。
張り込んでこれを見ていた丸さんと弁慶。丸さんは「狙いはタカヤマ」と弁慶に指示する。
丸さんが２人の男に声をかけると２人は逃げ出す。弁慶も飛びかかるが格闘の末取り逃がす。男２人は再度ボートに乗り逃走。丸さんと弁慶が銃撃すると１人の男の腕に当たるが結局逃げられてしまう。
　署に戻った丸さんと弁慶はタカヤマを取り逃がした事を課長に報告。課長はこれを聞いてカンカン。タカヤマは捜査課全員で半年がかりで追いつめ、覚醒剤ルートの手がかりもつかめるところだったようだ。
課長は丸さんに年齢的にもう現場は無理というような事を言い出す。課長はさらに内勤の席が空いている事も言い、そこが適任であろうと言う。丸さんは、三十何年捜査畑しか知らない、と反論するが、課長は「そろそろ新しい血を入れる時期」と対抗する。
見かねた黒岩が作戦の失敗が自分にあると言いだす（タカヤマ１人で現れると想像し２人だけで張りこませたのが間違いだと言う）。続いて弁慶も自分の責任であると言うが、丸さんは「全部自分のドジですから」と言い、タカヤマを必ず捕まえると言って捜査に出る。
黒岩は弁慶にも付いていくよう指示する。
さらに黒岩は他の刑事たちにもタカヤマの捜査を指示する。

　丸さんと弁慶は夜遅くまで繁華街を調べている。弁慶が、もう閉店の時間だし成果が上がらない、と言うと、丸さんは、明日７時から開始、と弁慶に指示する。弁慶は丸さんの体を気遣っているのだ。
丸さんは捜査を続けるが、タクシー運転手（大下哲矢）が丸山を見つめている。
バーを出た丸さんは建設現場の横を通りかかるが、突然背後からスパナで殴られる。さらに覆面をした３人組が丸さんを抱えて建設現場の中へ引きずり込む。丸さんは抵抗するが、さらにスパナで殴られる。丸さんは抵抗する際、一人の手にアザがあるのを確かめるが、鉄パイプでも殴られついに倒れこんでしまう。そして３人組は丸さんの拳銃を奪い逃走する。
　丸さんは渋谷病院に運ばれる。署では丸さんが拳銃を奪われたということで課長はカンカン。課長は黒岩に捜査状況を聞くが、丸さんは「正体不明の３人組にやられた」としか言わないようだ。黒岩は明朝になればもっとはっきりすると課長に言う。
とそこへ丸さんが弁慶とともにやってくる（本来なら一晩は安静）。丸さんは課長と黒岩に今回の失態について謝罪する。丸さんは課長に拳銃の捜査をしたい、と言うが、課長は丸さんに厳しい言葉を浴びせて自宅謹慎を命ずる。丸さんはしぶしぶ課長の指示に従う。
　
　翌朝、丸さんが自宅を出る。丸さんの娘（工藤美奈子）が休むように言うが、丸さんはこれくらいなんでもないと言い出かける。
丸さんはゲームセンターに行き店長のニシカワに話しかける。このニシカワは拳銃を売ったりしていたことがあるようで、ゲームセンター開店の資金もそういうところで稼いだものであるようだ（ニシカワはもう足を洗ったと言う）。丸さんはニシカワを脅し情報をつかんだら連絡するように言う。
　丸さんがこのゲームセンターから出てくるところを弁慶が目撃。弁慶は丸さんの行動とニシカワについて黒岩に報告する。
黒岩は五万石で丸さんと会い、自宅謹慎の身で勝手な行動は困る、と丸さんに言う。丸さんは退職願を黒岩に渡し、自分はもう潮時だと言いだす。黒岩はひとまずそれを預かるが、この事件が自分たちのものであるから（単独行動しないでほしいという意味）、と丸さんに言う。
　車の中で男３人（大下哲矢　沢田情児　早川雄三）がこれからノミ屋を襲う事を話している。「社長」と呼ばれるリーダー格（早川雄三）は、この話をもってきたサブ（沢田情児）に約束通り半分の分け前をやることを伝える。これから襲うところはサブの兄貴分のノミ屋らしい。
