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カテゴリ:おひさま
連続テレビ小説「おひさま」|NHKオンライン
NHK 長野放送局 連続テレビ小説 「おひさま」 22日月曜の回 一年前、丸庵居間。 陽子、和成が並んで座り、テーブルを挟んで反対側に徳子、道夫が座る。 徳子は道夫から話がある、と陽子と和成に話す。 道夫はやや奥歯に物が挟まったような言い方で、最近ようやくそばもちゃんと手に入るようになってそば屋らしくなってきた、と言って2人が外で働いてきてくれるおかげだ、と話して感謝する。 親に改まって言われるので陽子と和成はどうしたのかと理由を聞く。 徳子が道夫の腕を軽く叩くと道夫はせきばらいをして、さらに煎餅を取ろうとするので徳子が取り上げて元に戻す。何やら言いたいが言いづらそうな様子の道夫。 道夫はまだ少し早いのかもしれないがみんなで家族4人で店で働かないか、と話す。 和成は少し驚いたような意外なような表情。陽子は忙しくなってきたので昼間2人(徳子と道夫)だと大変なのか、と尋ねる。 道夫はそれは大丈夫だと返事し、徳子も同調。 何やらはっきりしないので、和成は理由を聞く。 徳子が道夫をひじで軽く突くが道夫はちょっとうつむいてこれ以上言えないような様子。 代わりに徳子が話し出し、「寂しいんだよ、私達。一緒にいたいんだ。あんた達と。」と言って、2人では寂しいね、と毎日話していた事を話し、道夫も頷く。 陽子と和成が外の仕事を辞めて店の仕事をするようになるとまた少し貧乏になってしまうかもしれないが、家族4人で働きたいと話す徳子。 うちで商売やっている人間が一番幸せなのはずっと一緒にいられる事、と言って、一緒にいたい、と陽子と和成に思いを打ち明ける徳子と道夫。 陽子は2人の気持ちを理解して少し目に涙が浮かんでいる様子で、和成は微笑んで「そっか」と返事する。 道夫が「どうかいね?」と尋ねると、和成は「ちょっと見切り発車かもしんねえけど、うん。やっちまうか」と言って陽子に聞くと、陽子も「やっちまいましょう」と笑顔で答える。 道夫は嬉しそうに礼を言い、徳子も嬉しくて涙を浮かべながら礼を言う。 和成は(水臭いという感じで)何を言っているのだ、と両親に言うと、「こっちこそ宜しくお願いします」と言って陽子と一緒に両親に頭を下げる。 徳子と道夫も「宜しくお願いします」と言い、和成は4人で頑張ろうと笑顔で声をかける。 4人は両手を出して繋ぎ合い、握り合ってとても嬉しそうな表情。 そこへ「お母さんどこ~」と日向子が泣きながら言っている声がする。 陽子が和成が「4人で」と言うので日向子が怒った、と和成に言うと和成は「あ、そうか」と言い、徳子と道夫は笑っている。 陽子は悪いのはお父さんだからね、と言いながら階段を上っていく。 昭和25年(1950年)春 丸庵。 道夫が作ったもりそば、山菜そばができあがり、お盆に乗せて徳子に渡す和成。 徳子は陽子にお盆を渡し、陽子はテーブルに運んでいく。 丸庵は家族5人で頑張っているようだ。 お客さんがやってきて、日向子が「おいでなさんし。こちらへどうぞ」と声をかける。 そんな日向子に他のお客さん達は微笑ましいといった感じで笑い、拍手をしたりしている。 家族も嬉しそうな様子で、陽子は日向子を褒める。 陽子が勤めていた食品会社。 陽子は惠子を連れて訪れている。 陽子はいろいろ迷惑をかけた、と詫びて惠子の採用をお願いする。 惠子が自己紹介すると竹内はいくら代わりの人といっても16歳はどうか、とあまり賛成していない様子。 陽子が算数、そろばんができる事を伝えると、良子は仕事ができれば何歳でも良い、と話す。 竹内が簡単な仕事ではない、と渋い様子でいると、良子は惠子に近くの椅子に座るように言う。 緊張した様子の惠子は陽子に促されて椅子に座る。 良子が惠子の前に帳面とそろばんを置き、帳面に書かれた数字の合計を出すように、と惠子に言う。 惠子が陽子の方を見ると陽子は「落ち着いて」と声をかける。 机に向かった惠子はそろばんをはじいて計算を始める。 後ろでは竹内が「どうせできないだろ」というちょっとバカにしたような顔つきで見ている。 陽子は緊張した様子で惠子を見守り、良子は惠子の手元を見ている。 しばらくして計算の結果を帳面に書き込む惠子。 惠子ができたと言うと、良子は代わるように言って席に座る。 惠子がそろばんを手馴れた感じで使って同じ計算をする。 緊張した様子で良子の計算を見守る惠子と陽子。 しばらくして計算が終わると良子は「合ってるだ」と言い、竹内は驚いたような「参ったなあ」というような顔で、陽子と惠子は笑顔。 