2003年4月1日札幌市東区に誕生した地域FM局「さっぽろ村ラジオ」。
その5月の土曜日朝8時から毎週正確には58分間放送されているのが 「クラシックの愉しみ」。 構成、音源すべて自前持込、ミキサーの若い女性!を相手に台本なしの曲間トーク。 いくらクラシック音楽好きが1000人に1人くらいの超マイナーな ジャンルとは言え、こんなに自由にやらせてもらっていいの? でも自分では毎週結構考えて選曲してるつもりなんだよね。 で、放送には表れないところも喋りたくなった、かな。 クラシックとよばれる分野の音楽はご存知の通り長い曲が多いわけで、 1時間番組としてはそもそも無理が多い。 そこに毎週何をかけるか?バラエティも必要だし、なんとなく統一感もありたい。 週末の朝からあんまり重たい曲ばかりもいかがなものか? 演奏者によって雰囲気も演奏時間もかなり違うのがクラシックの特性なので、 誰の演奏を使うか選択肢も多い。録音も出来れば良いにこしたことはない。 中学生の頃から今日まで、いつのまにか溜まりに溜まってしまった!? LPとCDが多分7000枚くらいあるとはいえ、 当然何から何まで揃っているわけではなし、 あくまでも自分のレパートリーの範囲での選曲になるのはしょうがない。 所詮素人の愉しみなんだから。 ということで、これから毎週の選曲にまつわるアレコレを書いてみます。 まあ、その他音楽に関する雑談も当然載ることになるでしょうが。
テーマ:好きなクラシック
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友情客演指揮者という、類例のないポストに就いた広上淳一の指揮で、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲と、実演では珍しい「惑星」。
ヴァイオリンはダニエル・ホープという40代のイギリス人。ボーザールトリオのメンバーだったこともあるらしいが、さほど魅力的なヴァイオリニストでもなかった。コルンゴルトの実演は、定期で2回目らしいが、前回の記憶がない。いかにもハリウッド映画という音調が特徴的。 アンコールがあって、本人紹介ではイミテイションオブベルと聞こえたが、終演後の板書にはヨハン・パウル・フォン・ウエストホフという作曲家のソナタ第3番第3曲とあったが、細かい音型が続く面白い曲だった。初めて名前を聞く、この作曲家のことは、まだ調べていない。 惑星は、巨大な4管編成の迫力は、やっぱり大したもの。広上のたっぷりしたテンポが、楽曲のスケールを更に巨大にした。聴けて良かったと思う数少ない演奏会のひとつになった。 以前から、この人に札響の常任になってもらえたらいいのにと思っているんだが、その想いはますます強い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 22, 2017 06:46:10 PM
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