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JINさんの陽蜂農遠日記

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2023.09.29
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カテゴリ:JINさんの農園
「烏森神社」の通称で親しまれる皇大神宮(鵠沼神明2の11の5)でこの日、8月17日(木)、
例大祭が行われたので久しぶりに訪ねたのであった。新型コロナ禍の影響で4年ぶりの開催
「那須与一」「源義経」「浦島太郎」など、歴史や伝承にちなんだ高さ8mにもなる人形山車
9基が揃い踏み。明治中期に九つの氏子会が製作したもので、藤沢市重要有形民俗文化財にも
指定されているのである。
屋台にも精巧な彫刻が施された山車が参進する様子は圧巻で、「県下で最も盛観を誇る」祭りと。
従兄弟の家の駐車場に車を駐車させて頂き、「皇大神宮」に向かう。
かつてはこの杜の周辺に多くの烏(からす)が生息していたことから、「烏森神社」と呼ばれる
ようになったのだ。
「皇大神宮」の一の鳥居前に到着。



記念碑」。



記念碑
それ 當社寶前の舊鳥居は昭和十年鵠沼出身にして横須賀在住の篤志家関根治郎吉氏をはじめ
幾多有志の絶大なる努力によりて奉献せらりしところなり爾來星霜を閲して風雪の削磨に朽ち
あるひは 神徳を害せむことを畏るすなはち總代山上八造氏を中心に多数氏子の熱望を凝らし
再建の機運ここに熟して昭和三十五年十月起工の式を擧げ同三十六年春正月吉朝威容湘南の空を
壓して竣成せり慶喜何かこれに過ぎむ 希くは 神霊嘉納してとこしへに平和繁榮の惠澤を
垂れ給はむことを いささか蕪辞をつらね來由を記すと云爾
昭和三十六年一月十七日 関根善之助撰」
【当社前の旧鳥居は、昭和10年、鵠沼出身で横須賀に住む篤志家である関根治郎吉氏を含む
多くの熱心な支援者たちの協力によって捧げられました。長い年月が経ち、風雪にさらされて
朽ち果ててしまいましたが、その中で神徳を傷つけないように恐れ、総代山上八造氏を中心に
多くの信者たちの熱望が集まり、再建の機運が高まりました。それにより、昭和35年10月に
起工式が行われ、翌昭和36年春正月に竣工しました。その荘厳な姿は、湘南の空を圧倒し、
その威容は、まさに大きな喜びであります。神霊を崇拝し、平和と繁栄の恵みを祈り願う
ものであります。
以上、拙文を用いてその由来を記しました。
昭和36年1月17日
関根善之助】

関根善之助氏は我が高校時代の師である。



社号標石「皇大神宮」



「道陸神」碑
「道陸神」は道祖神とも呼ばれ、悪霊が侵入するのを防ぎ、通行人や村人を災難から守るために
村境・峠・辻などに祭られる神様。



この日は午後2時、宮之前町内から順番に人形山車が参進。3時頃境内に勢揃いするのだ。
出発を待つ9基の人形山車が揃い、JR東海道線に突き当たる日本精工(株)藤沢工場の裏の
藤沢232号線で出番を待っていたのでそちらに向かう。
時間は13:40。



『​人形山車​』👈リンク が宮入の順番通りに並んでいたので、順番にデジカメに収める。



別の場所から人形山車の姿を。



皇大神宮の9台の人形山車は,明治中~後期に作成されたもので、三層式、総高約8メートル、
人形が飾られ、屋台には精巧な彫刻が施されている。 
かつての例祭では、各町内からお囃子の音とともに9台の人形山車が境内に集まったと
いいますが、今は交通事情などのため、境内の山車庫に収められています
現在の例祭では、数百メートルほど離れた路上に九台の人形山車が並べられ、1時間半~2時間
ほどかけて境内まで参進して来るのです。
藤沢市重要有形文化財に指定され、「かながわのまつり50選」にも選ばれている祭り。

人形山車一覧表。(Wikipediaより転載)



神奈川県最大の山車祭として知られているこの祭の一番山車は
一番 宮ノ前 那須与一』。
宮ノ前町内は、地名からも判るように皇大神宮境内を含むお膝元の集落で、
代々の神主も住んでいた町とのことで、そして源平合戦の屋島の戦いで活躍した
この那須与一が弓と矢をこの神社に奉納したとも伝えられているのです。
併せて、所領の那須野百石を寄進していると。



宮之前町」の提灯が一対。
人形山車の囃子の座・屋台では太鼓や横笛のお囃子の音が賑やかに。



那須与一は、源氏と平家の「屋島の戦い」にて、平家が立てた扇の的を、見事射落としたことで
有名な源氏方の武士。
与一は、馬を海に乗り入れたが、扇の的までは、まだ40間余り(約70メートル)もあり、
しかも北風が激しく吹いて扇の的は小舟と共に揺れていたと。
「南無八幡」と心に念じた与一が渾身の力で鏑矢を放つと、矢はうなりを立てて飛び放たれ、
見事に扇の要(かなめ)近くに命中。
扇は空へ舞い上がり、ひらひらと海へ落ちたと 有名な話。