良子が「やってみますか」と竹内に言うと、竹内は笑ってごまかす。 良子は働いてもらうのに全く問題はない、と言い、社長も現場に任すと言っていることを話す。 惠子がここで働いていいのか尋ねると、良子は微笑んで「よろしく」と声をかけ、惠子も感激した様子でおじぎをして挨拶する(竹内も納得の表情)。 惠子が陽子に抱きついて感激すると、陽子は惠子と一緒に良子におじぎをして礼を言う。 良子は陽子より仕事ができるようになるかもしれない、と言い(竹内は驚き)、私が一人前の経理さんに鍛える、と話す。 そしてそうすれば給料は上がるし、どこへ行っても働ける、と良子は惠子に声をかける。 採用された惠子は醤油の入った瓶を何本も抱えて運び、数を数える。 味噌切符の集計も早く終わって竹内に帳面を差し出すと、竹内は計算の速さに驚いている。 惠子が次にどうするのかと良子に尋ねると、良子は優しい表情で出納帳を渡して計算をするように言う。 惠子は笑顔で出納帳を見ていて仕事がとても楽しそう。 一方茂樹は医学生になるための受験に3回続けて落ちていたそうだ。 これぐらいからあまりみんな受験の事に触れなくなっていたそうだ。 机に向かって勉強をする茂樹。目の前には「七轉び(転び)八起き」「臥薪嘗胆」「初志貫徹」と書かれた紙が貼られている。 でも茂樹は全然くじける事はなく、安曇野にできた運送会社で昼は働きながら勉強を続けていたそうで、そういう意思の強い人だったそうだ。 良一は茂樹にお茶にしないか、と優しく声をかける。 夜、丸庵。 閉店後でテーブルを拭く徳子。陽子はお茶を並べてお茶が入った事を伝える。 陽子、和成、道夫、徳子が「ご苦労様でした」と順番に言ってにぎらうと、日向子もやってきて「ご苦労様でした」と声をかける。 皆嬉しく楽しい表情で、道夫は日向子にそう言われると疲れが吹き飛ぶ、と言い、徳子も同じ気持ち。 居間。 徳子が今日の注文を言っていき、陽子はそろばんを使って計算をしている。 後ろでは和成が日向子を膝に乗せて座り、道夫はお茶を飲んでいる。 計算が終わると陽子は今日の売り上げは812円だと言い、昨日よりいいので皆嬉しそう。 陽子はこういうのは最初慣れなかったそうだ。須藤家ではお金の話を家族でした事がなかったからだ。でもこの頃は家族でちゃんとこういう話をするのが楽しかったそうだ。 和成が月の合計を尋ねると陽子は少し赤字だと答える。 和成がどれくらいか尋ねると陽子は帳簿を見ながら計算をして2000円程度の赤字だと答える。 皆ため息をつくと、和成は仕入れをけちりたくはないと言って道夫に聞くと、道夫も同じ思い。 陽子が我慢だ、と言うと皆頷き、徳子が「まだ我慢だね」と言うと日向子も「我慢だね」と言って皆笑う。 陽子は急に何かを思い出し、「明日ですね。あれ。」と楽しみな顔で家族に言う。 皆も楽しみな様子で、徳子も嬉しそう。 朝。 作業員が店に電話機を取り付けている。 丸山家一同その様子を見守っている。 日向子があれ(電話)は何なのか聞くと、和成は電話だと言って遠くにいる人と話ができる、と教える。 日向子は良一や茂樹とも話ができるのか聞くが、陽子はまだ向こうにはない、と教える。 作業員は電話をかけて通話状態を確認すると、試験が終わったのでもう使える、と丸山家の人達に話し、丸山家一同嬉しそう。 陽子が作業員にお茶を出すと、家族一同わくわくした表情で電話のところに集まる。 徳子がいろんな所に知らせたか、と陽子に尋ねると、陽子は「はい」と返事して出前の注文がどんどん入る、と話す。 道夫はこれで忙しくなるといい、と楽しみな顔。 昼。 家族一同電話の周りにいるがなかなか電話がこない。 電話が鳴らないので道夫は「待っていてもしょうがない」という表情で仕事をしようと和成に声をかける。 皆立ち上がって仕事を始めようとしたその時、電話が鳴ってみんなびっくり。 徳子は道夫に出るように言うが道夫は嫌がり、徳子は今度は陽子に出るように言う。 陽子が「私!?」と言って困っていると、道夫も「看板娘なんだから」と言って電話に出るように言う。 周りがこんななので陽子は仕方なく電話に出る。 誰か昭和を想わざる 昭和25年(昭和25年頃の物価もあり) 電話グラフィティー (電話機コレクション) 3号自動式卓上電話機 全く同じ物かどうかはわかりませんが、丸庵の電話は数字(ダイヤル)のないタイプのようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.23 18:57:44
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