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カテゴリ:JINさんの農園
この日は10月29日(日)、藤沢市片瀬にある龍口寺は日蓮宗の寺院で、日蓮にまつわる4つの
受難のひとつ、龍ノ口法難👈リンクに関わる地にある。境内には神奈川県では珍しい五重塔や 白亜の仏舎利塔があり、また、大本堂には藤沢七福神のひとつである毘沙門天も祭られている。 季節に応じたさまざまな行事も行われるが、今回はこの日に行われた「龍の口竹灯籠」に 行ってきました。 藤沢駅から江ノ電にて向かいました。 ![]() 日蓮の弟子日法が1337年(延元2年)に龍ノ口法難の霊場であるこの地に堂宇を建立し、 日蓮の像を安置したのが始まりといわれています。その後信者であった島村采女が1601年 (慶長6年)に土地を寄進し、本格的な寺院としての格式が整えられました。 龍口寺は、江ノ電・江ノ島駅および湘南モノレール・湘南江の島駅近くにある日蓮宗の寺院。 「江ノ島」駅で下車。 ![]() 龍口寺に向かって、国道467号を歩く。 「瀧の口竹灯籠」と書かれた幟。 「瀧の口竹灯籠」とは、龍口寺境内に並べられたおよそ3千基の竹灯籠に灯るろうそくの光の中、 本堂前に施餓鬼壇を設けて、参詣者の先祖や亡くなった方の供養を行うのです。 例年8月に行われていましたが、昨年・2022年からは10月下旬の開催となりました。 ![]() 時間は16:59。少しずつ暗くなって来ました。 ![]() 「瀧の口竹灯籠」と書かれた行灯が歩道横に。 青海波(せいがいは)の模様。 この柄の発祥は古代ペルシャとされています。 シルクロードを経て日本に伝わったのは飛鳥時代、平安時代に書かれた源氏物語の中に 『青海波』という雅楽を舞う若き光源氏の姿が描かれているとのこと。 この神楽を舞う舞人の衣装の柄が青海波で、青海波の名はこの神楽に由来すると言われている と。 ![]() そして左にあったのが「龍口明神社(元宮)」。 龍口明神社の創建年代は、ここ片瀬・津・腰越の境界地(龍口明神社元宮地)に欽明天皇13年 (641)創建、江島神女の霊感により降伏した五頭龍を祭神としています。 明治維新後の社格制定に際して村社に指定されていた。昭和53年、鎌倉市腰越1548-4へ 遷座しているのだ。社殿の姿は既に無く。 ![]() そして「龍口寺」に到着。 藤沢市片瀬3丁目13。 ![]() 「龍口寺」と彫られた竹灯籠には既に灯りが点っていた。 ![]() 「仁王門」横の「瀧口会館」に向かう石段にも一面に竹灯籠が。 ![]() 近づいて。まだ暗さが足りないので最後にもう一度訪ねることに。 ![]() ![]() こちらの竹灯籠には「龍」の姿が。 ![]() 様々な紋様が輝き始めていた。 ![]() 今年の「第十三回瀧ノ口竹灯籠」のポスター。 2023年10月29日(日)、龍口寺境内にて午後五時~午後八時まで開催と。 ![]() 「龍ロ寺境内に並べられた約3,000基の「竹灯籠」に灯るロウソクの光に包まれながら 本堂前に施餓鬼壇を整え、参拝の方々のご先祖様や、亡くなられた方のご供養または お願いごとなどの祈願を行います。 竹灯籠の灯りが描き出す幻想的なタベを大切な人とお楽しみください。」と。![]() 「瀧の口竹灯籠会場図 会場内は一方通行です。矢印に沿ってお進みください。」と。 ![]() 「七面大明神例大祭」案内。 七面大明神は法華経を信仰するものを守護し、苦しみを除き安らぎを与える神様です。
例祭では加持祈祷を行い、七面大明神の御守護をお受け戴きます。 どなたでもご奉拝下さい と。 ![]() 「竹灯籠 受付」、1基 1000円と。 ![]() 山門の手前右側に黄色いテントがありここが受付。 灯籠代金(千円)を支払い申込用紙に必要事項(住所・氏名・電話番号)を記入し、「供養」 または「祈願」の各項目のうちのいずれかひとつを選ぶのであった。 ![]() その横では、和太鼓の演奏が。 太鼓集団「ふじ」と。 ![]() 2009年8月に藤沢市で誕生した太鼓グループ。その名もズバリ藤沢の「ふじ」!! 太鼓集団「ふじ」のプロデューサーは、FIFAサッカーW杯公式閉会式にて日本人初の2大会連続で 演奏した、世界的な太鼓ドラマー“ヒダノ修一”。 藤沢市のPRと活性化の目的のために発足した「ふじ」は、太鼓演奏を通じて多くの人々との交流を 持ち、藤沢の更なる認知度アップを目指します。 現在は藤沢市内外の各イベントに出演し、活動しています。 太鼓集団名の「ふじ」は日本一の富士山と藤沢の「ふじ」。また「ふじ」は当て字だが「不二」と いう意味も含んでいて、「二つとない」団体という意味もある。 「ふじ」の花言葉も「歓迎」「恋に酔う」など良い意味が多く、また「4月1日」の花でもあり、 「4月1日」=始まりという意味もあって、今回新たに結成した団体が「始まる」という意味から 「ふじ」と名づけているとのこと。 ![]() 太鼓集団「ふじ」が本堂内でライブ演奏と。 ![]() 藤沢市消防局の防水用水槽のマンホール蓋。 ![]() そして仁王門の仁王像のお顔をズームして。 阿形像。 ![]() 吽形像。 ![]() 石段の上に「山門」。 ![]() 扁額「龍口寺」。 ![]() 山門には、中国の故事に由来する素晴らしい木彫りの見応えある彫刻の美が。 黄石公(こうせきこう)と 張良がついに兵法の奥義を授かる話。羽目板彫刻では定番。 ![]() ??? ![]() 襄子(じょうし)の衣服を切る予譲(よじょう)。何度も襄子の暗殺を試みるが失敗し、 とらわれの身となった予譲が最後に襄子の服を貰い受け、その衣服に三回切りつけて主君智伯の 無念を晴らし自決する、という話。 ![]() 三国志演義の桃園結義かも知れません。 左から長髭の関羽 長耳の劉備 虎髭(には見えないけど)の張飛ではないでしょうか。 ![]() そして山門を潜ると、目の前には境内一面の竹灯籠の世界が広がっていた。 ![]() 約3000基の竹灯籠が所狭しと並べられ、本堂や五重塔と共に幻想的な空間を創り出して いたのであった。 ![]() 竹灯籠一つ一つには、本物の蠟燭の火が灯されて。 ![]() 山門の先で留まり、しばし幻想的な竹灯籠を我がデジカメで追ったのであった。 ![]() ![]() 本堂を見る。 ![]() 本堂右奥には「五重塔」。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「龍口寺 総受付」への建物への石段の上にも。 ![]() 正面から。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.24 07:23:59
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