上段四方幕に描かれたいるのは、屋島の戦いで活躍する那須与一の姿。



この後、屋根の上で獅子舞を披露するのであろう。
緑の「獅子油単(ししゆたん)」。



こちらは赤の「獅子油単(ししゆたん)」。



二番 上村町 源頼朝』。
上段四方幕には白き富士山と虎の姿が描かれていた。



破風屋根正面中央。

DSC00579_R.JPG

「上村町」の提灯。
人形山車の囃子の座・屋台。



源頼朝像をズームして。
紫の御祭禮幕には源氏を代表する家紋と思われている「笹竜胆」が。



平安末期から鎌倉初期の武将で、父源義朝が平治の乱に敗れると伊豆の国に流されます。
やがて北条氏の力を借り平家打倒の旗揚げをして歴戦勝利、壇ノ浦で平家を滅ぼして鎌倉幕府を
開きます。
山車装飾では一人立ちの頼朝人形だが、彫刻はほとんどが建久4年(1193)の富士の巻狩り
シーンであると。




三番 清水町 神武天皇』。



上段四方幕には清水町の「清」の文字と龍の踊る姿が。

DSC00557_R.JPG

破風屋根と囃子の座。



破風屋根正面中央。

DSC00580_R.JPG

神武天皇像



人形は、神武東征神話のなかの象徴的な場面である金鵄(きんし:金色のトビ)が
とまった弓を手にしていた。
神武天皇が大和(やまと)の実力者である長髄彦(ながすねひこ)と戦って勝てなかったとき、
金色の鵄(とび)が天皇の弓弭(ゆはず・弓の両端の、弦の輪をかける部分。)に止まって
雷(いかずち)のように輝いたため、賊は眩惑(げんわく)されて戦意を失い、
天皇は大和を平定出来たと。
胸には三種の神器の八咫鏡(やたのかがみ)?をぶら下げていた。
八咫鏡は天照大神が天の岩戸に隠れた岩戸隠れの際、作ったという鏡。



四番 宿庭(しゅくにわ)町 源義経』。



破風屋根正面中央。



平安時代末期の武将。鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟。
河内源氏の源義朝の九男として生まれ、幼名牛若丸と呼ばれた人物。
こちらにも「笹竜胆」が。
ジンギスカンの紋章がこの笹竜胆に酷似しているので、ジンギスカン=源義経 説の
一つの根拠になっているとのことではあるが・・・・・。





破風屋根と囃子の座。
提灯には「左三つ巴」の紋が描かれていたが、理由は?



五番 刈田町 徳川家康』。



上段四方幕には黄金の徳川の「丸に三つ葉葵」のご紋が。



破風屋根と囃子の座。



徳川家康像。
徳川家康は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・戦国大名。
もちろん260年続く江戸幕府の初代征夷大将軍。



ズームして。



六番 大東町 楠木正成』。



破風屋根正面中央。



楠木正成は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。
建武の新政の立役者として足利尊氏らと共に活躍して天皇を助けた。
尊氏の反抗後は南朝側の軍の一翼を担い、湊川の戦いで尊氏の軍に破れて自害。



破風屋根と囃子の座。



後醍醐天皇は皇室の御紋章である菊紋を楠木正成に与えたのだ。
ただし正成以後楠木家は、天皇とおなじ菊の紋を持つことは畏れ多いと、
菊の下半分に水の流れの図を添えて菊水紋としたのだ。
上段四方幕にはその菊水紋が描かれていた。

DSC00563_R.JPG

楠木正成像。



七番 中東町 浦島太郎』。



破風屋根正面中央。

DSC00586_R.JPG

同じく
上段の四方幕には竜宮城も描かれていた。
小田急線江ノ島駅はこの絵からの意匠なのか?

DSC00564_R.JPG

破風屋根と囃子の座。



漁師の浦島太郎は、子供達が亀をいじめているところに遭遇する。
太郎が亀を助けると、亀は礼として太郎を竜宮城に連れて行く。
竜宮城では乙姫が太郎を歓待する。しばらくして太郎が帰る意思を伝えると、
乙姫は「決して開けてはならない」としつつ玉手箱を渡す。
太郎が亀に連れられ浜に帰ると、太郎が知っている人は誰もいない。
太郎が玉手箱を開けると、中から煙が発生し、煙を浴びた太郎は老人の姿に変化する。
浦島太郎が竜宮城で過ごした日々は数日だったが、地上では随分長い年月が経っていた・・。
という話。
中段四方幕にはその亀の姿が描かれていた。
釣り竿を右手で担いでいる若くてイケメンの浦島太郎。



八番 原町 日本武尊』。



破風屋根と囃子の座。



破風屋根正面中央。



『日本書紀』では主に「日本武尊(やまとたけるのみこと)」
『古事記』では主に「倭建命(やまとたけるのみこと)」と表記される
古代日本の皇族(王族)。
第12代景行天皇皇子で、第14代仲哀天皇の父にあたる。
熊襲征討・東国征討を行なったとされる、日本古代史上の伝説的英雄。



日本武尊像。



九番 堀川町 仁徳天皇』。



破風屋根をズームして。



破風屋根と囃子の座。



仁徳天皇像。
手をかざして、かまどの煙を見る仕草を現しているのであろう。
仁徳天皇の四年、天皇が難波高津宮から遠くをご覧になられて
「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。
都がこうだから、地方はなおひどいことであろうと仰せられ「向こう三年、税を免ず」と
詔されたと。



お顔を。




                 ・・・​つづく​・・・



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Last updated  2023.09.30 07:12:15
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