３人は覆面をしてノミ屋をやっている事務所を襲う。事務所には３人（中庸介　榎木兵衛　もう１人は原田力？）いて、一人（榎木兵衛）が拳銃を取り出そうとするが手を撃たれる。覆面３人は金庫を開けさせると３人を縛り上げる。覆面組のうち２人（早川雄三　大下哲矢）が金庫から金を出していると、縛り上げた男の１人（原田力）が逃げだそうとする。サブがこれを取り押さえようとするが抵抗され覆面を取られてノミ屋の３人にサブである事が知れてしまう。
覆面の社長（早川雄三）はサブを射殺（２発撃ちこむ）。ノミ屋の３人の口をガムテープで塞いで逃走する。
　覆面の社長は服や覆面などをゴミ箱に入れる。が、これをホームレスの男に見られる。社長が去った後ホームレスの男は服をゴミ箱から取り出す。とそこへ拳銃がポロリと落ちホームレスの男は驚くが、それもカバンにしまい立ち去る。
ホームレスはニシカワのゲームセンターに行きニシカワを呼びだす。ホームレスはニシカワに拳銃を見せるとニシカワは驚く。拳銃ナンバーが丸さんの言っていたものだからだ。
ニシカワは「買い手に連絡をとる」と言いホームレスを待たせる（実際は丸さんに連絡する）。
丸さんが駆けつけるとやはり拳銃は丸さんのものだった。ホームレスは最初何も知らないと言うが、丸さんが金を見せるとホームレスは「５０歳くらいの立派な紳士だった」など証言する。丸さんはさらに社長（早川雄三）が来た方向にある清川組の事務所を指さし、「組の者か？」とホームレスに尋ねると違うと答える。さらにホームレスは角刈り、ネズミ色の背広を着ていた、手にやけどの痕があった、ことを思い出す。
丸さんはホームレスの男に今回の事を口止めし金を渡す。
　丸さんは清川組の事務所に行くと若い連中が慌ただしく外へ出て行くところに遭遇する。事務所に入ると丸さんはシマザキ（中庸介）を尋問する。シマザキはとぼけるが、丸さんはこの事務所が襲われてノミ屋の稼ぎが奪われたと確信する。
　
　海からマットにくるまれた男の死体（沢田情児）があがる。死体から出た拳銃の弾が丸さんの拳銃から発射されたものとわかる（課長は「最悪」と言う）。そして死体の身元がカナモトサブロウ（沢田情児）とわかり、清川組のチンピラでシマザキの舎弟であることがわかる（坊さんがカナモトを捕まえた事がある）。
黒岩は清川組とカナモトの捜査を部下に命ずる。
　トラとサルがカナモトの部屋へ行くが何者かに荒らされていた。
清川組の組員（榎木兵衛）はカナモトの手帳をシマザキに渡す。手帳の藤井浩三の名前に◎印があり、シマザキが部下に藤井について聞くとカナモトが競輪場で知り合ったタクシー運転手であることがわかる。シマザキは藤井という男を探るように指示する。
　組員の２人（榎木兵衛　原田力）が車で藤井探しするために組を出る。外でタクシーに乗って見張っていた丸さんは尾行するように運転手に言う。
一足違いでジローと坊さんが清川組にやってくる。シマザキを尋問すると丸さんが来ていたことがわかる。
　藤井（大下哲矢）が給油していると清川組の組員２人（榎木兵衛　原田力）に気付く（強盗した時に顔を見ているので知っている）。藤井は自分のタクシーで逃げだし、組員２人はこれを追跡、丸さんはさらにその後ろから尾行をする。
藤井は工場跡地まで逃げ込むがついに組員２人に捕まる。組員２人は金の場所ともう一人の仲間について聞くが、藤井は答えず逃げだそうとする。組員（榎木兵衛）は拳銃を取り出し藤井に至近距離から５発撃ちこむ。
とそこへ丸さんが来て組員（榎木兵衛）を射殺。もう一人の組員（原田力）は拳銃を拾って発砲すると丸さんの腹部へ命中し丸さんは倒れる（組員は逃走）。
丸さんは這って藤井のところまで行き仲間の名前を聞き出そうとする。藤井は「クワシマ」とだけ言い息絶える。
