|
カテゴリ:おひさま
連続テレビ小説「おひさま」|NHKオンライン
NHK 長野放送局 連続テレビ小説 「おひさま」 14日月曜の回 東京の警察署に出向いて育子に面会する陽子とおばあさま。しかし育子は帰る気がない。 陽子は育子に「ごめん、育子」と目に涙を浮かべて謝る。 育子も涙をこらえながら横を向き、「ごめん、陽子」と謝り、気持ちは嬉しいけど、と言って首を横に振る。 育子を見つめるおばあさま。 育子は看守に戻ります、と伝え、おばあさまに謝ってロープでつながれたまま面会室から出て行く。 陽子は何も言えぬまま育子が出て行くのを見送る。 夕方の百白花。 店のテラスで杏子と日向子がシャボン玉を作って遊んでいる。 陽子が帰ってくると2人は陽子に声をかける。 日向子が陽子に駆け寄って抱きつくと、陽子はお土産がない、と日向子に謝る。 店の中から和成、徳子、道夫が出てきて「お帰り」と陽子に声をかける。 陽子も帰った挨拶をすると、和成と徳子は陽子を労い、道夫は腹が減ってるのではないか、と声をかける。 陽子はお腹がペコペコだ、と言って、駅弁を買って食べようかと思ったが、やはり家のご飯がいいなと思って我慢した、と笑顔で話す。 徳子は手招きをして中に入ってなにか食べよう、と陽子に声をかけ、皆で店の奥へ向かう。 東京の警察署の面会室。 おばあさまが再び育子に面会に来る。 育子が暗いような、ちょっとありがた迷惑な風な様子なのでおばあさまは「そんな顔しない」と注意する。 育子が「はい」と返事すると、おばあさまは私は余計なおせっかいはあまり好きではない、でも引き受けた事は全うする性分だ、約束は必ず守る、と言って、悪く思わないで、と育子に声をかける。 育子がきょとんとしていると、おばあさまは育子は今日ここを出る、と育子に伝え、いくら「ここにいたい」と言っても無駄だ、と言って、どうしても戻りたいならここを出てから悪い事をすれば言い、と話す。 育子が驚いていると、おばあさまは「私には大切な約束ですから。」と言って、安曇野の飴屋さんで陽子とおばあさまのした約束の事を覚えているか、と尋ねる。 育子が「約束?」と聞くとおばあさまは頷く。 (回想シーン) 安曇野の飴屋村上堂。 女学校時代の陽子がおばあさまと会った時。 おばあさまは陽子に「あなたが生きていく中でどうしようもなく困った事があったらその時は私を思い出しなさい。私が助けてあげましょう。でも一度だけですよ。」と言い聞かせる。 陽子は涙を流しながら嬉しそうに「はい」と返事する。 (回想シーン終わり) 話を聞いた育子は思い出し、「そんじゃあ・・・あの約束、陽子は・・・」と育子はおばあさまに聞き、おばあさまはあなた(育子)のために使ったのだ、と教える。 育子がうつむいていると、おばあさまは自分の力ではどうにもできない、でもどうしても育子をここから出したい、だからお願いします(と頼まれた)、と育子に事のいきさつを話す。 育子が泣きそうな表情で「どうして私なんかのために・・・。」と言うと、おばあさまは「大好きだからじゃないですか?」と微笑みながら育子に声をかける。 育子はもう涙をこらえきれない、と言った様子で話を聞く。 警察署の廊下。 釈放手続きも済んだようで、おばあさまと育子が出てくる。 育子が少し下を向いたりしているので、おばあさまは「しゃんとしなさい!育子」と声をかけ、あなたは悪い事をして反省してここから出るんじゃないんでしょう?、と聞く。 育子が頷くと、おばあさまは「だったら胸を張って出て行くの!」と声をかける。 育子が笑顔で「はい」と返事すると、おばあさまは美味しい物でも食べに行きましょうか、と声をかけ、2人は楽しそうに腕を組んで廊下を歩いて署を出て行く。 昼間の百白花。 大きなテーブル席に座る陽子と真知子。 陽子は真知子に東京での事を報告したようで、話を聞いた真知子は陽子一人にやらせてしまった事を謝る。 陽子は首を横に振り、私は何もしていない、と言って、全部おばあさまのおかげだ、と話す。 真知子は頷きながら(育子が)出られたのなら良かった、と安心した様子で微笑み、陽子も安心した様子で微笑む。 そこへお店の電話が鳴る。 テラスで杏子と遊んでいた日向子が入ってきて、「日向子が出る。いい?」と陽子に尋ね、陽子が「いいわよ。ちゃんとお話するのよ。」と笑顔で返事すると日向子が電話に出る。 杏子が受話器をとって日向子に渡すと、日向子は「もしもし、百白花です。」と言うと、交換手が電話をつなぐ、と伝える。 陽子と真知子は日向子の様子を笑顔で見守る。 日向子は相手と話し始める。 「はい、日向子です。」「うん。元気だよ。」と日向子が喋っていて、陽子は相手は誰なのだろう、といった様子。 「お母さん?ううん、怒ってないよ。」と日向子が喋っていると、陽子は誰からなのか何となく察した様子。 日向子が「お母さん、育子ちゃんからお電話。」