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JINさんの陽蜂農遠日記

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2022.12.24
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カテゴリ:国内旅行
この日は11月15日(火)。
今年の紅葉狩りとして、いつもの旅友と栃木、群馬県にある続日本百名城そしてその途中にある
寺社・そして紅葉めぐりに1泊2日の予定で、車で向かったのであった。
茅ヶ崎の旅友の家を、早朝6時に出発し、新湘南バイパス・茅ヶ崎西ICから圏央道に向かう。
そして圏央道をひたすら北上し埼玉県内を進む。



白岡菖蒲ICを通過する。



久喜白岡JCTから東北自動車道に。



羽生PAにてトイレ休憩と朝食用のオニギリを購入。



羽生PAの上りには江戸の町が広がっているが、下りには何があるかと言えば、
「洗練された粋な和風モダン」をコンセプトにした商業施設「Pasar(パサール)羽生」が
あったが、先を急ぐ。



そして利根川に架かる「利根川橋」を渡る。



下路平行弦ワーレントラス橋(8スパン)、全長640m  建設年:昭和47年(1972)。
垂直材なしの溶接構造は珍しいのでは。





そして佐野藤岡ICに向かって進む。



佐野藤岡ICのETC専用出口から出て栃木県道75→270号線を進み、県道141号線・
唐沢山公園線を北上する。
時間は8:44。



正面に標高242mの「唐沢山」が姿を現した。



唐澤山登山口に立つ石鳥居が正面に。



その右側には「露垂根神社(つゆしねじんじゃ)」の石鳥居も姿を現した。



車を駐め、この日の最初の散策。雨はほとんど止み、傘無しで動き始めた。
「唐沢山県立自然公園」案内板。
「唐沢山県立自然公園は、唐沢山を中心とした自然公園です。
断崖と深い谷に囲まれた唐沢山は、関東の七名城の一つとして有名な藤原秀郷の居城跡で、
今も当時の面影を残す遺跡や伝説が数多く残されています。また、周囲が平地であるため
眺望が良く、サクラやツツジの名所でもあります。
公園を利用するときは自然環境を壊さないように注意しましよう。景観を変える行為をする
場合は、栃木市または佐野市の許可や届出が必要です。」



唐沢山城の登り口に鎮座する石鳥居を再び。



石鳥居の横にあったのが「別格官幣 唐澤山神社」碑。



その右横にあった「露垂根神社」の参道入口。



石灯籠(右)。



石灯籠(左)。



社号標石・「露垂根神社」。



石鳥居。注連縄は緩め。



扁額「露垂根神社」。



「石鳥居建設碑」。



石段の先に拝殿。



狛犬(右)。



狛犬(左)。



右手に「手水舎」。



正面に「露垂根神社」の「拝殿」。
天慶五年(942)藤原秀郷が安芸国厳島神社を勧請。
慶長年間(1596−1615)現在地に遷座
御祭神:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。



明治40年 落成記念 と。
藤原秀郷の姿であろうか?
天慶の乱で平将門を滅ぼした武将。藤原秀郷はこの功績を認められ、下野国の守護を任される
ようになり、唐澤山城は700年に渡って子孫の居城であったのだ。



こちらにも。



「拝殿」の右側には苔が生えて。



胴羽目は三面合わせて「竹林の七賢(ちくりんのしちけん)」。
中国晋(しん)の時代に、俗世間をさけて山中に隠遁し、礼節を捨てて竹林に会し、
清談に明け暮れたといわれる隠士七人の総称。
阮籍(げんせき)・嵆康(けいこう)・山濤(さんとう)・向秀(しょうしゅう)・劉伶(りゅうれい)・
阮咸(げんかん)・王戎(おうじゅう)のこと。
ひなびた場所の神社にふさわしくない?ほどの色彩なのであった。



ズームして。



「拝殿」の裏側。
俗世間を避け竹林の中で清談した7人の隠者たちの姿であると。
脇障子は「竹林の虎」。



ズームして。
「三国志」で知られる三国時代に世の中の不条理を嘆いた七人の賢人たちが竹林で
酒を飲み交わし、琴を弾き、浮世を離れて清談にふけったといわれています。
古来、「竹林の七賢人」の故事は、画や彫刻のモチーフとして多く用いられているのだ



