|
|
|
2012.09.14
カテゴリ：将棋
Ａ級 左が勝ち
△羽生３－０ 谷川１－２ 横歩取り△８五飛。後手の中原囲いに先手は▲６八玉▲３八銀型。 後手の△７五歩の仕掛けに先手は角交換から▲３五歩と伸ばして後手の３三の桂頭を狙う。後手は先手の飛筋を変えた後に△８四飛と引いて桂頭を守るが、先手は３四で歩を犠牲にして５六から角を打ち、再度の▲３四歩で桂が取れる格好に。後手も角を２八に打ち込んで香を取りに行きバランスを取りに行く。先手が先に桂得となり、後手はもう１枚の桂を６五に跳ねだして飛を狙っていく。駒の交換、取り合いとなって先手が自陣飛車を打った局面は先手銀得。 ７９手目までは前例通りだったが８０手目に後手が５二に玉を移動して前例がなくなる。 局面は終盤で一気に決まってもおかしくないところからお互い自陣に手を入れる。 その後６筋周辺を巡る攻防になるが、先手の玉形がよく先手よしの雰囲気。しかし後手も粘りの順で決め手を与えない格好。後手に反撃の手番が回って８筋から攻めると今度は一転して後手よしに。 最後は豊富な持ち駒を生かして先手玉を即詰みに討ち取って後手が勝ち。 羽生は３連勝。谷川は黒星先行で、対羽生戦６年半ぶりの勝利ならず（この負けで対羽生戦１０連敗）。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[将棋] カテゴリの最新記事
|
