|
カテゴリ:JINさんの農園
胃癌の摘出手術から丸2年目の定期検査を昨年末に病院で行いました。 その検査結果は良好とのことでしたが、唯一血液検査の結果、C型肝炎の指標である HCVが陽性とのことでした。 HCVとは、肝炎ウイルスの一つであるC型肝炎ウイルス(Hepatitis C Virus)のことです。 HCVに感染しても、C型慢性肝炎の初期では自覚症状がなく、肝機能も正常のことが ほとんどですが、血液中にHCV抗体がつくられるとのこと。 この検査では、採血をして血清中のHCV抗体を測定することによりC型肝炎の感染の 有無が解るのです。
先生の説明によると、 C型肝炎ウイルスの感染は空気感染や経口感染ではなく血液に よる感染とのこと。病気の治療の際の輸血や血液製剤などからウイルスが侵入すると いうものがほとんどとのこと。 しかし私の場合、最近は輸血等の心当たりがないため、何故陽性になったか不明なのでした。 インターネットで調べて見ると、 昔は注射針など治療器具の使い回しが多かった為、 これらからの感染もあったとのこと。 現在は使い捨ての針等を使用していますので、ここからの感染は全くといっていいほど 考えにくいとのことです。 【http://www.ncgm.go.jp/center/forpatient_hcv.html】より よって再度血液の精密検査を行うこととしました。 今度はウイルス抗体検査(HCV検査)に加えてウイルス遺伝子の検査(HCV-RNA定性 検査)も行うとのこと。 【http://www.c-kan.net/hepatitis-c/diagnosis/】より 昨日その検査結果を聴きに行って来ました。 やはりHCV検査は陽性でしたが、ウイルス遺伝子の検査(HCV-RNA検査)は 陰性とのこと。 よって現在はC型肝炎では無いことが判明したのです。 恐らく子供の頃、何かの理由でC型肝炎に感染しましたが、体力が有ったため発病せず 抗体だけが出来て今に至っていると言うことなのでしょうか。 インターネットの別のページには、『C型肝炎の診断法が開発されてから多くの人が C型肝炎にかかっていることがわかったのですが、実にその40~70%は、感染の原因が 不明のままなのです。』と。
いずれにせよ、検査結果に安堵し、またC型肝炎について学ぶことができたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.18 06:37:27
コメント(0) | コメントを書く
[JINさんの農園] カテゴリの最新記事
|