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「渡月橋(みそめ橋)」を渡り右折すると「日枝神社」の石鳥居が左手に現れた。
静岡県伊豆市修善寺826。 ![]() 扁額は「日枝神社(ひえじんじゃ)」。 ![]() 「日枝神社」。 ![]() 「北条氏・源氏ゆかり 13 の地を巡るデジタルスタンプラリー」の「梶原 景時」。 ![]() 「日枝神社 日枝神社は修禅寺の鬼門に当り、弘法大師の建立と言われている。明治元年(1868年)の
神仏分離令により分離されたもので、もとは修禅寺の山王社(鎮守)であった。毎年10月18日、 19日には例祭が行われ、18日の前夜祭には神輿が練り歩き、威勢の良い掛け声が温泉場中に 響き渡る。 境内には夫婦杉の大木や、静岡県指定天然記念物の一位樫(いちいかし)などがそびえ立っている。 一位樫は九州地方に生育する木で伊豆では珍しい。 また、源範頼が幽閉され住んでいたという信功院跡(庚申塔のみ現存)もある。」 ![]() 「日枝神社」石塔。 ![]() 石段に向かって進む。 ![]() 「「日枝神社」にまつわる神話 大山咋神(オオヤマクイノカミ)と建玉依比売命(テタマヨリヒメノミコト)の縁結びど 子宝の神話(日木書紀)より ある日山に狩に出かけた大山咋神、獲物に向けて放ったはずの矢がはずれ、近くの小川に落ら、 流されてしまいました。その時下流を散策していた建玉依比売命は川の中にきらきらと光る矢を 見つけ持ち帰りました。 その矢は丹塗り(にぬり)の大変美しい物だったのて、寝床に飾り毎日眺めていると矢に化身した 大山咋神が現れ、ニ人は結ばれました。 そしてその後子宝にも恵まれ、幸せに暮らしたという伝説があります。 この云われから、この日枝神社では玉依比命の真心を真っ白い花に例え、良縁と子宝を望み 祈願する風習が今も残っております。 女性は白い花、男性は丹塗矢を持って正面の階段を上ります。境内にある夫婦杉の前に立って、 肩のカを抜いて天を仰ぎ静かに目を閉じましょう。 天の光を感じ、優しい力に包まれ、次第に心が開放されていくのを感じることが出来るでしょう。 あなたの想い 天高く届け」 ![]() 階段の脇に、『玉依の花』と『丹塗り矢』を奉納するための掛所があり、絵馬のように 願いごとを書いて結んであった。これは玉依姫の丹塗り矢伝説に由来していると。 ![]() 『玉依の花』に願い事を書いて。 ![]() 「信功院跡(しんこういんあと) 修禅寺の八塔司(たっす)の一つである信功院のあった所です。 建久四(一一九三)年、源範頼は兄である頼朝の誤解により、この信功院に幽閉されました。 翌年、梶原景時率いる五百騎の不意打ちに合い、範頼は防戦の末に自害したといわれています。 信功院は後に庚申堂となり、今は文政元(一八一八)年建立の庚申塔が一基残っています。」![]() これが「信功院跡」の「庚申塔」。 ![]() さらに両脇の杉の大木を見ながら石段を上って行った。 ![]() そして石段を上りきると狛犬が迎えてくれた。(阿形像)。 ![]() 吽形像。 ![]() 手水場は巨石を彫り込んで。 ![]() そして「日枝神社」の「社殿」。 ![]() 「拝殿」前には石灯籠が対で。 ![]() 「拝殿」の大きな注連縄には太房が3本。 ![]() 「本殿」を見る。 ![]() 右手にあったのが「イチイカシ」。 ![]() 「日枝神社のイチイカシ 静岡県指定天然記念物(ブナ科) 昭和32年5月13日 文化財指定 根廻り5.5m、目通り4.5m、樹高25mの大木、一位樫は九州地方に成育する木で伊豆には珍しい。 日枝神社は修禅寺の鬼門に当たり、弘法大師の建立といわれる。明治初年(一八六八)の神仏混淆 境内には杉の大木、欅、槙等が亭々(ていてい)とそびえ立っている。」廃止令(神仏分離令)により分離されたもので、もとは修禅寺の山王社であった。 ![]() 「静岡県指定 天然記念物 日枝神社のイチイカシ」碑。 ![]() 絵馬掛所(えまかけどころ)。 ![]() 「夫婦杉」。 ![]() 「夫婦杉(子宝の杉) 天に向かって真直ぐに聳え立つごく稀なる根幹が接合した樹齢八百年の杉。 夫婦円満や子宝を夫婦杉にお祈りください 子は夫婦の鎹(かすがい)」。 ![]() 「夫婦杉」を見上げて。 ![]() 隣にも1本。 ![]() これも根幹が接合しているようでであるので「不倫杉」か? ![]() 「拝殿」奥にあった「征清軍士昭忠之碑」。 明治29年建立。 明治27年から28年にかけて行われた日清戦争の慰霊碑です。 第11代・13代・15代と三度内閣総理大臣をつとめた、陸軍中将従三位勲一等 桂太郎 の名前が刻まれていた。 ![]() 奥の高い場所には滝の姿も。 ![]() 再び「本殿」を逆側から。 ![]() 「社務所」。 ![]() 最後に再び「日枝神社」の「拝殿」を振り返る。 ![]() 県道18号線に戻ると、左側に「虎渓橋(こけいばし)」、別名:あこがれ橋を見る。 ![]() 「虎渓橋(あこがれ橋)の橋紋」。 「虎渓」の文字が、下部にデザインされていた。 ![]() ・・・もどる・・・ ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.03.22 09:06:21
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