「拝殿」の左側。



ズームして。



「拝殿」の右側の石祠群。



無名の石祠には注連縄と紙垂(しで)が。



ここにも小さな社が。



「拝殿」前のピンクの山茶花(サザンカ)の花。



雨に打たれて「山茶花」の花びらは落ちて。



「露垂根(つゆしね)神社由緒」案内板。



「露垂根神社由緒(明神様)
社紋  揚羽蝶
主祭神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
配神  天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
    素戔嗚尊(すさのおのみこと)
例祭  四月第三日曜日
旧社格 村社
「由緒沿革」
    天慶五年(九四二)藤原秀郷唐沢山城に際し大炊きの井の守り神として安芸国厳島大明神を
    唐沢山上に勧請。
    以後代々城主が崇敬し数度再建修復された。大永年間に笠松山中腹に奉移し、数度の修復
    再建を経て慶長元年(一五九六)城主佐野信吉の時現在の地に遷座した。唐沢山城破却後も
    多くの尊崇を集め、寛永十二年(一六三五)徳川家光の折この地方を収めた井伊直孝が
    再建立した。寛保三年(一七四三)氏子一同で拝殿を建立し露垂根大明神として崇拝した。
    明治の神仏分離令により明治五年露垂根神社と改称し村社に加えられた。明治四十一年
    氏子一同で茅葺屋根の拝殿を瓦葺に改修し、大正八年指定村社に列せられる。
    平成元年四月御大典記念として上富士町・下富士町氏子一同の奉賛により整備事業を
    行う。本殿の東・北・西の三壁に大変珍しい「竹林の七賢」の彫り物がある。」
「竹林の七賢について」
    中国晋の時代に、洛陽の竹林に集まった七人の隠者。名前は、阮籍(げんせき)・
    嵆康(けいこう)・山濤(さんとう)・向秀(こうしゅう)・劉伶(りゅうれい)・
    阮咸(げんかん)・王戎(おおじゅう)の七賢人で彼等は俗世間を離れ、心の赴くままに酒を
    飲み、詩を作り、老子・荘子の思想に浸って清談するという日々を送ったといわれる。
    彼らの俗世から超越した言動は、悪意と偽善に満ちた社会に対する慷慨(憤り)と、その
    意図の韜晦(人々の目をくらます事)であり、当時の知識人の精一杯で命がけの批判表明と
    賞される。
                                      露垂根神社」


境内の桜の老木の先にも白き建物があった。境内社であっただろうか?



近づいて。南京錠がかかっていた。



藤原秀郷公の家紋「揚羽蝶紋」であろう。
この後、唐沢山城の御城印をいただいたが、それにも同じ家紋印が押されていた。
平安末期の平氏の一門がこの紋をよく用いたとのことだが。
図案としては、左右対称に羽を広げたものや、羽を閉じて上に上げている様を横から
みたものがあるとのこと。



右側には石祠、石碑がそれぞれ2基。



左側にも石祠が。すべて境内社なのであろうか。



鞘堂に覆われた「四十九膳神社」。



扁額「四十九膳神社」。
脇の石に「青面金剛」と刻まれていたが、初めて見る神社の名前であったが詳細は?



こちらの石碑の正面には「明治三十七八年戰役紀念碑 公爵 大山巌書」と。
日露戦争の戦役紀念碑。
左手は「石橋架設記念碑」。



「露垂根神社玉垣等建設寄附者」碑。



「神楽殿」。



「露垂根神社
 慶五(九四ニ)年、藤原秀郷公が安芸国厳島大明神を唐沢山に勧請。大永時に笠松山の中に
 奉移し、慶長時に現在の所に遷座れさた。
 明治五年、露垂根大明神を露垂根神社と改称し、村社に加えられた。
 大正八年、神饌幤帛料指定村社となった。
 本殿の東・北・西の三襞に「竹の七賢」の影刻がある。
 主祭神 市杵島姫命
 配神  天照皇大神 素戔鳴命」
通常、神社では複数の神を祀っている。
その中で主として祀られる神を主神(しゅしん)・主祭神(しゅさいじん)、それ以外の神を
配神(はいしん)・配祀神(はいししん)・相殿神(あいどのしん)などというのだ と。



「唐沢山県立自然公園ハイキングコース案内」板。
栃木県立自然公園となっている「唐沢山県立自然公園」内の唐沢山にある山城跡が
「唐沢山城跡
と呼ばれているのであった。
戦国時代佐野氏が居城し、慶長7年に佐野城(現城山公園)への移転に伴い廃城になった。
現在、唐澤山神社本殿がある本丸を中心に山全体に遺構が広がっているのであった。



そして、車に戻り「唐澤山城跡」を目指したのであった。


                 ・・・​つづく​・・・






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Last updated  2023.01.02 05:27:43
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