　東五反田の工場跡地で銃の乱射事件があったという連絡を受けた黒岩はジローと坊さんに急行するように指示する（丸さんがいるらしいことも伝える）。
一方拳銃を取り戻したことを知られたくない丸さんは廃工場内の消火栓のホースの中に拳銃を隠す。
刑事たちが到着すると丸さんは勝手な行動をわび、撃ったのは清川組のオニヅカ（榎木兵衛）と言い気を失う。
　渋谷病院に運ばれた丸さんは手術を受ける。黒岩が駆けつけると弁慶は「出血多量で難しい」と報告する。丸さんの娘も駆けつけると宗方が手術室から出てくる。黒岩が丸さんの容体を聞くと宗方は「合併症さえ出なければ大丈夫」と言い、さらに絶対安静で誰にも面会させない事も伝える。

　署では坊さんとトラがシマザキを取り調べている。シマザキは押し込みのことを隠していた事をわびる（みっともないという理由）が、まだ何か隠していると見て追及する。
一方オニヅカの死体から出た弾が丸さんの拳銃から発射されたものとわかる。課長は嘆くが、現場にも取り押さえた組員（原田力）からも丸さんの拳銃は出てこずおかしい、とサルが言う。
組員（原田力）を取り調べると丸さんが拳銃を持っていてオニヅカを射殺した事がわかる。
そして丸さんがいつの間にか自分の拳銃を取り戻していたがわかる。
　丸さんの娘が病室に行くと丸さんがいない。すぐ後から来た弁慶は黒岩にこの事を報告する（少し前に病院の前で車を拾ったことも報告）。
課長はすぐに丸さんを手配するように言うが、黒岩は「丸さんの行動をもう少し自由にしてほしい」と課長に頼む。さらに黒岩は捜査を黙認していた事も課長に伝え、丸さんが出した退職願とともに黒岩自身の退職願も課長に提出する。
とそこへ坊さんサルが来て、藤井のもう１人の仲間が右手の甲に火傷の傷痕のある５０歳くらいの角刈りの男であることがわかる。また運転手仲間の証言でその男が多摩川線の沿線らしいこともわかる。
　一方丸さんは工場跡地にいき隠していた拳銃を取り出す。そしてニシカワのところに電話をして、クワシマという男（５０歳くらいで手の甲に火傷痕がある事も言う）について聞く。
ニシカワは最初思い出せないが、不動産屋のおやじがそんな風であることを思い出し伝える。
丸さんはすぐに署に電話し、中目黒で不動産屋をやっているクワシマであると伝えると、逮捕しに行くと言い電話を切る。
　桑島（早川雄三）が現金をカバンに詰め込んでいるとガラスの割れる音がする。入口のほうを見ると丸さんが入ってくるところだった。丸さんは銃口を桑島に向け一連の事件について問いただすと、桑島は「いくら払えば事件の事を忘れてくれるか」と取引しようとする。
丸さんは構わず銃を桑島に向けるが、次第に意識が遠のいてついに倒れる（丸さんは撃つ気だったかもしれないが）。
桑島は倒れた丸さんの腹部から出血している事を確認すると拳銃を取り上げ丸さんにとどめを刺そうとする（丸さんは完全に気絶している）。
とそこへサイレンの音がして桑島は金と拳銃を持ってあわてて逃げだす。
駆け付けた黒岩は弁慶に救急車を呼ぶように指示。さらに逃げる足音と扉が閉まる音がして黒岩は裏口へ走る。黒岩は銃でドアを壊して外に出ると桑島の姿はない。が、近くにある梯子からビルの屋上方向へいったようだとわかり黒岩は梯子をのぼる。ビルの屋上には桑島が隠れていて、近づく黒岩に向けて発砲する。
他の刑事たちも駆けつけ、黒岩は援護を指示。桑島が弾を込める隙に黒岩は桑島に近づき発砲。桑島の腕に弾が当たり桑島は銃を落とすが、よろけた拍子に下まで落下して死ぬ（たぶん死んだ）。黒岩は丸さんの銃を懐に入れる。
　渋谷病院の救急車がやってきて宗方が丸さんの容体を確認する。丸さんはボロボロになりながらも心臓だけはしっかりしていて宗方は驚く。黒岩は拳銃を丸さんの手に握らせる。
救急車は病院に向けて走り出す。
以下日暮れ坂。