と陽子に言うと、陽子は真知子の方を向いて2人で笑顔で頷き、陽子は電話を持つ日向子の所へ向かう。 陽子は日向子から受話器を受け取り日向子の頭を撫でて褒めると、杏子に合図をして杏子と日向子はテラスのほうへ。 陽子が「もしもし?」と電話に出ると、育子は「バ~カ!」とちょっと涙をこらえているような声でいきなり言ってくる。 陽子がちょっと驚いていると育子は「陽子のバ~カ!」と涙をこらえながら続け、陽子も「バカはそっちでしょ。」、「育子のバ~カ!大バカ!」とちょっとムッとした顔で言い返す。 電話のやりとりに真知子がちょっと心配そうに立ち上がる。 育子は「ふん!」と言って「大事な約束を無駄遣いしてんじゃねえよ!バ~カ!本当、バカ!」と泣きそうな表情で言う。 陽子は大きなお世話だ、面倒ばかり起こすくせに、と言って、こちらも再び「バ~カ!」と言い返す。 真知子が陽子の後ろにやってくる。 陽子が育子にはいっぱい貸しがある、一生かかっても返してもらう、と育子に言うと、育子は「ふん!分かってるよ。」と涙をこらえながら返事する。 育子は陽子に声をかけ、「大好き!」と言って声を出して泣き出す。 陽子も「私も・・・大好き!」と微笑んで返事をし、真知子も微笑む。 育子は「そこ(百白花)ってさ、いつでも誰でも来ていい場所だってこの間手紙に書いてただろ?」と言って、いつか行くから覚悟しておいて、お金はあんまし持ってないから、と伝える。 陽子は涙をこらえながら「いいわよ。働いてもらうわよ。そしたら。」と返事をし、真知子もいる事を伝えて「怒ってもらうからね」と言って真知子と電話を代わる。 怒った顔で受話器を受け取り「もしもし」と言う真知子。 育子が「はい」と返事すると、真知子は「育子さん・・・」と言って泣き出す。 育子が「真知子、全然怒ってねえじゃん」と泣きながら笑って言うと、真知子は「怒ってるわよ。怒ってるの。」と話し、育子は「怒ってねえよ。」と笑う。 真知子も微笑み、陽子も真知子に寄り添って微笑む。 別の日の昼間の百白花。 お店は少しずつお客さんが来るようになったそうだ。 夫婦と思われる男女がお店にやってきて声をかける。既に入り口近くの大きなテーブル席にも中年の夫婦(男女)が座っておそばを食べていて、その隣の部屋でも開店日にやってきた年配の夫婦(男女)が座ってそばを食べている。 徳子と日向子が「おいでなさんし」と声をかけて今来た夫婦を店の中に案内する。 陽子は開店日にも来ていた年配の夫婦にそばを運んで出す(テラス席にも別の2人以上が座っている)。 調理場では道夫が山菜そばをどんぶりに盛り付け、和成がねぎなどを上に乗せている。 道夫は薬味が足りない、と和成に声をかける。 夜、百白花の陽子たちの部屋。 陽子がテーブルの前に座り、その向かいに惠子、ハナ、杏子が並んで座って陽子の授業を受けていて、日向子も座って見ている。 陽子は一枚の紙に書かれた「しみじみと 物うち語る友もあれ 君のことなど語り出てなむ」(石川啄木の「一握の砂」)を皆に見せながら声を出して詠み、この歌を詠むと陽子の大事な友達の事を思い出す、と話す。 陽子は惠子から、と惠子を指名する。 惠子は「たはむれに 母を背負ひてそのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず」(石川啄木の「一握の砂」と書かれた紙を見せて声を出して詠む。 陽子は「いい歌よね」と微笑む。 夜。調理場でそば作りの練習をする陽子。横で見守る和成。 こね鉢の中でそば粉をこねてまとめていく陽子に和成は段々西洋梨になるように転がすのだ、と指導する。 和成が「その調子」と声をかけると、陽子は「西洋梨」と何度も口に出して繰り返しながらそば粉をこねる。 しかしうまく西洋梨の形にならず困った顔をしていると、和成は代わるようにいって交代してそば粉をこねて見せる。 和成がこねはじめると陽子は「おお~」と感心し、和成は長細くならないように気をつけて、と言いながらうまく西洋梨の形に整えてみせる。 陽子と和成は顔を見合わせて微笑む。 朝、百白花。 郵便配達員がやってきて、郵便物を受け取る和成。 和成は郵便物を確認しながら店に入ると一通のはがきに目が留まる。 はがきの文面を読んでいくうちに和成の顔からは笑みが消えていき、そして深刻な表情に。 テーブルを吹いていた陽子が和成に声をかけると、和成は少しハッとした様子で陽子の方を向く。 ようやく育子が解放されました。 しかし電話では「バ~カ!」の応酬でしたねえ。 あんなに言ってたらお店の名前が「百バ~カ」になりそうで・・・(苦笑) さて和成に届いたはがきの内容が気になる所。 今後の展開に何か影響あるのかどうか!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.16 07:41:33
コメント(0) | コメントを書く |